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あらくま家族~ずっと一緒

生まれてから一か月半、NICUで頑張ってくれた強い息子。息子のこと、息子への想い、日々の気持ちなどを綴りたいと思います。

いつもいつもやることが遅く、こどもの日に続き七夕の記事も遅れて今頃あせる






一昨年の七夕は息子がお腹にいました。


駅前の小さな商店街の笹に、同時期に兄の奥さんが妊娠中で、「母子共に無事に出産できますように」と兄が書いた短冊があり、うちも夫が同じようにお願いを書きました。


息子は無事には生まれたのかもしれないけど、私の体も息子のおかげで何もなかったけど、お願いが叶ったとはとても思えませんでした。



なので、去年は七夕は無視するつもりでした。


でも、他の天使ママさん達が七夕の飾りをしておられるのをブログで見て、やっぱり息子のためにしてあげたいと当日に思い立ちました。


幸い、実家に笹が生えており、笹を貰い、ネットで調べながら一人で飾りを作りました。



織姫と彦星を作ったら、男女のペアは私達夫婦みたいで、息子も入れてあげないとと思い、男の子も作りました。

そうなると、お腹の子もとなり、この時は性別もまだ分からなかったので、中性的な?黄色いおくるみで作りました。

他の飾りの何倍も時間がかかりましたあせる


仕事から帰宅した夫には、願い事の短冊と簡単な飾り一つを作って貰いました。


完成したのが七夕の夜だったので1日だけではもったいないからと、玄関の中に飾り、しばらく飾っておくことにしました七夕







今年の七夕は最初から飾るつもりで百均で飾りを買って準備してありましたが、ゆっくり作る時間がなく、去年に続き七夕当日に作りましたDASH!


今年は母が来ていたので一緒に作りました。

今年も一番時間がかかったのが家族の飾り。

息子は去年よりちょっとお兄ちゃんぽく、妹は黄色からピンクの服にしました。





去年の飾り。






今年の飾り。




短冊は息子と私と夫、今年はそこにうちの母の短冊も。
妹はまだ赤ちゃんなので、短冊はなし。
息子は去年も短冊ありでしたが、まぁお兄ちゃんだしということでてへぺろ

妹のことは父母とお兄ちゃんがお願いごとはしてるし、欲張りな母(私)は一人で何枚も書いたし。


昔は恥ずかしながら、必ず「宝くじが当たりますように」とか書いてましたが爆笑
息子が生まれてからは、息子と妹のことがメインで、あとは家族(実家の猫ちゃん含む三毛猫)の健康だけ。






七夕のお昼に珍しく来客があり、玄関に飾り付け前の笹があるのを見て、その人は妹のために飾ると思ったらしく「まだ(飾っても)分からんのんちゃう?」と言われました。


去年も息子のために飾ったし、私も妹には興味ないだろうから今年も息子がしたいと思って用意してたので、そっか、普通そう思うんだな、まさか息子のためとは思わないよなと改めて思いました。


でも、笹を飾ると、去年も息子と飾ったなぁと去年の七夕を懐かしく思えました。



息子の姿はなくても、息子にしてあげることで、その時を振り返ると息子と一緒にしたような気持ちになれたのが不思議です。






そして今年もギリギリ七夕の夜に完成した飾りは、七月中は飾っておくことににやり


意外にも妹はお気に入りのようでよく眺めています。























最近なのかずっとなのか分からないですが、このところ気持ちがしんどいことが多い気がします。





妹を授かる直前の自分がどういう状態だったかはっきり思い出せないのですが、授かる前は今よりもっと気持ちは落ちていたとは思います。



ただ、妊娠中と比べるとどうなのか?

妊娠中よりは気分が落ちることが多い気もします。


今の方が妹がいて、母が手伝いに来てくれたりもして賑やかだし、妊娠中よりも確実にやることも多いのですが。







妊娠中は毎日ヘパリンの自己注射を打ち、12週頃までは不育クリニックに毎週、その後は2週おきに通院。

16週からは産科で早産予防の注射を毎週。

あとはできるだけ安静に過ごす。


目の前の通院の予定をこなしていく感じで、週数を数えて日々を過ごし、無事に生まれるまで気持ちも張ってたのかもしれません。






産後、張りつめたものが一気に緩んだのか息子を思い出し泣きまくっていた時期もありましたが、それが落ち着き、毎日のペースができ、心に多少余裕ができたからか、4月末頃から朝が辛くなりました。

起きるとズンと心が重たくなるのですショボーン



息子に関する悲しかった記憶が呼び起こされることが多くなりました。




多分、妊娠中は泣くと赤ちゃんに影響がないか苦しくならないかが心配で、無意識に悲しいことは考えないようにしていたんだと思います。
(それでも泣くことはよくありましたが)



妊娠中は可愛かった息子の姿は浮かんでも、辛くなるような具体的な出来事はあまり思い出しませんでした。



それが色々と細部を思い出すようになり、毎朝目覚めると辛かったのが4月末。



その時期にそれをブログに書こうと下書きし、途中で止まっているうちに日が経ち、朝が辛いのは治まりました。

ですが、また最近気持ちが落ちてることが多いです。





梅雨だからとかもあるんでしょうか。

それとも、こういう波はずっとあるのかな。





夫に話すと、夫も、最近よく泣くことがあると話してました。

夫は車通勤なので、通勤中に一人で運転しているときに泣くそうです。


先日は赤ちゃんの通信教育の案内に漫画(教材の説明を母と赤ちゃんが登場する漫画で描いている。こどもチャ○ンジ)があり、教材に関してどう思う?と夫にその漫画を見せたら、夫が泣いていました。


主人公が男の子だったから色々重ねてしまったようですぐすん






私はといえば、先ほど世界最小のおむつ発売のネットニュースの見出しを見て、よせばいいのにわざわざ読んで泣いてしまいました。


その記事で23週で生まれ現在10才の子のお母さんのインタビューがありました。

23週で生まれて、すごいなぁ、大変だっただろうけど良かったなぁと思ったあとに、なんで息子は助からなかったのかと思って泣きましたえーん






妹の4ヶ月検診に行けば、たくさんの赤ちゃんがいて、妹のおかげと思いますが赤ちゃんを見て前ほど辛いとかはないけれど、何事もなく普通に生まれている赤ちゃん達とそのお母さん達。
(もしかしたら中には天使ママもいるかもしれませんが)



たくさんの赤ちゃんを見ると、こんなに赤ちゃんがいて元気に生きているのに、なんで息子は…という思いが浮かびました。

その時は悔しいとかでなく、ただ不思議というか圧倒されるというか。

なんだか別世界のような。






やっぱりこういうことに関しては何も変わってないと感じます。






妹の存在で夫婦とも笑うことは確実に増えました。
幸せな気持ちを与えてくれています。

息子の存在ももちろん悲しみばかりではなく、幸せもたくさんくれています。



でも、幸せな気持ちが増える=悲しみが減る。ではないと感じます。


















妹の妊娠中のことを書いてます。
その時の気持ちなどを残しておきたいので、当時下書きしていたものです。





切迫早産で入院になる可能性もあるため、24週に入ると助産師さんとの面談で、私自身の入院準備をしておくように言われてました。


退院時に必要な赤ちゃんの服などはまだまだ先でいいから、いつでも入院できるようにと言われ、自分の入院準備は早めにしてましたが、赤ちゃんの物は長い間手付かずでした。


やはり無事に生まれるまで不安もあり、準備する作業も息子のときを思い出して悲しくなりそうで、なんとなく先送り先送りにしていました。






年末最後の診察は夫と一緒に行きました。


この時、33週になっており、主治医に
「正直、32週までいけたらいいと思っていたけど、33週までこれたし頑張って年越そう」
「もう生まれても大丈夫やからいつまでもそんな深刻な顔せんとき」
などと言われました。

夫もそれを聞いたためか
(その時点でも赤ちゃん用品は全く手付かずのままでした)
「少しのんびりしすぎたから、年末年始の休みの間に選ぶのに時間がかかりそうな大きな物は準備しよう」
と言い出しました。


私はこの時点でもまだ積極的にはなれませんでした。








赤ちゃん用品の中でも特に思い入れがあるのはベビーベッドでした。


息子の妊娠時、周りに聞くとベッドは一時だけだし不必要派が多く。

私は以前、腰を痛めたこともあり、ベッドの方が楽だろうし、家は畳の部屋もないので、ベッドは必要派でした。


私の兄のところにはベッドがありましたが、息子と同時期に兄の奥さんも二人目を妊娠中で時期が重なるので借りるのは無理。

そのため、息子を妊娠中にまだまだ先だけどと言いながら、赤ちゃん用品の店でマタニティ用品を購入するついでにベビーベッドを物色してました。
そして、どれを買うかも決定してました。


ですが、買わないまま、早産で息子は生まれました。







妹の妊娠時、私は自宅安静ということもあり、夫はネットでベッドを注文しました。

気持ちが追いつかない私は夫に任せましたが、息子の時に買うと決めていたベッドです。


夫に布団は自分だけで決められないから、見てくれる?と言われ、布団を選びました。

その時に息子の妊娠時に可愛い柄と言っていた布団を見つけました。


布団のサイズの問題から(ミニベッド用布団だったので)違う布団をネットで注文し、あれは息子のときに可愛いって言ってたなぁと夫と話してその場は終わりました。





その日の就寝時。


私の隣に置いている私が作った息子用の小さな布団を見ていたら、急に色んな気持ちが込み上げてきて、声をあげて泣いてしまいました。


夫が驚いて起き、「どうしたん?」と。


○○○(息子)には何も買ってあげられなかった。
退院の目処が付いて落ち着いてから用意しようと言わずに、すぐにベッドも布団も買ってあげてたら、○○○のお下がりとして今回使えたのに。
生まれた時、すぐに買ってあげれば良かった。


泣きながらそう言いました。


すると、夫がうわ~と声を出して私の布団に突っ伏して泣き出しました。
そんな風に夫が泣くとは思わず、驚きました。


少しして、夫が言いました。


「○○○はお母さんの作った布団が一番気に入ってるし、買ってあげたかった布団も買ったらいいやん。
多分、赤ちゃんと一緒に寝てくれるで」


そう言われ、少し気持ちが落ち着きました。





これからも息子にしてあげたかったという気持ちはいっぱい出てくるのだろうし、本当はもっと楽しい気持ちで準備をしないと赤ちゃんに申し訳ない。


そして、夫もこんなに泣くくらい同じように感じていたんだなと思いました。

そう言えば、息子のベッドを見ていた店に出向いて買うのは無理だと言っていました。

それでも率先して動いていてくれたんだと思います。





結局、布団はミニサイズだとベッドに合わないので、散々普通サイズを探しましたが見つからず、同じシリーズの布団カバーと同じ柄のおくるみを見つけたので、それを買いました。


なんとなく、息子のお下がりのような気持ちになれました。


これで添い寝してくれてたらいいなぁ。