エルフェルトで婚活するということ | 初心者向けエルフェルトの話

初心者向けエルフェルトの話

エルフェルト使ってます。
今まで調べたり経験してわかってきた事を書いていきます。
誰か他の初心者の方や、飢婚者の役に立てば幸いです。

GGSTもはじめました。

皆様ごきげんよう。

突然ですが、格ゲーと英会話って似ていませんか?

 

閑話休題。

 

 

っていえいえ、閑話でも休題でもないんですよ。

私が思う格ゲーって、英会話と似ていると思うんです。

今回は初心者が最初に躓かないように、格ゲーってどういうことを楽しむものなのかを書きたいと思います。

何でかって?私が楽しみ方が分からなくて躓いたからです(苦笑

 

よく、コンボ練習したけど当たってくれない、とか、相手の起き攻めよくわからずやられた、

だから格ゲー面白くない!とかを聞きます。そしてそれに対しての返答としては、

相手を見ろとか、画面をみろとか、相手のキャラを知れとか、ですよね。

ただ、そういうのに納得いかない方も多いと思います。

私もほかのキャラクターの事まで勉強しないと戦えないなんて面倒くさい!と思っていました。

覚えたコンボを相手に入れてそれで勝てれば楽しいのでそれを求めていました。

なので、負けが込むと、なんでこんなに理不尽なんだと思ってはやめようと何回も思いました。

 

つまり、始めたころの私は、格ゲーで対戦をするというのは、

自分の好きな事(例えばコンボ)をただ相手に押し付ける事だけを考えていたんですね。

相手の隙をさがして、どういう連携を組めばコンボを入れられるのかだけをひたすら考えていました。

これでも確かに一定の勝利はできたんですが、でも一定以上はいきませんでした。

今思えば当然なんですが、自分のことしか考えていないので、状況の確認なんてできていません。

相手に同じ技を何度も出されて負ける、

ゲージがあるのに突っ込んでいって覚醒必殺技を食らう、

こちらのやりたいコンボがまるでばれているように通らなくて咎められてしまう。

などが頻発して、ろくに勝てませんでした。

 

要するに、自分のやりたいことだけをしようとしてるってことですね。

GGシリーズは攻めが強いので、攻めれば勝てるよ、というアドバイスも多く、

実際むちゃくちゃでも攻めていたら勝つこともあって、なかなか勘違いから抜け出せませんでした。

一方的にやりたい事だけをやろうとして、

相手が自分の思い通りの行動をしてこない事に腹を立てていたわけです。

けれど、この時点では、自分のコンボをいれるタイミングだったり、精度が悪いと思っていて、

ひたすらまたコンボだけを練習したりしていました。

勝てもせず楽しくもない暗黒時代です。

 

ここで私は考えました。

私はこのゲームで一体何がしたくてこんなにいらいらしながらも続けているんだろうか、

そもそもエルフェルトってどんなキャラクターで私はこのキャラクターとなにがしたいんだろうと考え始めました。

ええ勿論かわいい娘です。ええそうです正解です。

でもただ愛でていたいわけではなくて、エルフェルトで対戦をしたいのです。

では、そのかわいい娘は対戦に何を目的に出てくるのでしょうか。

…そうです、婚活しに来ているんです。
嫁or婿探しです。
相手をじっくり観察して伴侶として申し分ないのかどうか対話し、ハートを射止める為に手合わせをするのです。
 

そうすると、あれ?エルフェルトは相手を選びに出てくるのに、

自分が全く相手をみていないので、全然お見合いさせてあげられていないな、

という事に気づきました。そうか、エルフェルトっていうのは、

婚活に来ているのだから、私も相手を観察しなければいけないな、と。

 

そうして、ともすれば深夜の謎テンションみたいな、

格ゲー=婚活理論が巡り巡って、冒頭の英会話と似ているなという話にたどり着きました。

対戦は一方的な殺し合い押し付け合いではなく、対話なんですよね。

どんな技をしかけてきて、こちらの技をどう捌いて、そしてどう体力を奪ってくるのか、

それを探り合い互いに相手の出した技や行動から相手の意識の薄い部分を突いて勝利する、

これは、英単語(技)を覚えて、文章(コンボ)を作って、相手に話しかける、

または相手の単語や文章に冴えた返事(切り返し)をする、というのと似ているわけです。

どちらがより巧い会話を行えるかを楽しむという事です。


そう考えると、自分のキャラだけ知っていても勝てないってのはわかると思います。
相手は下手したらこっちのキャラの事を熟知しているのに、
こちらは知らないってなったら、もう勝負にすらなっていないし会話にすらならない。
相手の持っている単語(技)、文章(コンボ)、を覚えて、
こちらのものも覚えられている、という状態で、
相手から「how are you」とか「Where will you go?」
とか言われて、わー意味が分からないなんて返せばいいかわからない、
自分は「no」とか「I don't speak English」とか、

知ってる単語をただ連発するだけ。もはや会話ですらないですよね。

 

これに気づくまでは、自分はとても苦しみながらゲームをしていました。
・なんで相手はこっちの嫌なとこで暴れてくるのだろう。
・なんでこっちの択だけ通らないのに相手のは通るんだろう。
・なんて嫌な奴があいてだったんだろう。
なんて考えながら試合をすることもあって、本当に楽しくなかったです。
だけど、試合が終わった後に、相手と笑いながら握手をして、
ここがよかったねあれはすごいやりとりだったね、
なんて話しができるような、試合ってそういう相手との対話なんだ、
って考えるようになったら、とても楽しんで試合ができるようになりました。

「この人エルフェルトを知ってるなーよくこの隙間に暴れを入れてきたな!」とか、
「凄い!ここまで重ねても崩しを防ぐのか」とか、
「ここで暴れると思っていたよ読み勝った!」とか、
「何もできなかった、こちらの思考を読んだ素晴らしい連携だった」とか、
勝つことも負けることも楽しいって思えるようになりました。
まぁ、そりゃあ負けてばかりでは楽しくないですが、
それでも、負けた時に、次同じ事が起きたら逆択してみよう、同じ状況にならないように誘導してみよう、
って考えてると、次にやった時に意外と対処できたりする。
 

そういうのがゆくゆくは立ち回りと言われる様子見であったり牽制合戦や読み合いになっていくんだ、

って事がわかるようになりました。

 

そりゃあ、最初はまずコンボが出来るように(自キャラを動かせるように)が一番だとは思いますが、

結局、会話と同じで、その場の空気、言い方、相手によって、
同じ言葉でも印象や伝わり方が違うように、その場その場で、

通るコンボを選んだり、時にはアドリブでつないだりが必要になってきます。
そんな風に、どうやって動けば楽しく会話できるのかを考えるってのが大事で、
家庭用のお陰で、いとも簡単にいろんな人と対話できるって事が、格ゲーの魅力だと思えるようになりました。

 

というわけで、結構長くなりましたが、大事な話、

格ゲーは相手との対話なので、その対話を楽しめるようになりましょうね、というお話でした。

勿論、エルフェルト使いなら、目指すことは一つ。

いい男(女?)を捉まえて婚姻届けに捺印させることです!

 

最初は赤段、次は文字段と目指していき、最終的には闘神と結婚できるよう腕を磨いていきましょう。

「私が勝ったら、縁談を進めてくださいね。」