【メンバー列伝⑨】たかみなのラストチルドレン(いちごちゃんず:15期生) | とんとんの 堂々!DD宣言!

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【シリーズ メンバー列伝】

16期研究生の未来とは?

不遇のドラフト2期生

忘れられた台湾オーディションメンバー

忘れ物は見つかったかな?(バイトAKB)

超新星のごとく一瞬の輝きを放った主婦(大人AKB)

会いに行くアイドル(チーム8)

大組閣の功罪(移籍組)

希望的ドラフト1期生

たかみなのラストチルドレン(いちごちゃんず:15期生) ←new

⑩峯岸チルドレン(14期生・13期生)

⑪大場チーム4の悲運(9・10・11・12期生)

(以下、順次追記)

 

 

 

AKB加入時期ごとのメンバーに オレ的 スポットライトを当てる 【シリーズ メンバー列伝】

今回は、このシリーズを始めるにあたってもしかしたら一番書きたかった期かもしれない。

せいぜい超長文にならないよう気を付けようとは思うけど (´・ω・`)

 

 

 

15期生、通称 “ いちごちゃんず ” と呼ばれる世代は『 次世代 』 と呼ばれ続けていたが、今ちょうど黄金期を迎えようとしているのではないだろうか。

こみちゃん(込山榛香 Team4⇒新体制ではチームKキャプテン)がプロレス興行の時にマイクパフォーマンスで言っていた

『次世代、次世代って言われているけど、“次世代”じゃない、“今”なんだ!』

をまさに証明しようとしている。

 

AKBINGO!の男装デート企画で 尻軽女っぷり(失礼! を披露してはいたものの

いやいや、そもそもこのぐらいの年頃はこういうもんでしょww

 

こみちゃん、最初の頃はファンからも 『 ビッチっぽい 』 『 こみはすぐ遊ぶ 』 なんて心無いことを言われていたようだが、ドキュメンタリー(AKB48 裏ストーリー)では『 それ(恋愛)だけは絶対にしないようにしよう 』  『いい意味で “ 期待 ” を裏切りたい 』 と言っていたのはすごく印象に残っている。

根はすごくまじめに、“ アイドル ” というものに対して真摯に向き合っているんだと思う。そういうところが評価されての、今回の組閣での新チームKキャプテン指名ではなかったのだろうか。

およそ彼女のイメージから合わない異動とも思われていたかもしれないが、オイラ的にはすごく納得のいく人事だった。

 

 

さて、“ 次世代エース ” と呼ばれていたメンバーはあまたといるが、15期生でのその筆頭は みーおん(向井地美音 チームK⇒新体制ではチームA)が上げられるだろう。

AKB48 44thシングル 『 翼はいらない 』 では、いきなりのセンター大抜擢で驚かされた。

…が、なぜかその後伸び悩んでいる。

昨年のシングル選抜総選挙では、まさかの選抜落ち…。

繰り返し言っているが、シングル選抜総選挙は単純な人気投票ではない、とするながらも一つの指標となっていることは明白である。

何が伸び悩んでいる要因なんだろうか。

やはり、AKBは真面目なメンバーは報われないのだろうか。

いい意味で言うと優等生。悪く言うと毒っ気がない。インパクトに欠けるんだろうね。

 

 

 

15期生そのものがオイラのアンテナに引っかかったのが、初代総監督 高橋みなみ(1期生) が卒業直前にプロデュースした特別公演の演目の一つ 『 いちごちゃんず公演 』 からだったなぁ。

個別では気になってた子がぼちぼちとはいたけど、ね。

全8公演中7公演はセットリストから演出からすべて たかみな がプロデュースしたのだが、この いちごちゃんず公演 に関しては

セットリスト、演出

お任せします!

なんとも思い切ったもんだ。

当時(ちょうど2年前の2016年2月)、15期生オーディションから3年が経った頃だったが、たかみな はそれまで いちごちゃんず とは深くかかわることがあまりなかったようだ(たかみなレーダーには何人か引っかかっていたようだが)。

この企画を通して、期待の若手に “ 何か ” を残したかったのだろう。

たかみな 『もっと早く、みんなとこういうことがやりたかったな…って…』

たかみなプロデュース『いちごちゃんず公演』より

 

 たかみなには感謝だよ、ホント。当時の最若手にアツいものを残していってくれた。

この公演を作り上げるにあたって、もちろんたかみなからの助言はあったものの、いちごちゃんず みんなで一丸となって作り上げていった…かというと実はそうではなかったらしい。

こみちゃんのドキュメンタリーでその時の様子が紹介されていたが、中心となっていたのは みーおん とこみちゃん ではあったものの、メンバー内でその熱量に大きな差があったようだ(あくまでドキュメンタリーで語られていた話ではあるが)。

 このままじゃ、せっかくのチャンスである公演が失敗に終わってしまう!

 そう思った こみちゃん、ついにみんなの前で爆発してしまうことに。

こみ『ただでさえ15期はダンスがへたくそじゃん。なのにさ、一生懸命やらないと絶対できないし…』

 

実は、15期はこういう温度差があるのは致し方の無いところでもあったりする。

というのも、オーディションを受けたのはもちろん一緒ではあるものの、8名の合格者(研究生として採用:市川・大和田・込山・佐藤・土保・福岡・向井地・湯本 お披露目は2013年6月5日)のほかに、5名の 『 仮研究生 』 が採用された(この中に、現 NGT48 ドラ2期生の荻野由佳もいた)。

この 『 仮研究生 』 、その後追加セレクションにより2013年10月28日に2名(大川、達家)が研究生へ昇格、さらに2014年4月14日にも2名(飯野、谷口)が研究生へと昇格することとなった(荻野はここで落ちることに)。

同期とは言え、お披露目(昇格)の時期が微妙にずれており、一番最後に研究生へ昇格した めぐちゃん(谷口めぐ)は当初、先に昇格した同期メンバーに対して敬語を使っていたそうだ。

 

さて、公演を前日に迎えての こみちゃん の爆発。このままじゃいかん、ということで、みーおん がいちごちゃんずのグループLINEでメンバーに呼びかけて、LINE上ではあるものの語り合ったようだ。

 

…まぁ、ドキュメンタリーなんでなんらかの演出的なものもあるだろうし、すべてが本当にここで語られてる通りだったかというと、オイラにはそれを確認するすべはない。

 

ただ、いちごちゃんず公演に関してはホントにいい公演だったと思う。

セットリストの最後の曲 『 青空のそばにいて 』 では、図らずしも涙ぐんでしまった。

少なくとも公演当日は15期生11人が同じ方向を向いて、まだまだ未熟ではあっただろうが一つのものを作り上げようとする “ 熱 ” があった。PCのモニター越しではあるものの、オイラはそれを感じることができた。

だから、この公演は時々観返している。

REVIVAL!!ON DEMAND では配信されていないのが残念でならない。この時キャプっといてよかったとつくづく思うよ。

 

 

…うぅっ…やっぱり結構長くなってしまったな。そろそろ〆るとするか。

 

 

卒業生は 

 

土保瑞希(2015年8月9日卒業)

15期生がオイラのアンテナに引っかかる前に卒業しちゃったから、よくはわからない(ぉ

 

 

大和田南那(2017年3月18日卒業)

ルックスは抜群によくて、15期の中では一番好みだった。…んだが、まぁ例のセンテンススプリングキャノン(は?)により卒業(一部では解雇とも)を余儀なくされることに。

どうやら性格的にも難があったようではある。

なーにゃのルックスにだーすー(SKE48 3期生 須田亜香里)のメンタルがあれば、最強アイドル爆誕!とまで言われていただけに、残念。

 

 

飯野 雅(2018年1月22日卒業)

いわゆる “干され” と言ってもいいのだろうか…。ただ、公演には一生懸命で、特に彼女が出演する 『 僕の太陽 』 公演が好きだっただけに、オイラ的にはよく見ていたメンバーだ。

卒業はモデルを目指すため、との前向きなもののようである(と信じたい)。これからも頑張ってほしいな。

 

 

現在、15期生でAKBに在籍しているのは 市川愛美(K)、込山榛香(4)、佐藤妃星(4)、福岡聖菜(B)、向井地美音(K)、湯本亜美(K)、大川莉央(4)、達家真姫宝(B)、谷口めぐ(A)の9名。

 

 

この中で りおりん(大川莉央 チーム4)

は、今まで2度ほど活動を休止している。右膝蓋骨脱臼のためだ。2015年5月2日より最初の活動休止。何度か劇場公演に一部出演したのち、『いちごちゃんず公演』より復帰するものの、7月20日の『僕の太陽』公演中に再発のため2度目の休養。このまま卒業してしまうのではないか? という心配もあったが(なんせ、みかちぃ の前例があるからね)、昨年6月5日に本格的に復帰してからは、トレーナーの指導のもと再々発予防に配慮しながら、無理のかからない範囲で劇場公演にも立ち続けている。

 

いちごちゃんず公演終了後の こみちゃん ドキュメンタリーにて、たかみなが彼女たちに向けて

『全員で生き残ってごらん』

と言っていた。

残念ながら、それから なーにゃ と みやび が卒業してしまったものの、残るメンバーはこれからのAKBを支える “ 主力 ” として、まだまだ頑張ってもらいたいものだ。

 

 

 

<参考資料>(順不同)

エケペディア AKB48のオーディション
 他、各メンバーページ
豆腐プロレス The REAL 2017 WIP CLIMAX(2017年8月29日 後楽園ホール スカパーにて中継)
AKBINGO! #330『AKB48メンバーがグループデート!』(2015年3月10日放送)
AKB48裏ストーリー『込山榛香、新たな希望』(2016年4月16日放送)
AKB48 44thシングル 『 翼はいらない 』
高橋みなみプロデュース『いちごちゃんず公演』(2016年2月18日 AKB48劇場にて/DMMにてLOD配信)
AKB48 チームB 7th 『ただいま恋愛中』公演 横島亜衿卒業公演(2017年6月5日 AKB48劇場にて/DMMにてLOD配信)

存在する理由 Documentary of AKB48

 

 

【卒業生追記】

2018年12月3日 大川莉央 が卒業しました。卒業公演はチーム4「手をつなぎながら」です。