故郷はグランドキャニオン | Doremifaのサボテン

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No Cactus No Life

          繊細優美な龍女冠


皆様 こんにちは


蒸し暑い毎日が続いておりますがお元気でお過ごしでしょうか。


西の方は凄い雨が降りました。

昨夜は廣島でカープを観戦して、今朝から市内をぶらぶら歩こうと思っ

ていた大雨警報の発令。早々と切り上げて新幹線に飛び乗りました。


サボテンブログです。

『3匹の龍』の最終回は龍女冠(Echinocactus xeranthemoides)

いうサボテンです。


〈龍女冠の開花〉


昼過ぎに廣島から帰ってくると、タイミングよく龍女冠が花を咲かせてい

ました。旅行中に開花しないように棚下の日陰に置いて出掛けましたが

運良く開花したところを写真に撮ることが出来ました。

















龍女冠の花は初見です。花は大龍冠と同じで、底紅なしの「黄花」です。

両者がエキノカクタス属の最も近縁種であることが頷けます。



















この龍女冠は今春に信州堀川カクタスガーデンを訪問した折、「龍女冠」

の名札が目に留まり、開花を期待して蒐集したものです。

蕾を見てから開花に至るまで二ヶ月程度を要したのには驚きでした。生長

も開花に至る道程もゆっくりですね。

















〈繊細なイメージの龍女冠〉


堅くて強い刺をもち豪快、泰然とした大龍冠。それに比べて、龍女冠は刺

が細く、繊細、優美と言った感じでしょうか。和名の《龍(王)女》にふさわし

やさしい姿ですね。

















〈グランドキャニオンに龍女冠を見る〉


ルーツ。カリフォルニア州からネバダ州に自生する大龍冠の一群が、東隣

のアリゾナ州に進出。徐々に球体を小型化させながら高地へも適応してグ

ランドキャニオンにも自生したと言われています。

(注)「魅惑の刺サボテン」小林公夫著を参照

















アメリカ・サボテン旅行の途中に観光でグランドキャニオンに立ち寄りました。

ここで偶然に龍女冠が目に留まり驚きました。

















標高約千五百メートル。断崖の淵に生えています。

















白刺タイプです。大きな群生球です。

















同上のズーム

















〈龍女冠の実生〉


アメリカ旅行から10年。お土産種子を撒いて育てた龍女冠です。

生長の途中、生理ストレスから刺が出ない年がありましたが回復してきました。

















グランドキャニオンの野生株とは似つかぬ顔をしています。

















大龍冠よりも育ちがよく、そろそろ開花が待たれます。



















ご覧いただきありがとうございました。