11月になりました。秋です。秋なので無水鍋というものを買いました。栗を炊いたり（鍋じゃないけど）枝豆をゆでたり。綺麗に使ったら半永久的に使えるらしい。この家よりも長生きしてくれ。
フタを使って焼き料理も可能。
お酒を貰ったり買ったり。
こういった感じの人がゴロゴロしにくるのです。
たまには外で食べたり。近所を歩くのも楽しい。
ロールスクリーンを買ってまだ付けてない。朝日が眩しく畳が焼ける。
もちろん遊んでるだけではなく、コツコツ土壁塗りもしています。全員クライミング経験があるので高い所や不安定な所もなんとかこなせる。
壁塗りコツコツ。
クライミングはするのに高所恐怖症で座りながら塗る人。
もちろん施主も、ファイブフィンガーでステミングしたりドロップニーしたり。
古い壁がどんどん綺麗に？なっていく。
初期に塗った壁も二度塗り。
なんということでしょう。
そして週末、ついに塗りが終わりました。最後に玄関周りの四面で締めました。色々な人が塗ってくれて色々な壁が出来ました。ありがとうございました。素人が中塗仕上げを綺麗にするためには、とりあえず早く塗る。薄すぎると小石やスサが目立ってボコボコになるのであまり薄いと綺麗にならない。なんどもコテで撫でていると、小石が出てきてガリガリ転がってキズみたいになってしまうし、コテ痕が着きやすい気がします。あくまで素人の場合。
完成！
そして週末、ご近所でまつられている弁財天の小さなお祭りがあって参加させてもらいました。
雨だったけど、ちゃんと神主さんが来る。弁財天さんは大正の頃からここにあるらしい。ご近所の方は、子供の頃から毎年やっていて、ずっと続いているみたいです。二十人ぐらいの町内。
事前に護摩木をいただいていたのでお願いと名前と年齢などを書く。
そして焼く。こんな狭い路地でか！まさかと思ったけど、やはりここでか。大丈夫か、京都の路地は狭い。
スルメを炙ったり昆布を囓ったり、お酒ものんだり。鯛とか大根とか。そもそもは五穀豊穣を願い、この日新米を供えて、それから新米を食べ始めるようです。秋です。真夏に始まった我が家の改修もやっと壁が終わった。もう寒いし壁、乾きませんが。
蜜柑を焼いてました。焼いたら不味いらしい。まだ食べていないけれど、風邪を引かなくなるらしく、薬みたいなものと聞きました。家の事を聞かれたり楽しく談笑しました。この町で生きていけそうな気がする。