映画「ピンクとグレー」について原作との比較 | 沈みかけ泥舟のメモ

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原作を読んでいないのに原作との比較?

おかしな事を言ってるようですが、原作を読んでなくても
「違うんだろうな」と思う部分があります。

まずは物語の冒頭部分。

原作を読んでいなくても「かなり大胆に省略したな」と感じます。
小説ならかなり丹念に主人公三人の関係性を描くエピソードを重ねるはずです。

その後もキャラクターの性格や関係性を掘り下げる描写は少なめです。
原作ものではよくある事ですから、ここに不満を持つ原作ファンは多いだろう
という事は予想できます。

時間の制約があるので人物造形のエピソードが少なくなって役者の演技から
どういう人物か汲み取って欲しいとなる事は許してあげて欲しいのですが。


一つ前の記事に書いたように、小説では出来ない仕掛けを作るなど
かなりがんばった映画だと思いますから映画ならではの部分を
楽しんでいただけたらいいなと思います。