コース料理が始まる前の前菜的なもの。「お酒と一緒にどうぞ」だそうです。
さくさくのパイにスイカと岩塩がのったもの、ヴィシソワーズ、リコッタチーズのサモサ風など。リコッタチーズのがさっくさくでうまー。
パンがやって来た。ブリオッシュ、バゲット、クミンのパン、全粒粉のパンなど（もう１つ忘れた）５種類あったのですが、このブリオッシュ（手前）がふんわり甘くてふわふわで美味しい。相方の夏のパン祭りが速攻スタートしてました。奥にある一見ろうそくみたいな細長いのはバターです。途中、半分なくなったら新しいのを持って来られましたが、「半分残ったバターはどうするのだろう、もったいないっ・・・！」と思ってしまった貧乏性。
こっからコーススタート。「ブロッコリー アーモンド 林檎とキャビア」。
スープ仕立てな感じ。白いクリームの下にブロッコリー＆その他をミックスしたピューレ状のものが。キャビアが全体の味を引き締めてました。
コースに入ってなかったのだけど、出てきたお魚の前菜。
軽く炙った鯖にクランベリーソースが敷いてある。クランベリー大好き。さっぱりとしていました。
「グルヌイユのもも肉 柑橘類のナージュ キャベツとコロナータのラルド」。
・・・料理名だけ見たら何が何やら全然分からないよ！グルヌイユとはカエル肉のことだそうです。泡状の白いソースからふんわりと柑橘の香り。「ソース足りなければこちらをどうぞ」と泡ソースがさらに別添えで。この後何度も「ソース足りなければ」的な別添えソースがテーブルに置かれた。
カエルはやっぱりどこか鶏肉ぽい味わい。
「シェフからのサービスです」だそうで。相方が私より品数の多いコースを食べているので、私にはいくつもサービス皿が出てきている模様。ひー食べきれるかしら。
これなんとシェフが作った「お豆腐」。ラザニア風にしたとのことですが、食べてみると普通の豆腐より「豆！」味が濃くて、私好みでした。中に入ってたのはドミグラス風のソースです。びっくりした。
「舌平目 ルッコラ 黒胡麻のピカント」。
黒胡麻部分がぱりんぱりんで美味しい。ソースはトマトベースであっさりしてて夏らしいさっぱり感。
「シャラン産子鴨の胸肉 クランベリーのソミュールとセロリ」
鴨ー。鴨好きだー。相方のメインは鳩でした。ジビエがお得意なのかしら、それとも時期的なものかな？
鴨はしっかりした歯ごたえなんだけどもジューシーで肉汁があふれてきてモリモリ美味しくいただけました！ソースまたしてもクランベリー？と思ったけど、好きなので問題なし。
そしてチーズのワゴンがやって来た。テンション上がります。
とはいえ、もう大分おなかが膨れているので３つだけ切り分けてもらった。私はハード系チーズはあんまり好きではないので頂かず。
これまで食べた中で一番美味しかったブルーチーズ。薄切りにされたドライフルーツ入りのクラッカー的なものに乗せたりして楽しみました。（ちゃんとした名前があったけど、忘れた＞クラッカー。相方に「なんて言ったっけあれ」と聞いたら「ペラッペラいの」とさらにダメ回答）。
「ひと皿目のデザートでございます」
ひと・・・皿目・・・？もう大分苦しいんですけどー。
ホワイトチョコレートのムースの上に、黄桃と紅茶で作ったジェロが。これ、めっちゃ旨いー。おなかいっぱいだけどうますぎる・・・。
「こちら、この夏一番人気のデザートでした」
ふた皿目デザート「グレープフルーツとオレンジ パセリのナージュ ヨーグルトのクリーム」。
あああパンナコッタみたいに優しい味のプディングの上にめっちゃフレッシュなフルーツが・・・美味しい・・・。
「お誕生日おめでとう」のメッセージも入ってた。
さっきお手洗い行った時キッチンでシェフがものすごい難しい顔して何かを絞ってたのはこれだったか。ありがとうございます。
よし、食べきった！（でも一部相方に食べてもらったりした）と思ってハーブティーを飲んでたら、小菓子がやって来た。フレンチのフルコースってチーズワゴンあたりからものすごい攻め込んで来るよね・・・。小菓子はすべて相方のおなかの中へ。昔はこんくらいペロリと食べてたんだろうけどなー。
あらためて「もう若くないんだなー」と思わされた今年の誕生日。でも、とっても美味しいご飯でございました。
おまけ。最近のあんこ。
夏なのに日に日にモッフリと毛が増えてきております。ただいま４キロ。
下手するとこの２倍ほどになる予定の猫種。そのうち球体になるんじゃないか。
なでられて寝落ちるのが大好きです。眠くなるとそばにやって来る。
でも、すんごい気持ちよくなるとなぜかいつもゆっくり１度噛んできます。その後寝落ちる。何なんだ。