極小サボテン | Doremifaのサボテン

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No Cactus No Life

        松露玉(しょうろぎょく)

 

 皆さま こんにちは

 

 久し振りのサボテンブログです。

 

 寒さが一段と厳しくなり、陽射しが短くなって、秋咲きのサボテンは開花を

終えました。

 そんな中、先日の小春日和の陽気に誘われるように松露玉(輸入球三鉢)

が花を咲かせました。ご紹介します。

 

 松露玉 Blossfeldia liliputana

 一見、何の変哲もないサボテンに思われるのですが、知れば知るほど凄

いサボテンです。

 

 アンデスの高地に生きる一属一種の稀少種

 故郷はボリビア南部およびアルゼンチン北部のアンデス山脈東側。

 標高1200~3500mに自生している。岩山のわずかな隙間に生えており

見つけにくい。乾季になると球体が縮み、紙きれのような有様で岩に張り付

いている。

 

 日本への導入と先人の努力

 1958年(昭和33年)春。仙界に多大な業績を残された加来得四郎氏の努

力で初めて原産地球が輸入された。当時の様子は、同じく仙界の発展に寄

与された平尾秀一氏(シャボテン社を設立し機関紙シャボテンを発刊)の「シ

ャボテン19」(1958.Sep)に記載されている。以下の通り。

 

 「皆、目を見張ったもんだ。何しろ、その小さい事。最大球で1センチそこそ

 こ。小球(とは言っても親球)に至っては、マッチの頭ぐらいしかない。それを

 1個譲り受けて帰った人が、どこかに置いた途端見失って今だに見つから

 ないそうである。

 さて、その栽培が存外厄介で乾かせばミイラになり、湿らせれば腐りだすと

 いう状態で輸入後半年の現在、なお健在なのは極めて少ない様だ。私も散

 々手を焼いたあげく10個ほど接いだ内で2個が幸運にも活着。今度は非常

 に元気で一球が30頭にも群生し、なお続々と殖える勢いである。今後は精

 々接いで殖やして同好者を喜ばせたいと思っている。」(平尾秀一)

 

 引用が長くなりました。

 今日のサボテンの普及は、先人のこのような努力の賜物と改めて気付かさ

 れました。

 

 私の栽培

 輸入球の栽培は、今では当時より情報も豊かで、思ったよりも容易です。

 ハウス内の日陰のできるような所に置き、年中、軽く遮光。

 夏の熱焼けだけは用心。適温は15℃から25℃で良く成長する。

 水遣りは折々、球体に軽く噴霧するだけ。表皮のアレオーレを通じて水分を吸収する。

 

 種蒔は2年連続で失敗。種子が埃のように超微小で発芽後の管理が難しい。

 来年こそはと思っている。

 それにしても輸入群生球は何年もの?種からだとこのサイズには、50年いや100年

 でも無理かな・・・サボテン、長寿です。

 

 ご覧いただきありがとうございました。