甲子園大会2回戦目、比呂の負けがさらに英雄を強くし、余裕のベスト16決める。
その夜、ひかりは比呂の夢を見て目が覚める。
(もちろん比呂が負けた事。)
まだ明け方前、人々が寝静まりかえっている頃、
眠れないひかりは屋上で息抜き。
(また英雄との屋上シーンを蘇らすカットあり。比呂に見られてたとか考えると、合わす顔がないとかなんとか、複雑になるひかりの心境が考えられる。)
そしてふと、そこから見える浜辺に…
浜辺にて。
「何買ってもらおーかな、誕生日プレゼント。」
と切り出すひかり。
これは夢で、目が覚めて、そこから2回戦が始まるんだと、認めない比呂。
「あんな勝ちにこだわった比呂は初めて見た、
どうしてもヒデちゃんと戦いたかったのね。」
「野球『だけ』は、な。
中学の時、戦えなかったからな、英雄とは。
」
「当たり前でしょ、同じチームだったんだから。」
「初恋で、だよ。」
今まで黙っていた心の扉が、試合の敗北と、春華の「時間は元には戻らない」から、
きっと開放感に満ちていた比呂。
また『野球だけ』と言ってる時点で、ひかりを賭けた戦いなんて、これっぽっちも考えていない事が証明された。
(それなのに英雄ったら最終ステージ用意して…(笑)
比呂の初恋相手を知るひかり、
「何言ってんのよ、ヒデちゃん紹介したのは比呂じゃない、」
「中1の時にな、
オレの初恋は中2の終わりだったんだよ。
わかるか?
だからもう一度中1に戻れたとしても、また喜んで英雄に紹介するし、
そしてまた、1年半後に気がつくんだよ、
ひかりって魅力的な女じゃないかって、な。」
こんな真実、ただひかりを苦しめるだけだと言う事に、
もちろん今の比呂に、解るよしもない。
「勝負を逃げたわけでも無理したわけでもない、オレの思春期が1年半ズレてた、それだけさ。」
ホントにただ、
それだけ。
はなから最終回ステージは用意されてはいない。
が、3年のラスト甲子園を舞台に、やはり恋愛を絡めないわけにはいかず、あの最終舞台を用意したと考えれる。
初恋で勝負ができなかった比呂にとって、勝負ができる環境を与えてもらい、最終回ステージはまさに!比呂にとって最高の最終戦、舞台となる。
