続・この不思議な体験をあなたは信じますか?#自由を感じる瞬間” | 身長162㎝体重MAX70㎏…ゆらっちの糖質制限・肉食ダイエット記録

身長162㎝体重MAX70㎏…ゆらっちの糖質制限・肉食ダイエット記録

MAX体重70キロ・炭水化物大好き、中性脂肪要治療のメタボ女子が糖質制限・MEC食により体重60キロ、中性脂肪正常の健康体になりました♪
目標体重55.5キロに向けて日々の食生活とダイエットを思い付くままに記録してますφ(゚∀゚ )

はじめから読む↓(๑•̀ㅂ•́)و✧

ゆらっちと得意先仲良しメンバーの1人と、2人でプチ旅行に行ったたときに起こった出来事です。なにが起きたのか、なんだったのか、いまだに理解できない…




『四国88カ寺のお砂踏み』

石積階段をつづら折りに登り
何体目かのお地蔵さんで気づく…

第八十番…國分寺

あ、これ『お砂踏み』やん。


手水舎の奥の階段は
登り口じゃなくて降り口

本来ならスタート地点からぐるっと
88体のお地蔵さんに手を合わせて
辿り着くゴールだ!


これは逆からまわってるってことだ!
あ、でも今年は閏年だから逆打ち♪
(1→88じゃなく88→1に回る)


拙い知識しかないが
彼にこの場所の説明を伝えると
『どうする?行けるとこまで行く?』
『ゆらっちが大丈夫なら行こーか♪』
せっかく楽しんでるのならGOです。
若干、膝が笑いかけてるけど、
体力不足だけど、こんな機会じゃなければ
絶対にチャレンジしないし!

『じゃあ、進もう!でもやばくなったらソッコー引き返す!だってここが80番やったら、あと79体の地藏さまを通過せないかんけんね!まだ進行率1〜2割やで…』

『なにそれ!めっちゃ楽しいやん!』

途中、歩きやすいなだらかな場所もある
十数段程度の階段だが、それが続く

登っていくほどに片側(左側)が崖になり
通路幅はすれ違えるかどうかに…

息切れしつつ、お互いに声をかけながら
(主に滑るなよ〜コケるなよ〜)
79→78→77→76…とお寺を数えつつ
進んでいった。

『だいぶ上がったよな!大丈夫か?』
『飲み物持ってくればよかったな〜』

『いま66、次が65…65は三角寺』
『三角寺の奥の院がここ、仙龍寺やで〜』

『大丈夫か?進む?戻る?進む?』
『ここまで来たら進もう!
『そろそろ山の頂上やし、なだらかになるか下り坂になってくるんちゃう?』

いつもならそろそろ諦めるのに
謎に楽しくなり身体のしんどさよりも
ここで戻る後悔を考え、
彼もまだ余裕そうだったので進む判断

『そっちは大丈夫?』
『俺?ぜんぜん余裕!
山の中、気持ちええな〜』

逆打ちなので香川県を終えて
愛媛県に突入…

61、60…記憶がうろ覚えだが
少し通路から外れた場所に設置されてた
2㍍くらいそれた場所
脇道みたいな感じで石積階段の横から
山道を少し進んだとこに。

『あれ?こっちが道?突き当り?』
『階段がそうやな、
ちょっと手だけ合わせてくるわ〜』

さっと手を合わせて戻って来た
そして石積階段に腰掛け、

『ちょっと休憩しよう!』

『いいよ〜休憩♪ここまでで1/3か〜』
『あと2/3、そろそろ山の頂上来るよね』

『あ〜う〜はぁはぁはぁ』
『ごめんゆらっち、ちょっと気持ち悪い』
『休めば大丈夫…大丈夫やけん…』
『はぁはぁはぁ…吐きそう…』
『う〜…うっぷ…ふぅふぅ』

え!???大丈夫!??

急激に彼の様子が変わった
あまりの変化に頭の中で駆け巡った

『下山して飲み物をとってくる?』

『助けを呼ぶ…救急車…え、無理!』
『ちょ、顔色!顔が土気色!』
『え、え、低血糖?低酸素?熱中症?』

大柄な体系の彼だが持病とか知らない
食後の激しい運動が原因?
(茶そば食べて1時間くらい)
酸素不足?貧血?なになになに?

『ごめん、ごめんな、大丈夫…
『ちょっと休むわ、休んだら大丈夫』
『はぁはぁはぁはぁ』

深呼吸して!しっかり空気吸って!
気にせず休んで、ゆっくり休んで!
座ってるのしんどかったら横になって

『うん…うん…うん…大丈夫』

顔色は土気色というか青ざめてるというか
なんか緑っぽいような、なんせ本当に体調が悪く血の気が引いてる色で…

さっきまでの、ほんと数分どころか数秒前の様子と違いすぎてて、不安と恐怖とどうやって大柄な彼をここから下山させられるか…お願いだから自力で下山できる程度には回復してくれ〜って思いながら彼の様子を見る

座って頬杖ついて呼吸を整えてる
少し落ち着いてきた?

この上の様子を少し見てくる

来た道を下だって戻るか進むか
うん、こりゃ戻るしかない。戻ろう!

階段を十数段登り折り返した先を見て
ここまでで戻ると決め彼の様子を見たら
座った姿勢からふわっと後ろに倒れた
ゆっくり倒れたので、意識を失って倒れたのではなく、自主的に寝る姿勢にした感じ。
だが、すぐに体勢を戻し、頭についた枯れ葉を手で払いのけてた。

階段をおり、横に座り声をかける

『大丈夫?楽な姿勢で休んでよ』
『あ、うん、ごめんな、大丈夫やから』
『いやいや気にせんとゆっくり休んで』
『いや、ほんま大丈夫、寝たら楽になった』
『むしろ調子良い気がする!』

彼が立ち上がり背伸びをした
ちょっとふらつき、ゆらっちは慌てたが、彼は平然としてる、顔色も普通だ!

『よし!戻ろうか!待たせてごめんな』
『ホンマに大丈夫やけん、
むしろかなり調子が良いから!』

なに言ってるんだ?カラ元気とかいらんから、ホンマに無理せんと…って言うゆらっちに、この先に進むのは無理やけどホンマに普通に動けるから戻ろうか♪と返す彼…あまりの変化についていけない…

『ちょっと寝たら回復したわ!』
『山の空気、気持ち良すぎるな〜』
『下りはマジ滑らんよう気をつけろよ!』

狐につままれたような?
なにはともあれ自力下山できるまでに
回復した彼にホッとし下山した…

登るのは大変だったが
降りるのは思ってる以上に早く
途中足を滑らせつつ、そして彼は
盛大に尻もちをついたりしたが(笑)
予想してた半分くらいの時間で降りれた

本来の目的であった本堂にあがり
手を合わせて車に戻る…

『ホンマに大丈夫?』
『大丈夫大丈夫!むしろ快調!』
『マジで山登る前より調子良いかも〜』

車に戻り、次の目的地にむかう道中で
山中での出来事を振り返った

お互いの認識のズレに気づいた

え、どういうこと!?





みえないなにかが働いたのか?