映画 るろうに剣心 最終章 TheFinal | 沈みかけ泥舟のメモ

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るろうに剣心の久しぶりの実写新作映画を鑑賞してきました。

 

原作マンガファンとしては二時間ほどの映画にするために

あの長い人誅編をどう再編集するのかを興味深く拝見しました。

 

個人的にはエピソードやモチーフをきちんと消化して

映画らしい作品に昇華したなという印象です。

 

人誅編が長かった原因、神谷薫の「死」から剣心の無気力化と

それに伴う左之助のエピソードなどはごっそり削られていました。

 

今回の映画版の話が出てきた時から原作ファンも覚悟していたことだと思います。

なにせ前作に夷腕坊=外印はおらず、第一作に別キャラクターとして登場しているので

神谷薫の「死」偽装エピソードを自然に挿入するのが困難ですから。

 

個人的には人誅編で一番剣心がカッコよく見えたのが

仲間の誰の言葉も届かなかった剣心が助けを求める声に立ち上がり

馳せ参じるシーンだったので正直なところ残念ではありましたが。

 

ともかく、一番時間がかかるであろうエピソードをごっそり削り

不自然さがないように戦うキャラクターや場面の再配置を行い、

きちんと映画として面白い「るろうに剣心」になっていたように思います。

 

ただ、神谷薫の「死」偽装シーンが惜しかったのか、

それを思い出させる「アイテム」が出てくるのですが

まったく意味がわからないモノになっていてそれだけは残念でしたが。

 

これまでの実写映画「るろうに剣心」シリーズが楽しめた人なら

間違いなく楽しめる作品なのでおすすめしたいです。