逃走中 エルバール王国編 Part15 | コジコジハルのクロノスゲーム

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主に自作の逃走中を載せています。

 
 
 
 
なえなの「・・・・また何か来た❗️」
逃走者にメールだ。
阿部「ミッション3,エリアの外に魔物が大量出現した。」
粗品「残り20分になると魔物が王国に侵入しエリアに100体のハンターが放出される!!」
幸「無茶苦茶すぎる!」
ハリー「阻止するにはエリアにあるLostMemoryの楽譜を50枚フロリアの元に届けなければならない。」
駒野「なお、エリアにいる王国剣士団に事情を説明すればミッション終了までの時間が1人につき1分延長される。」
 
 
 
 
 
 
ミッション3   大量ハンター放出を阻止せよ
 
 
残り20分になるとエリアに魔物が侵入しそれと同時に100体のハンターがエリアに放出される。
阻止するにはLostMemoryの楽譜を50枚集めエルバール城の中にいるフロリアの元に届けなければならない。
なお、王国剣士団に魔物のことを説明すると魔物の足止めに向かい1人につき1分の猶予が与えられる。
 
 
 
 
 
粗品「来たか~最後のとんでもないミッション。」
増子「このままだと終わっちゃう。全滅しちゃうじゃん。」
ハンターが100体放出されたら合計103体。
もはや逃げ場はない。
 
 
 
 
 
なえなの「LostMemoryの楽譜50枚って無理じゃない?だって今残っているの7人だもん。」
残る逃走者は7人。
楽譜を持っていない薄幸を除くと枚数は6枚しかない。
ハリー「・・・・これは僕ら以外に持っている人に協力してもらうしかないか。」
エリアには楽譜を持つ住民が多くいる。
彼らの持つ楽譜も対象となっている。
 
 
 
 
 
阿部「とにかくやることは楽譜を持っている人からもらって王女様のもとに持っていくことか。」
集めた楽譜は王女フロリアの元に届ける必要がある。
駒野「急ごう。」
粗品「やらんとな。」
この事態に逃走者は続々と動き出す。
 
 
 
 
 
 
幸「・・・さすがに動くしかないか。」
ここまで動かずにいた納言薄幸もついに動き出す。
幸「楽譜どうするかな~。」
まだ楽譜を持っていない幸は楽譜交換所に急がなければならない。
 
 
 
 
 
 
 
 
増子「・・・・これ時間間に合うかな?」
現在残り25分になろうとしている。
あと5分ほどで50枚の楽譜を集める必要はある。
時間の余裕はあまりない。
 
 
 
 
 
その頃、エルバール王国の外では。
アヤ「・・・・ずいぶんいるみたいね。」
ザルツ「ああ、ただ大した奴らじゃないようだ。」
王国剣士団のアヤとザルツが魔物の群れの前に立ちはだかる。
アヤ「腕は鈍ってないよね。」
ザルツ「当たり前だ。足を引っ張るなよ。」
アヤ「誰に言ってるんだか。」
2人は魔物と対峙する。
 
 
 
 
 
 
なえなの「あれ?またメール来た!」
粗品「通達、2人の王国剣士団が魔物を足止めしたためミッション終了時間が2分延長された。」
阿部「てことは残り18分までなら大丈夫ってこと?」
アヤとザルツのおかげでミッション終了時間が残り18分まで延長された。
ハリー「そうか、ミッション終了時間が伸びないと無理だから王国剣士団の協力がいるのか!」
王国剣士団1人につきミッション終了時間が1分延長される。
多くの王国剣士団の協力があればミッションクリアの可能性が高くなる。
 
 
 
 
 
駒野「・・・王国剣士団の人ってどの人だ?」
王国剣士団はエリアのいたるところにいる。
だが一目で見分けは難しい。
 
 
 
 
 
 
 
阿部「なるほど!だからこの笛が必要なのか!」
阿部は先ほどもらった笛を取り出す。
これは近くにいる王国剣士団を呼び寄せるものだ。
阿部「試してみよう。」
阿部は笛を鳴らす。
?「どうされましたか?」
すると2人の王国剣士団が近づいてきた。
阿部「あの~外が大変みたいです。魔物が出たとか。」
?「何!わかりました。すぐに退治します。」
王国剣士団は急いで外に向かう。
阿部「・・・やっぱりこういうことか。これすごいアイテムだ。」
阿部は笛を駆使して楽譜を集めに向かう。
 
 
 
 
これでミッション終了時間が残り16分まで延長された。
 
 
 
 
 
 
 
なえなの「・・・ちょっといいですか?」
なえなのはLostMemoryの楽譜を持つ男性に声をかける。
なえなの「その楽譜もらってもいいですか?」
?「え?何でだよ。せっかくもらったのに。」
だが男性は簡単に譲るつもりはないようだ。
?「これでフロリア様がよく聞く音楽を奏でることができるからな~。」
なえなの「そ、そうなんですね。」
そんな中、なえなのの近くにハンター。
なえなの「でもどうしても必要なんですよ。」
見つかった。
なえなの「だから・・・・嘘!」
ハンターに気づき慌てて逃げ出す。
だが気づくのが遅すぎた。
 
 
 
 
 
 
 
 
残り22分23秒   なえなの確保   残り6人
 
 
 
 
 
 
 
なえなの「もう~~せっかくここまで来て~~。」
ミッションに夢中になるあまり警戒が薄れてしまった。
 
 
 
 
 
 
 
増子「・・・・なえなのさん確保!」
ハリー「やばい、1人減っちゃった。」
 
 
 
 
 
残る逃走者は6人。
果たしてミッションクリアできるのか?