破滅を呼ぶ未来道具【活動再開記念】 | EIGHTがゆく!!

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六年間の活動休止を経て、今年2022年より活動再開しました!

ご無沙汰な方も、はじめての方も、どうぞよろしくお願いします!

ご訪問していただいた方はどうぞごゆっくりしていってください♪

※旧タイトル『SHANがゆく!!』

 ねえ。●ラえもん。どうして未来の車にはタイヤがついていないの?

 

 22世紀の未来じゃ、環境のことを考えて二酸化炭素を出さないように様々な技術が開発されているんだ。車もその一つで、22世紀じゃ車はとってもクリーンな乗り物になっているんだよ。

 

 そうなんだ。でもさ、それだとおかしくない?

 

 何がだい?

 

 だって、あの秘密道具があればすぐに目的地にいけるのに、どうしてみんな車を使っているのかなぁって……

 

 ●び太くん……、この世には知ってはいけないこともあるのだよ……

 

 急にシリアスっ。

 

 どうも、エイトです(・∀・)ノ

 

 季節が進みましたね。地域によっては木枯らしが吹いて肌寒くなり、クローゼットから上着を引っ張りだされた方も多いと思われる中、忍び寄る腰痛の影に警戒をしながらトレーニングを再開した僕ですが、皆さんはいかがお過ごしですか。

 僕の部屋は本当に暖かくてですね晴れ 朝から昼過ぎまで延々と陽射しが入るため冬は暖房要らずのポッカポカなのですが、屋外との寒暖差でむしろ震えることも多く、また夏場はオート蒸し焼き機能が発動となるため、エアコンをつけないと死神の足音が絶えませんドクロ 冬本番を控え節電への声が上がりつつありますが、エアコンは上手に使っていきたいところです。

 

 

●超絶便利な未来道具

 

 さて。寒さはまだマシといえど、朝晩は冷え込んできました。昼間でも冷たい風は吹けば「うう~さむい~」と身を縮めることもしばしば。自宅から遠い職場・学校に通われている方はこれからつらい時期ですね。

 

 そこで思ったことはないですかはてなマーク朝起きて、いそいそと準備をしているとき、「ああ……どこでもドアがあればなあ……」と。僕の職場は家から近いのですが、大学は90分かけて電車通学していたので夏や冬になるたび考えていました。

 

 そこで【どこでもドア】とははてなマーク もはや説明不要かと思いますが、念のために説明しておきます。

 

 

 原作は藤子・F・不二雄であり、今では国民的アニメとなっている『ドラえもん』の秘密道具の一つで、ドアをくぐれば一瞬で目的地へ行けるという超便利アイテム。距離も時間も関係なし。必要なのはドアの前で目的をつげることと、この秘密道具を出してくれる22世紀のネコ型ロボットだけびっくりマーク

 

 後者がほぼ不可能になってしまいましたが、ドラえもんの秘密道具の中で、欲しいものランキング上位に食い込むことは間違いないでしょう。その圧倒的魅力は、やはり瞬間移動を可能にするという機能ビックリマーク

 

 これさえあれば何時間もかけて通勤・通学する必要がなくなります。たとえば〔朝9時出勤・通勤2時間〕の制約があるサラリーマンの方は、通勤時間がほぼ0に。満員電車に乗ることや車で渋滞することもなければ、朝起きる時間ももっと遅くできるびっくりマーク

 

 なんて魅力的な道具でありますか、【どこでもドア】万歳!!

 

 

 

●経済破綻への引き金

(※以下、筆者の妄想・想像となります

 

 この素敵な秘密道具。実際に開発されて大量生産されたら、世界は歓喜の声で包まれる……のでしょうかはてなマーク それは安易というもの。なぜなら、この秘密道具は多くの問題をはらんでいるのです。

 

 その一つに、交通事業への大打撃が予想されるという点。

 

 それはそうです。このドアが開発され、一般家庭に普及されるようになれば、自転車・自動車に乗ることはおろか、鉄道・航路・船舶といった公共交通機関を利用する機会も激減してしまいます。そうなると関連する事業は大赤字。大量のリストラを出さなければならなくなり、失業者が爆発的に増加する可能性がががガーンガーンガーン

 

 事態はそれにとどまらず、車両などの生産、販売にたずさわっている会社も影響は免れません。また、車両を使用しなくなることによってガソリンも売れなくなり、カーショップ等の専門店、あちこちに点在するパーキングもお役御免。

 そのように影響が連鎖していくと、最悪の場合、世界を巻き込む大恐慌へとなりかねない! 至る国で暴動が勃発し、軍隊が出動しなければならない事態になるやもしれませんゲッソリ

 

 さて。

 すさまじき経済崩壊効果と思いましたが、その心配は杞憂に終わる可能性が高い。その理由は、劇中に描かれています。

 アニメ『ドラえもん』の劇中において、ドラえもんは22世紀によく帰ったりしますが、その未来都市ではタイヤのない車が街中を走行しているのが多く見受けられます。そのことを考慮すると、22世紀では【どこでもドア】は開発されているものの、各家庭に広く普及されているようには見えません。

 

 もしかして庶民には手が出せないほど高額なのかはてなマークはてなマーク

 

 そう思い、調べてみました。『ドラえもんひみつ大百科』に載っている情報に間違いがなければ、お一つなんと64万円びっくりマーク

 

 いや、ちょっと待て。瞬間移動を可能にするシロモノが普通車よりも安い!? これだとテレビや洗濯機のように各家庭に一つあってもおかしくないことになり、恐慌が現実のものとなる可能性が……あせるあせる

 しかし、それすら些細に感じてしまうほど、事態は深刻であると我々は気づいてしまいます。

 

 

●世界を滅ぼす、亜空間ゲート

(※以下、筆者の妄想・想像が続きます)

 

 この【どこでもドア】にはいくつか設定があり、この世界と次元が異なる世界にはつながらないそうですが、地球とこの宇宙のある程度の場所までは行けるらしいのです。

 これは非常に危険な設定であるといえます。我々の多くは、日々安全な土地で生活を送っています。そこに天災・人災は起こり得るものの、比較的安全で、生命が危ぶまれる可能性は極めて低いといえるでしょう。

 しかし、このドアが開発され、それが人々の手に渡った時、我々の願う平和はもろく崩れ去ってしまうのです。

 

 この秘密道具の設定に則れば、つなげる場所に制限はあるものの、太陽や月、地球の海底にだってドアをつなぐことができるといえます。さあ、どこへ行きましょうか。たとえば、地球で一番深い海溝はマリアナ海溝で、深さは一万メートル以上。

 

 もし……万が一……ここに【どこでもドア】をつなげてしまうとどうなるのかはてなマーク もしこの秘密道具がエイトの手に悪しき手の者に渡り、「マイアナ海溝の底へつなげていただきたい」と告げようものなら……どうなるはてなマークはてなマーク

 

 とてつもない勢いで海水があふれ出す。

 

 その速度、驚くなかれ。マッハ29※びっくりマーク

 

 マッハとは音速(秒速平均340m)のことで、コンクリートを切り裂くウォータージェットですら最高はマッハ3。それにウォータージェットは、超加圧した水を小さい穴から出すことでこの威力を出している。しかし【どこでもドア】はドア枠全体から海水が飛び出す上にこの速度。コンクリートどころか、すべてをコナゴナする鉄砲水だ‼

 そうとは知らずドアを開けた自称ゲーム実況者は文字通り影も形も消え失せ、彼の元へおもむいた129.3kgの高性能ネコ型ロボットもただのスクラップと化してしまう。

 

 尊い犠牲の上に開かれた【どこでもドア】ですが……、このあとどうなる??

 

 

 開いたはいいが……そのあとははてなマーク 閉めることはできるのかはてなマーク できなければ、我々に栄えある明日は約束されません。なぜか。ドアからあふれ出てくる海水はいずれ海に戻り、再びドアから出てくるから。

 

 そう、ドアを閉めない限り無限に海水が出続けるびっくりマーク 

 

 そうなれば海水はエイト宅を粉砕しても尚勢いを止めず、建物を次々倒壊させ、町を、都市を、国をも巻き込む未曽有の大水害へと発展する可能性がっびっくりマーク

 

 そうなる前に、なんとしてもドアを閉めなければびっくりマーク というか、ドアから弾き出される超ウルトラ音速加圧水流に開き戸は耐えられるのか!? 開けた瞬間ぶっ壊れてすっ飛んでいくのではないか。奇跡的にドア枠だけ残ったとしても、そこに残るは未来の秘密道具ではなく、ただの亜空間ゲート。すずめにすら戸締り困難な破滅のドアとなってしまうのです。

 

 おそるべし【どこでもドア】ビックリマーク おそるべし22世紀の技術!!

 

 海底につなぐだけでこの始末。これを宇宙……太陽につなげたりするものなら……ッ!?

 

 こんな世界崩壊ほう助器具、64万で売っていいものではありません。あ、なるほど。世界を滅ぼす可能性があるから、使い手がネコ型ロボットに限定されているのかも。もしネコ型ロボットよりも先にこのドアが開発されたら国家で厳重に管理し、決してエイトの手に悪しき者の手に渡らないようにしていただきたい。

 

ダウンマッハ29という数値は、僕の愛読書『空想科学読本』より参考にさせていただきました。

 

 

●活動再開記念 第二弾

 

 さて。今回もご覧いただきありがとうございました。これを読んで懐かしさを感じる方もおられるのではないでしょうか。実は、これも活動休止になる前に投降した記事になりますニコニコ

 

 今では閲覧不可になっていますが、投稿したのはアメブロ二年目くらいの時で、数多く投稿した中でもより反響の高かったものです。以前ハロウィンの記事も再投稿しましたが、あれも当時はなかなか良かったものですねウインク

 

 内容は当時よりも加筆・修正していますが、大筋は同じになっています。なぜそのようにできるかというと、実は記事にしたのはデータで全部残していたのです。下書きをワードでつくってから、アメブロにて編集・完成させるという形を取っていましたので、それと元にして再投稿しているというわけです。

 

 今後も『活動再開記念』として、いくつか記事を再投稿していくつもりです。ちょっぴり長文なのがネックですが、また楽しんでいただければ幸いです。

 

 それでは、今回はこの辺で音譜

 また次回お会いしましょう(^^)/

 

 

ダウン早く4話目をっっビックリマーク