逃走中 神浜市編 Part11 | コジコジハルのクロノスゲーム

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主に自作の逃走中を載せています。

 
 
 
残る逃走者は14人。
果たして逃げ切るものは現れるのか?
 
 
 
 
 
 
 
はる「・・・・いけた〜❗️」
エルフはるは水名神社が開催するスタンプラリーに挑んでいた。
見事3つ全てのスタンプを押すことができた。
?「おめでとうございます。」
とそこへ巫女の姿をした女性が現れる。
はる「びっくりした~~何急に?」
?「見事スタンプラリーをクリアしたあなたにお尋ねします。金運、恋愛運、健康運の中で1番大事なのはどれですか?」
はる「・・・・・今欲しいのは金運やな。」
?「それでは金運にまつわるいいことが起きるでしょう。」
女性はそういって去っていった。
はる「・・・・終わり?お金もらえるとかやないん?」
 
 
 
 
 
 
 
逃走者たちにメールだ。
田中「・・・エルフはるさんが水名神社のウワサをクリアした。」
赤羽「それにより残り50分以降の賞金単価が1秒300円に上昇する。」
児玉「マジで!多くなるの!」
 
 
 
 
 
 
はる「・・・・もしかしてこういうこと?」
スタンプラリークリアにより残り50分以降の賞金単価が300円となり逃げ切った時の賞金が174万円となった。
はる「金運ってこういうことか~~。」
思わぬところでお金にまつわるいいことが起きた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
田中「あの子達何か知ってるかな?」
新西区にやってきた田中美久。
視線の先に2人の女子中学生の姿があった。
?「それって本当なのかえで?」
?「うん、何人か話してる人がいたよ。レナちゃんはどう思う?」
かえでと呼ばれる少女とレナと呼ばれる少女はなにやら深刻そうな話をしている。
レナ「どうもこうもないわよ。ここ最近ウワサが多すぎるわ。」
かえで「やっぱりマギウスの翼っていうのが関係しているのかな?」
レナ「そうね。可能性は高いわ。」
田中「すみません。」
田中は2人に声をかける。
レナ「あんた誰?」
田中「私田中美久といいます。今ウワサを色々探してまして。」
レナ「ウワサ?なんでまた?」
かえで「レナちゃん。もしかしてこの人は・・」
レナ「どうかしら?少なくても魔法少女ではなさそうね。」
田中「魔法少女?いえ違います。」
レナ「どうしても知りたいなら絶交階段のウワサについて教えてあげるわ。」
田中「絶交階段?」
かえで「私たちの通う神浜市立大附属学校にある東塔の北側の屋上に行くための階段の6段目と7段目の間の階段に自分の名前と絶交したい相手の名前を書くと永久に絶交してしまうって階段があるんです。」
田中「そんなのがあるんですか?」
レナ「今の所単なるウワサだから判断できないけどね。」
田中「わかりました。試しに行ってみます。」
田中は絶交階段のある神浜市立大附属学校に向かう。
田中「これがどうなるのかな?絶交できるならハンターと会えなくなるようにしてほしいけど。」
 
 
 
 
 
 
 
 
川尻「・・・・ここかな?」
川尻蓮は南凪区にやってきた。
ここに大東区に行く道を封鎖するバリケードを壊してくれるという魔法少女がいるという情報を聞きその魔法少女を探しにきた。
川尻「と言っても名前とかどんな子かって聞いてないからな〜。」
手がかりがほぼ0の中なんとか探そうとする。
?「あーあムカつくぜ。」
そこへ中学生らしき少女が大声を出しながら歩いていた。
?「せっかく魔女を倒してやったのにお礼も言わないなんてムカつくぜ〜。」
川尻「・・・魔女?」
川尻はその少女に注目する。
?「こうなったらなんかドカーンとぶっ壊してやりてえぜ。」
川尻「・・確証がないけどあの子な気がする。」
川尻は少女に声をかける。
川尻「すみません。魔法少女ですか?」
?「ん?なんであんた俺が魔法少女だって知ってるんだ?」
川尻「いや、そうかな~~って思いまして。」
?「変な奴。まあいいや、俺はあんたの言う通り魔法少女だぜ。名前は深月フェリシアっていうんだ。」
川尻「・・・あれ?深月フェリシアってさっきのミッションで!」
先ほどのミッションでハンター封印に必要な魔法少女の1人だった深月フェリシアはこの少女だ。
フェリシア「そんでなんか用か?」
川尻「ちょっと大東区の方に行きたいんですけど道がふさがってまして。それを壊してくれる魔法少女がいるって話を聞いて。」
フェリシア「大東区ね~~どんな用があるかわかんねえけどまあいいや。実はちょうど俺も行こうとしてたんだ。しょうがないから協力してやるぜ。」
見事深月フェリシアの協力を得ることができた。
果たしてバリケードを破壊できるのか?
 
 
 
 
 
 
 
松丸「・・・・吉村さん!」
吉村「松丸君じゃん。」
中央区を歩く松丸亮吾が吉村と合流。
吉村「そっちどう?」
松丸「今のところ問題ないですけど。この後どうなるかわからないので。」
吉村「確かにな~あとでとんでもないミッション来そうだから。」
松丸「なので今のうちにウワサとか魔法少女のこととか知っておこうかなって思いまして。」
吉村「ウワサか~~。そういえばそこで聞いたんだけど。」
吉村は松丸に会う直前あるウワサを耳にした。
吉村「そこに電波塔あるじゃん。」
松丸「はい、さっき見てきました。」
吉村「あそこでみんなから見えなくなったはずの少女が見えるようになるってウワサがあって。」
松丸「・・・・そういえばさっきあそこに行った時誰もいないはずなのに誰かに見られている感じがありました。」
吉村「やっぱなんかあるんじゃ?」
ウワサ話をしている2人の近くにハンター。
松丸「ちょっともう1度行ってみましょうか?もしかしたら何かゲームに関係していることかも。」
ハンターが2人を発見。
 
 
 
 
 
果たして2人の運命は?