※②の続きです。
拒食のときに娘が食べられるもの、
それは
バナナ🍌とカニカマ🦀の2つでした。
カニカマもそうでしたが、
バナナ🍌にもこだわりがありました。
バナナといえば、お店で
だいたい3〜5本で1房になって売られています。
娘は小さいものでないとダメでした。
1本が出来るだけ小さいものを選んで買います。
なるほど、
こんなに差があるのかというくらい、
よく見ると
1本のバナナには大小の差があります。
また、値段によっていろんなバナナがあることを実感しました。
スーパーの青果コーナーに数種類のバナナがあることは知っていましたが、
他のバナナまで気にかけていませんでした。
娘が病気になって食べられるものが限られるなか、
栄養価が少しでも高いほうがいいのではないか、
おいしければ少しでも多く食べてもらえるのではないかと考えて、いくつかのバナナに挑戦してみました。
娘と私が気に入った味は、
「金の房」というバナナ🍌です🌟
https://www.unifrutti.co.jp/product/banana/kinnofusa/
お値段が高いので毎回はむずかしく、
お安いバナナ🍌にももちろんお世話になりましたが、
本当においしくて、
娘のおかげで出会ったバナナ様🍌と言っても過言ではありません。
高地栽培と書かれているのを読むと、
バナナが育っている様子は身近になかったのですが、
どんな場所で
どんなふうに育っているのかなと
南国の果樹園を想像しておもしろかったです🌟
バナナってひっくり返って
上向きに実が育つんよなーって
思い浮かべるだけで
おもしろい。
だいたいその知識って
いつどこで得たのだろう?
娘の話に戻すと、
1食3本のバナナを食べることになっていたので、
小さいものだとあまりにもカロリー差があることに気がつきました。
なので途中から3本1房のバナナだけを買うようになりました。
小さいのがいいというのは
病気から来る考えで、
少しでもカロリー摂取をしたくない気持ちの表れです。
好みではなく、症状です。
そこにいいよいいよ、とは言えません。
病気の考えに流されてはいけないので、
話し合ってルールを決めました。
バナナを買うときに
こっちのバナナの方が小さいとか大きいとか
ひどく揉めてしまって買い物だけで
くたびれてしまうので、
無駄な争いを回避するために決めたルールです。
少しでも食べたくない娘🆚少しでも食べてほしい母
生き残るために
どちらも必死です。
台湾バナナのようなミニサイズの品種のバナナは
上記の理由から1度も買うことはありませんでした。
買い物かごには黄色いバナナがいつも入っていました。
バナナの黄色、
カニカマの赤、
エンシュアのピンク(いちご🍓味の缶)、
幸せの象徴のようなカラーリングですが、
胸が押しつぶされそうな重く息苦しい毎日でした。