逃走中 エルバール王国編 Part1 | コジコジハルのクロノスゲーム

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主に自作の逃走中を載せています。

 
 
 
ゲーム前、とある王国に集められた16人の逃走者たち。
彼らはこれより恐怖のゲームに挑む。
 
 
 
 
 
せいや「また来たで〜。」
逃走者の前にモニターが設置されていた。
そのモニターに今回の逃走中のゲームマスター青山シズカが映し出される。
粗品「シズカか〜❗️」
青山「これより逃走中を開催していきます。今回のゲームは90分間逃げ切れば54万円を獲得することができます。」
ケムリ「54万・・・」
青山「ただし、エリアには3体のハンターがすでにスタンバイしています。彼らに捕まれば賞金は0。」
井上「もうどこかにいるんだ!」
青山「今から60秒後ハンターが起動しゲームがスタートします。それではみなさんの健闘を祈っています。」
青山シズカがそういうとモニターが切られ60秒のカウントダウンが始まる。
酒井「やばいやばい!」
くるま「逃げろ~~!!」
16人の逃走者は一斉にエリアを逃げ始める。
 
 
 
 
 
 
 
阿部「・・・・どっち行こう?」
ハリー「なるべくハンターがいないところに行きたいけど。」
3体のハンターはエリアのどこかで起動の時を待っている。
 
 
 
 
なえなの「・・・・待って!あそこにいる!!」
ゆうちゃみ「こっちは無理!!」
ハンターから遠く離れた場所でゲームをスタートできるかが明暗を分ける。
 
 
 
 
 
 
ゲーム開始まで残り30秒
 
 
 
 
 
粗品「もう半分やん!」
増子「おもったより時間はやい。」
逃走者たちはゲーム開始の時に備える。
 
 
 
 
 
ゲーム開始まで残り15秒
 
 
 
 
 
幸「・・・・この裏安全そうだ!」
ケムリ「なるべく隠れていたほうが・・・」
 
 
 
 
 
 
ゲーム開始まで残り10秒
 
 
 
 
 
駒野「・・・・いよいよ来る!」
せいや「来るなら来いや~~!」
いよいよ恐怖のゲームが幕を開ける。
 
 
 
 
 
 
5・・4・・3・・2・・1・・
 
 
 
 
 
 
3体のハンターが一斉に起動した。
 
 
 
 
 
村上「始まった!・・・急に怖くなってきた。」
千葉「どうしよう、どこもかしこも危なそうで嫌だ。」
 
 
 
 
 
ハンターはエリアをくまなく捜索する。
安全な場所などない。
 
 
 
 
 
 
増子「・・・・・・あれハンターか?」
7人組音楽グループ「GENIC」のメンバーでスーパー戦隊シリーズに出演経験のある増子敦貴。
その近くにハンター。
増子「・・・・やっぱりハンターじゃん!」
ハンターにいち早く気づき近くの建物に身を隠す。
ハンターとの距離は徐々に縮まっていく。
増子「・・・・・・・」
だがハンターは気づかず去っていった。
増子「・・・やばいってこれ~~めちゃくちゃ危ないって。」
ハンターは視界に入った逃走者を見失うまで追跡する。
いかに姿を隠すかが鍵となる。
 
 
 
 
 
 
こうして始まった今回の逃走中。
舞台はパソコン用RPGゲーム「21世紀版LostMemory」の舞台となった「エルバール王国」。
この国はかつて人間と「聖戦竜」と呼ばれる5体の神龍との争いがあった。
それから300年ほどの時が経ちエルバール大陸全体の中心地として発展していった。
王国内には国王「フロリア」がいるエルバール王国を中心に発展した城下町がありこの中を逃走者たちは逃げ回る。
 
 
 
 
 
 
 
粗品「・・・・こんな絵にかいたようなRPGに出てくる王国見たことないな~。」
鎮西「・・・ここお店かな?」
城下町には教会やお店といった場所も存在する。
 
 
 
 
 
幸「・・・・何もせずにいるだけで金がどんどんたまってる!」
賞金は1秒100円ずつ上昇。
90分間逃げ切れば賞金54万円を獲得できる。
 
 
 
 
 
 
酒井「僕にとってこの志願書は生命線だから絶対になくさないようにしないと。」
さらにこのゲームでは自首が可能。
逃走者たちは自首志願書と呼ばれる紙を1枚持っておりこれをエリアのどこかにある自首スポットで提出すればその時点までの賞金を獲得しゲームからリタイアできる。
 
 
 
 
 
ただしエリアには3体のハンター。
捕まれば即失格。
賞金は0