「めちゃくちゃ調子よかったのに…
ひかりの誕生日だったのに…
英雄が待ってたのに…
負けたのか、オレ。」
涙流す比呂。
日が射し、明るくなった頃、比呂がいない事を知った春華は近所を捜索、
そして…
浜辺で比呂を抱きしめているひかり二人を目撃する。
◆(6話)
その日、比呂以外のチームメートは兵庫を堪能、(足を怪我してる比呂は一人寝ていた。)
その夜、東京に戻る新幹線内にて、トランプをする比呂、春華。
みんな疲れより寝ている中、春華は全然眠むたくないと。(そりゃね。)
優勝校は何処になるか尋ねる春華、
「ゴメン、野球の話は嫌だよね、」
「オレから野球の話をとったら何も残らないよ、悪かったな、つまらない負け方しちまって。」
「『甲子園』で負けたのよ。」
(浜辺シーンより、まだ負けてないと。)
そしてババ抜きをしていて、ババカードを二枚入れていた春華、
ババカードを揃え、ラスト1枚に。
「はい、勝ち♪」
「なんでジョーカーが二枚あるんだよっ!」
「いつもいつもババ役じゃ可哀相でしょ?
(春華自身の事)
残った一枚が今回のババ♪」
と、比呂に指を指して言う、浜辺のシーンのお返しだと捕えれる。
また、
「人間もこのくらい簡単にペアが解ると楽なんだけどね…。」
ボソッと語った春華。
(ひかり、比呂の心情が解らない為。)
「【8が10】を好きになったり、【Kと2】がくっついたり、時には【同じスペード同士】がくっつく事もある。」と、
目まぐり交差する想い達をトランプで例えた春華。
簡単にペアが解ると楽だと語る春華からすると、【春華が比呂】を好きになったり、【英雄とひかり】がくっついたり、時には同じスペード同士、(=幼なじみ同士=比呂とひかり。)
と解釈できる。
トランプも終わり、あくびをする春華、
「眠かったら寝ていいぞ。」
「何処にも行かない?」
「ん?行かねえよ。」
「じゃ、寝る。」
目を閉じた春華を見ながら、春華のおかげでここまでこれたと、改めて感謝を感じる比呂。
目を閉じ、きっと浜辺シーンを思い返していたんだろう、深い睡眠に入る前、一言こぼれた…
「…なんで。」
涙と共に。
もちろん浜辺シーンを目撃されていた事なんて知らない比呂、不思議と驚き、を感じた比呂だった。

