高2の夏、見事甲子園大会優勝校、日本一となった英雄。
甲子園が終わり、何気ない日常に戻る球児達。
例の浜辺シーン。
春華が新幹線内で言っていた、
「人間もこのくらい簡単にペアが解ると楽なのに…。」
春華自身は悩みに明け暮れているが…
実はあの時、比呂はひかりから抱きしめられながら、一言貰っていた事がわかる。
「ゴメンね、…比呂。」
と。
(比呂の気持ちを知って、比呂を見れなくてゴメンね。見抜けなくてゴメンね。(成長が遅かったんだからしょうがない話。)
これは比呂自身が思い出しているシーンであり、
「謝る事じゃねぇや、
…バカたれ。」
何も変わらない。
恋として英雄が好き。
姉弟として比呂が好き。
(でも…二人が好きな事に変わりはなくて、だから最終ステージはあるし、はざまをさ迷うひかりは確実にいる。)
比呂も、ひかりも、英雄も、誰も悪いわけでもない、ただ『初恋の差』。
ただ、比呂の性格、ひかりの性格が、『二人に帰らない』設定である事。
でも、もしかして、あーすれば、なんで、など、
あらゆる恋愛感情を、状況を、張り巡らせれるこの複雑な恋愛模様を描いたあだちさんが、やっぱり凄いと感じてます♪
長編野球ストーリーに持ってくるには、まさに!ココしかない!と言った恋愛物語♪(^-^)
◆(9話)
夏の甲子園まで、限定マネージャーだったひかりは弓道部へ戻る。
ますます大きくなった英雄に対し、
弓道部顧問より、
「いいの?大会中だけで、側にいないと心配じゃないの?、」
(心配にならないからこそ、英雄が好き。)
「弓道部には入りませんか、私。」
「とんでもない、ムラッ気さえなくなればあなたは…」
射つ!
弓はほぼ、的の中心へ。
(という事は、心の迷いにより、ムラっ気があったが、それが今はないといったシーンだと読み取れる。)
今のひかりに迷いはない。
もちろん原動力は比呂、
あの浜辺での事があったからこそ、比呂の涙に、期待に応える為に。
(より英雄との仲を強くする為に。)
また比呂は親友野田より、甲子園で負けた次の朝、春華が捜し回っていた事を告げられる。
新幹線内での
「…なんで。」
と繋がった比呂だった。

