逃走中 エルバール王国編 Part16 | コジコジハルのクロノスゲーム

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主に自作の逃走中を載せています。

 
 
 
魔物がエリアに侵入するまでにLostMemoryの楽譜を50枚フロリアの元に届かなければ100体のハンターが放出される。
残る6人の逃走者はミッションに動き出していた。
 
 
 
 
 
 
 
ハリー「あの~ちょっといいですか?」
ハリー杉山は楽譜を持つ2人の女性に話しかける。
ハリー「それってLostMemoryの楽譜ですよね。」
?「ええそうですよ。」
ハリー「それを譲っていただくことはできませんか?」
?「え?どうしてですか?」
?「せっかくフロリア様の聞いていた曲なのに。」
ハリー「なんていうか・・・どうしても王女様のもとにもっていかないといけなくて。」
?「フロリア様の元に・・・・もしかしてこの楽譜にサインをしていただけるとか?」
?「特別な魔法をかけてくださるとか?」
ハリー「・・・・そういうことです。」
ハリーは話を合わせる。
?「そういうことでしたらぜひ。」
2人の女性はハリーに楽譜を渡す。
ハリー「ありがとうございます。」
お礼を言ってハリーはその場を後にする。
ハリー「・・・ちょっとだましたようで申し訳ないな~。」
罪悪感を持ちつつもこれで自身の持つ1枚を含め3枚の楽譜を入手した。
 
 
 
 
 
 
 
駒野「お願いします。王女様に持っていきたいので。」
同じころ、駒野も住民から楽譜を入手しようとしていた。
?「そうですか・・・フロリア様からの命令だとしたら仕方ありませんね。」
駒野は1枚楽譜を入手した。
 
 
 
 
 
?「ではフロリア様によろしくお伝えください。」
粗品「どうも。」
さらに粗品も1枚入手した。
粗品「・・・王女様のお願いって言ったらあっさりもらえたな~。この国の王女様人気凄まじいな~。」
 
 
 
 
 
 
 
幸「・・・・これもらおうか。」
その頃、納言薄幸は楽譜交換所で自首志願書と楽譜を交換した。
 
 
 
 
 
薄幸   楽譜獲得
 
 
 
 
 
幸「・・・・このまま王女様に持っていくか。」
楽譜交換所はエルバール城の目の前にある。
まずはもらった楽譜をフロリアの元に届けるようだ。
幸「・・・・あれハンターだ!」
しかし入り口付近にハンター。
隠れてやり過ごす。
ハンターは気づかないまま城を後にする。
幸「行けるか。」
その隙に幸は城に入っていく。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
増子「あと時間何分?」
ミッション終了時間は残り16分となっている。
その時間までは残りおおよそ3分となっている。
増子「時間がない気がするな。」
 
 
 
 
 
阿部「というわけでお願いします。」
そんな中、阿部は笛で王国剣士団を呼び寄せる。
?「わかりました何とかします。」
それに応じた3人の王国剣士が魔物対峙に動く。
 
 
 
 
 
 
これでミッション終了時間が残り13分までに延長された。
 
 
 
 
 
粗品「よしよし、また時間が伸びた。」
駒野「もう少し伸びたらまだ余裕ができそうだけど。」
 
 
 
 
 
 
 
駒野「・・・・・・ありがとうございます。」
その後、駒野はさらに5枚の楽譜を入手。
合計7枚の楽譜が手元にある。
駒野「あと何枚か・・・・いた!」
だがその近くにハンター。
いち早く気づいて遠くへ離れる。
駒野「・・・・先に届けた方がいいかな。」
駒野は獲得した7枚の楽譜をフロリアの元に届けるようだ。
 
 
 
 
 
幸「・・・・広っ!!」
エルバール城の中に入った薄幸。
余りの広さに驚くばかりだ。
幸「誰かいないのか?」
?「どうかされました?」
幸「はあ?」
幸の背後から眼鏡をかけた男が話しかける。
?「失礼、私は王国剣士団のランドといいます。何かお困りですか?」
ランドという男は優しいまなざしを向ける。
幸「・・・ただちょっと人に会いたくて。」
ランド「もしかして王女フロリア様に用ですか?」
幸「え?」
ランド「先ほどフロリア様の元に行きたいという男性が話しかけてきたので。その男性は外に魔物が来ているという情報も教えてくださいましたよ。私はこれから出かけなくてなりませんのでフロリア様の元に行きたければ2階の奥に行けば会えますよ。」
そういってランドは去っていった。
幸「・・・どういうこと?私の前に誰か来ていたってこと?」
 
 
 
 
 
 
ハリー「・・・ここだ!」
ランドが言っていた男とはハリー杉山だ。
ハリーはさらに楽譜を集めたのちここにやってきたのだ。
フロリア「・・・・あなたは!」
部屋の前にはフロリアが建っていた。
ハリー「あなたが王女様ですか?」
フロリア「はい、私がフロリアです。」
ハリー「実は王女様にお届けものがあります。」
ハリーは5枚のLostMemoryの楽譜を渡す。
フロリア「まあ、私もこれを探していたところなんです。」
ハリー「大事なものなのですか?」
フロリア「母が作曲した曲でもあるのですが。実はこの楽譜に強力な魔力を宿しているとわかって回収しようとしてたところなんです。」
ハリー「魔力!!」
フロリア「このままだとこの楽譜のせいで王国に魔物が押し寄せてしまいます。ですのでこれを後45枚集めていたただけるでしょうか?」
ハリー「わかりました。任せてください。」
ハリーは残りの楽譜を集めに動く。
ハリー「魔力・・・・誰がそんなことを?」
 
 
 
 
 
その頃、王国の外では剣士団が魔物と対峙していた。
ランド「・・・やれやれ。これは大変そうだ。」
そこへランドも合流しさらに魔物を対峙する。
これでミッション終了時間が残り12分までとなった。
 
 
 
 
 
 
 
 
粗品「・・・・これでよし。」
粗品は15枚の楽譜を入手した。
粗品「ひとまずお城やな。」
これをフロリアの元に届けに向かう。
だがそこへハンターが接近。
粗品「・・・・見つかった!」
粗品がハンターに気づいた。
それと同時にハンターも追跡を始める。
 
 
 
 
果たして逃げ切れるのか?