18切符の旅③城崎へ生還 | 私立聖祥学園 勇者倍

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フィギュアで遊ぶブログです。購入品の報告や茶番、日常生活にアニメキャラを織り交ぜていくちょっと痛いブログ笑



前回の続き。過酷な餘部のから脱出した五ダイゴ一行は城崎温泉へと戻ってきました。

誰しも一度はその名を耳にしたことがある超有名な温泉地です。

実の所、宿泊にあまり高い費用をつぎ込みたくない性分だったので、18きっぷの旅を計画した当初は姫路の日帰りを計画していたのですが、それだと、元が取れないことが発覚したので、行き先を餘部にして、両親に切符の枠を潰して貰う目的も兼ねて城崎を行程に組み込みました。王寺から餘部に行って引き返せば、3人だと元がとれます。余った枠は2000円/枠に割引して引き取ってもいました。



城崎温泉は入浴を宿ではなく、温泉郷内にある7つの外湯で済ませるのが一般的になっています。なお、外湯を巡る場合は浴衣に下駄履きのスタイルが半ば強制となります。この地の伝統で、実際風情があって大変良いのですが、羽織を来ても外湯に向かうまでは大変寒く、下駄に慣れてないために歩行もやや難しいため結構苦戦笑

温泉は源泉を配管で温泉地内の各施設まで配分しているため、どの外湯も熱めでした。あの暴風に晒されて冷えきった体には染み渡りますが、子どもにとっては肌がヒリついて少々きつい温度となっています。



地獄から戻った後に食べる飯は死ぬほどうまい。

それは芸備線を完乗して口にしたお好み焼きで体感済み。

本格的な握りでどのネタも回転寿司など話にならないクオリティでしたが、中でも上段右端の鰯の炙りがオススメです。脂がのってる生魚と言うのは牛肉にも匹敵する程ジューシーなのです。



翌日はロープーウェイで城崎の街を一望。

昨日の荒天が嘘のようないい天気。餘部に行くならこの日が良かったか...。

とはいえ、あの風を体験することで本当の意味で餘部に行ったことになるのではとも思うわけで。









ロープーウェイの中間駅からは城崎温泉始まりの地、温泉寺にアクセスできます。城崎を訪れた時はまずここにお参りしてから外湯めぐりへ向かうことが作法とされています。昨日はそんな余裕ありませんでしたがw



既に18きっぷのもとは回収したため時短目的で帰りは特急課金。287系きのさき18号で京都まで山陰本線をひた走ました。ちなみに予約の段階で1人席を抑えておいたので超快適w

287系は初乗車ですが、これがラクらくやまとの運用に入っているわけですね。今度、乗りに行ってみようかな。


観光地としての格は城崎温泉の方が圧倒的に上ですが、私的にはおまけのポジションだったので今回は短めにまとめます。というか、歴史とか書き出すと膨大な量になってしまいます。

ただ、この2日間で風呂に入りまくったので疲れはかなり軽減されたかなと思います。山手線に撥ねられた人間も回復するくらいですからね。志賀直哉っていう人なんですけどw

さて、次回の鉄道旅はかなりのビックイベントにしようと思っています。行先は関東。鉄道にとっては正に地獄のあの峠を訪れる予定です

ご期待ください