モクテスマの貴重な一株
サボテン探索の締めは、モクテスマの金鯱です。
ダム湖に到着。左手の崖に金鯱は生えているはずです。ひとまず、ここは通り越して
車をゆっくり走らせながら岩壁の金鯱を探します。どこまで走っても金鯱は見えません。
所々に検問所があって兵士が見張っています。停車して探すわけにも行かず、引き返
して最初の崖の所に戻ります。ここには駐車スペースがあり、金鯱が見られそうです。
これは8年前に見た金鯱です。
300ミリの望遠レンズで撮りました。道路傍の崖の上に一株、生えていました。
今回、この金鯱は元気に育っていました。
720ミリのズーム撮影。やはり、これ一株だけです。
崖の上には、金鯱以外のサボテンも見られます。これは巌(いわお)です。
これは王冠龍。
これは般若のようです。稜が少なく、立ち上がって、円柱状に育ちます。
反対側に目を向けて、ダム湖を見下ろします。こちらにもサボテンが生えています。
急斜面です。ズームで撮影してみると、王冠龍でした。
間違いなく般若です。肌に星点が付いています。黄金刺が長く伸びて美しい。
このたび一時間滞在して、ダム湖の崖に一株の金鯱を見ました。水没を免れた貴重
な一株です。
花殻も付いていたし、大きくなっています。久し振りにやってきて、枯れずに育ってい
るのを見られて安心しました。
ここモクテスマ川の峡谷に自生する金鯱の大半は、ダム建設で水没したと言われて
います。保護も考えたようですが、一株百キロから二百キロもあるサボテンを岩山か
ら運び出すのは難しかったようです。サボテンの代表格とも称される金鯱が人間の
生活のために犠牲になった訳です。









