エリアの南にある栄区にやってきた千葉恵里と青山なぎさ。
そんな2人の近くにハンターが接近。
繁華街の真ん中を歩く千葉。
千葉「・・・・ハンターいる‼️」
遠くにいるハンターを目撃して慌てて逃げる。
千葉「・・・・きてますきてます❗️」
逃げた先に青山の姿を発見。
青山「嘘嘘❗️」
千葉の逃げる姿を見て慌ててその場を離れる。
幸いハンターは気づいていないようだ。
千葉「怖〜〜。急に出てきた。」
ハンターは神出鬼没。
いつどこから現れるかわからない。
？「ねえねえ。魔法少女の噂って知ってる？」
？「なにそれ？おとぎ話？」
？「違う違う。魔法少女っていうのはね。白い小さな生き物からどんな願いでも1つだけ叶えてくれる代わりに魔法少女として魔女と戦うことになるんだって。」
？「本当に？魔女と戦わなきゃダメなの？」
？「そうらしいよ。でもどんな願いも叶えてくれるっていうらしいから。」
？「どんな願いもね〜。確かに魅力かも。」
桃月「・・・今の話って❗️」
コスプレイヤーの桃月なしこはエリアを歩く女子高生たちの会話を耳にした。
桃月「魔法少女ってそういうことだよね？ここってマギレコの世界だし。」
赤羽「・・・・・魔法少女がどうのこうのって話を聞いたんだけど。」
児玉「これって関係あるのか？」
他の逃走者もエリアで噂される魔法少女のことを耳にした。
このエリアには魔法少女と呼ばれる少女たちが至る所にいる。
彼女たちは1つだけ願いを叶えてもらう代わりに魔法少女として魔女と呼ばれる存在と戦う宿命を背負うことになっている。
そんな中、逃走中を開催するクロノス社の司令室では？
青山「・・・・逃走者たちもその存在を知り始めたみたいね。」
ゲームマスターを務める青山シズカが様子を伺っていた。
そこに1人の人物が現れる。
朱月「やあシズカ。」
現れたのは青山シズカとはゲームマスター候補生時代の同期である朱月サクだ。
青山「サク❗️どうしたの？」
朱月「ちょっと話があって来たんだ・・・月村さんは？」
青山「今は所用で不在なの。それで私がゲームマスターを務めることになったの。」
朱月「そうなんだ。せっかくだし見ていこうかな。」
青山「好きにすればいいわ。」
朱月「それにしてもシズカも魔法少女がいる場所で逃走中を開くとはね。」
青山「魔法少女を知ってるの？」
朱月「以前僕1人で逃走中を開催した時に魔法少女がいる別の場所を舞台にしたことがあるんだ。」
青山「そうなのね。」
朱月「それでこれからどうするの？」
青山「もちろん彼女たちにゲームを盛り上げてもらうつもりよ。でもその前にこのエリアにまつわるもう1つの要素を使うわ。」
そういうと青山シズカは逃走者に通達を送った。
吉村「・・・・なんだ？」
メールだ。
川尻「通達、エリアには様々な「ウワサ」が存在する。」
赤羽「噂？どういうことだ？」
萩原「「ウワサ」にはそれぞれ元となる出来事があり解決すれば逃走者に有利なアイテムや展開が訪れる。」
田中「ただし、中にはエリアにいる魔法少女たちの協力が必要なものもある。」
岡田「これって結構重要なやつじゃない？」
逃走者たちに送られたエリアにある「ウワサ」に関する通達。
これらはエリアの住民の中で囁かれているものでそれぞれのウワサには元となる出来事がある。
その出来事を解決することが出来れば逃走成功するために有利なアイテムや展開が訪れる。
児玉「今の所わからないことが多いけどなんかいいことがあるって話か。」
ウワサの元となる出来事がどんなものか実際に訪れないとわからないがクリアすれば有利にゲームを進められる。
はる「ウワサは何かってところから始めんと。」
ウワサはエリアの住民の会話から見つけ出す必要がある。
吉村「とりあえず探してみるか。」
前田「ウワサを見つけよう。」
逃走者たちは続々とウワサを探しに向かう。
ただし、むやみに動けばハンターに見つかる危険が高まる。
中谷「とりあえずウワサを話してる人を見つけろってことか。」
ウワサ探しに動くマユリカ中谷。
中谷「誰か知ってる人〜？」
全ての住民がウワサを知ってるとは限らない。
中谷「・・・・誰も知らなそうだな。とりあえず会った人に話を。」
手当たり次第ウワサを知る人物を探る。
そんな中谷の近くにハンター。
中谷はエリアの住民に話しかけようとしている。
中谷「何か気になるウワサご存知です？」
見つかった。
？「いえ、特には。」
中谷「そうか〜〜・・・ぎゃあーー‼️」
気づくのが遅かった。
残り109分54秒 中谷確保 残り19人
中谷「イヤーー最悪やーーー‼️」
話に夢中になりすぎた。
確保情報はメールで伝えられる。
松丸「・・・・マユリカ中谷さん確保。」
やす子「ええーー❗️1人捕まったー❗️」
吉村「残り19人。まずは中谷が消えたか。」
残る逃走者は19人。
果たして逃げ切るものは現れるのか？