逃走中 エルバール王国編 Part6 | コジコジハルのクロノスゲーム

コジコジハルのクロノスゲーム

主に自作の逃走中を載せています。

 
 
エリア3か所にあるボタンを同時に押さなければアラームが解除されない。王国剣士団の目を掻い潜りミッションクリアを目指す。
 
 
 
 
 
せいや「まじでどうするこれ?」
ボタンの1つを見つけた霜降り明星せいや。
しかし、ボタンはガラスのケースが覆われていて外れないようになっていた。
このままではボタンを押すことができない。
阿部「ありました?」
そこへSnowMan阿部亮平が合流。
阿部「どうなってますか?」
せいや「ボタンが押せへんねん。」
阿部「押せない?」
阿部もボタンを確認する。
阿部「・・・開かないですね。」
せいや「どうしたらいいかわからへん。」
阿部「・・・・もしかしてこのピアノが関係あるとか?」
阿部はボタンの隣にあるピアノに注目する。
せいや「確かになんか意味ありそうやな。」
阿部「ピアノと言ったら。」
阿部は先ほど交換したLost Memoryの楽譜を取り出す。
阿部「これを使うとか?」
せいや「なるほど❗️」
ピアノには楽譜を置く場所がある。
試しに阿部は楽譜を置いてみる。
するとピアノから音楽が流れる。
せいや「なにこれ?」
この曲こそ女王ファルミアが作曲したLost Memoryである。
せいや「・・・・めっちゃええ曲やな〜。」
阿部「ですね・・・・あれ?ボタンが❗️」
するとボタンを覆っていたガラスケースが開いた。
せいや「嘘❗️なんで?」
阿部「もしかして、この曲が流れている間だけボタンを押せるってことかも❗️」
せいや「そういうことか❗️」
ようやくミッションクリアの糸口を掴む。
せいや「でもそうなると他の2つのところでも楽譜用意せんとあかんやん。」
阿部「せいやさん楽譜は?」
せいや「持ってへんわ。」
このミッションは楽譜がないとクリアはできない。
せいや「とりあえず交換しがてらボタンの場所に行かんと。」
阿部「あと2カ所は・・・・」
モニターには残るボタンの場所の映像が映っていた。
1つは紙がたくさん貼られた建物の前。
もう1つは大きな石像の前に置かれている。
せいや「・・・・こっちの建物は教会やろうな。」
せいやは早くも1ヶ所の目星をつけた。
そのまま楽譜交換所まで目指す。
阿部「とにかくみんなにも教えないと。」
阿部はこの場で待機しつつ他の逃走者に情報を送る。
 
 
 
 
 
 
 
ゆうちゃみ「・・・・阿部さんからメッセージ来てる❗️」
増子「このミッションクリアには楽譜があと2枚必要です・・・楽譜ってさっきの?」
ケムリ「なるほど、あれってミッションに必要なアイテムだったんだ!」
なえなの「誰か持ってる人いないのかな?」
村上「どうしよう、私持ってない!」
粗品「交換してへんな~~。」
駒野「何人楽譜持ってる人いるんだろうな?」
現在、阿部以外で楽譜を入手している逃走者はいない。
ハリー「・・・・これは誰も持ってなさそうだから今から行かないとまずいかもしれない。」
ミッションクリアのためには最低でも2人楽譜を交換しに動かなければならない。
 
 
 
 
 
 
 
 
粗品「・・・・今2人捕まって阿部君が楽譜持っているからあと交換できるのは13人か~~。」
状況確認を行う霜降り明星粗品。
粗品「残っている人やと酒井は戦力外やなあいつは自首志願書を手放すわけない。」
楽譜交換所では自首志願書を楽譜と交換できる。
逆にいえば自首を狙う逃走者は交換には向かわないと予想。
 
 
 
 
 
 
酒井「・・・・絶対に行かないよ。」
予想通り、ザ・マミィ酒井は交換に動こうとしない。
酒井「いくらミッションでも自首する権利を失ってまで交換したくないから。」
 
 
 
 
 
 
粗品「・・・・あと幸も多分動かんと思うな~~。」
 
 
 
 
 
 
 
幸「・・・・・パスで。」
こちらも予想的中。納言の薄幸も動かない。
 
 
 
 
 
 
 
 
粗品「こうなったら俺含め残りの11人に動いてもらうしかないな~。特に駒野さんとか。」
 
 
 
 
 
 
 
駒野「・・・とりあえず交換しに行こう。」
元サッカー日本代表の駒野友一が真っ先に動き出した。
駒野「早めに行かないとキツイからな。」
 
 
 
 
 
ハリー「行くしかない。」
ケムリ「交換しよう。」
千葉「行く。」
さらに続々と逃走者が楽譜を手に入れるため動き出す。
 
 
 
 
 
 
しかし、動けばハンターに見つかる危険が高まる。
さらにエリアを捜索する王国剣士団に見つかればアラームが鳴ってしまう。
 
 
 
 
 
 
 
 
ザルツ「・・・・・他に怪しい奴は・・・・・」
その王国剣士団の1人であるザルツは逃走者を探してエリアを捜索していた。
ザルツ「・・・・あれは!!」
そんなザルツの近くに逃走者の姿があった。
ザルツ「・・・間違いない。」
ザルツは監視を始める。
 
 
 
 
 
ビービー
 
 
 
 
 
その瞬間逃走者のアラームが鳴り響く。
見つかってしまったのは?