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千住真理子 ヴァイオリン・リサイタル
ザ・シンフォニーホール
猛暑の季節、ひと時の涼を兼ねて、相方とコンサートに出掛けた。
チケットは一階席のステージから七列目。右寄りだったがソリストがよく
見える席だった。

千住真理子さんは、2歳半からヴァイオリンを始めて12歳で初デビュー。
来年でデビュー50周年を迎える超一流のソリストである。
使用しておられるヴァイオリンは、ストラディバリウスの名器デュランティ
(1716年製) この楽器に出会ってから今年で22年目とのこと。
名器がもつ音の素晴らしさを引き出すのに、長年、精進してこられたに違い
ない。

プログラム構成
ベートーベンの人気の高いソナタ2曲を中心に、前半・後半によく親しまれ
ている小作品4曲で、聴いてみたい曲ばかりだった。

You Tubeより借用 千住真理子のアメイジング・グレイス(注)別公演
サラサーテのツィゴイネルワイゼン
これは神業のようだった!
幕間が終わり、千住さんが舞台挨拶をされた。
「プログラム後半のツィゴイネルワイゼンでは、弱音器(ミュート)を途中で
床に落としますが気にしないでくださいね。私は、最高のテクニックをしな
ければいけないのですが、皆さんはどうかリラックスして聴いてください
ね。」と声掛けされた。
ジプシー音楽の影響を受けて作られたツィゴイネルワイゼン。ソリストにと
っては難度の高いテクニックを要求されるという。
素人のこちらは、哀愁の漂う旋律とヴァイオリンの澄んだ美しい音色に神経が
研ぎ澄まされてしまう。千住さんの右手の弓と左手の指は目まぐるしく動き、
弓で音を切る・右手の指で弦を弾く・左手の指でビブラートさせるなど、テ
クニックを駆使して音を作り出していた。最後はアレグロのテンポに転調。
足を開いて腰を落とすフォームから力強く弾き、熱く激しい表現で駆け抜け
た。わずか10分の演奏だったが心底から痺れた! 満員の客席から盛大な拍手。
名器と言えども、美しい音を生み出すのはソリストの腕前。
ヴァイオリンのほんとうに美しい音を聴くと、こういう音を生み出すのは神業
としか思えない。
You Tubeから借用 ツィゴイネルワイゼン・(注)奏者は高木凛々子
アンコール曲
拍手が鳴りやまないので、お疲れだろうにステージに三度も出て来られた。
アンコール1 ロンドンデリーの歌(ダニー・ボーイ)
アンコール2 ドビッシーの月の光
アンコール3 モンティ・チャルダッシュ
馴染みのある曲ばかり。
ピアノの石丸滋さんとの呼吸もピッタリ。全ての演奏が素晴らしかった。
You Tubeから借用 (注)奏者は高松あい
熱帯夜が続いています。
皆様には お元気で素敵な時間をお過ごしください。
ご覧いただきありがとうございました。