雲 | 世界一周を夢見た男のblog

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世界一周しました

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長い旅をしていると、見ていて面白いのは雲です。日本に居ると大体見上げる事が多い雲も、標高が高い街になると見下ろしたり、中に居て真っ白で何も見えなかったり。
 
飛行機から絨毯みたいになってるのを見たりバスから眺めたり。長い移動の途中で見る雲は面白い。メキシコシティーは標高2000でペルーのクスコは4000だったと思うけど、今はメキシコの東の端まで移動するバスの中、雲の中だったり下だったりの場所。
 
一度、標高の高かったボリビアから出てきて、チリのアリカという海沿いの街まで移動している時。
ずっと雲の上をバスは走って居て、雲は下、当然上に居るから天気は良くて。
寝て起きて窓の外を見たらガードレールの向こうが真っ白で、川にモヤがかかってるのかな?と思って見てたんだけど、どんどん街に降りて行く途中でバスの外が真っ白になって。そのまましばらく真っ白で、そこを抜けたら今まで見えなかった雲の下の街が見えた。
分厚い雲の下で、すぐに雨が降りそうな、海辺の街でした。
 
まあ、結局、谷みたいな所の上を走ってて、雲の中に突っ込んで、抜けたら曇りの街だっただけなんだけど。飛行機だとそんな天気の変わり方もするけれど、バスで体感すると不思議な感じでした。
ガードレールの向こう、雲が川みたいに流れてて、川に突っ込んで行ったみたいな感じ。
 
という訳で今は雲を眺めて景色も眺めて、20時間のバス旅、メキシコ遺跡3連発ツアーの途中です。ではでは。