一属一種の稀少種／菊水（Ｓｔｒｏｍｂｏｃａｃｔｕｓ ｄｉｓｃｉｆｏｒｍｉｓ）
３月中旬頃から菊水が花を咲かせはじめました。
この菊水は、約３０年前にY園が輸入したのを購入したものです。当時、お皿を伏
せたようなペッチャコの輸入球でした。
いかにも原産地球らしい姿に魅せられて、小遣いを使い果たしました。当時、径
約１２センチで１万２千円だったでしょうか。その後、栽培しているうちに綴化しまし
た。
菊水は生長の遅いサボテンですが、長いスパーンで見れば、結構、生長変化しま
す。現在、径１６センチ、綴化面３９センチです。
年々、綴化面が伸びてきて、花をカンザシのように咲かせます。腐らせないように、
温室の天井に吊し（遮光網を被せる）、潅水は控えめにしています。
サボテン仲間のM氏から譲っていただいた原産地球の菊水です。径１７センチの群
生大球です。
菊水は自生地では、垂直の岸壁に、球体の半分以上を土に埋めて張り付くように
生えています。
花は黄白色で春咲きです。
