逃走中 東野町編 Part24 | コジコジハルのクロノスゲーム

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主に自作の逃走中を載せています。

 
 
時の秒針の力によりゲーム時間が残り10分で停止してしまった。
このままではゲームは永遠に終わらない。
 
 
 
 
 
 
 
 
槙野「・・・あれを持ち出すってこと?」
美術館の中にある時の秒針を外に持ち出せばタイマーが動き出す。
ただし、美術館近くには怪盗ダークを捕獲するために警察官が集まっているため簡単には持ち出せない。
三山「確実に怒られますよね?」
槙野「完全に泥棒だもんな~。」
困っている逃走者たち。
大助「・・・あの~~。」
そこへ丹羽大助が声をかけてきた。
槙野「あれ?確か大助君だっけ?」
大助「時の秒針を運びたいんですか?」
槙野「そうなんだよ。でもどう考えても無理っぽいから。」
大助「だったら僕に任せてもらえませんか?」
三山「え?」
大助「外にいるお巡りさんの注意を引き付けてくれたらその間に何とかします。」
槙野「本当に?」
大助「はい。」
三山「じゃあ任せてみようかな。」
大助の提案に乗る2人。
近くにいる警察官の元に向かう。
槙野「すみませんお巡りさん。」
冴原「どうかされました?」
冴原警部が2人に近づく。
三山「あっちの方に怪しい人がいました。」
三山は美術館と反対方向を指さす。
冴原「怪しい?どんな人ですか?」
槙野「黒いスーツを着てサングラスをかけた奴です。」
槙野はハンターの特徴を口にする。
冴原「・・・確かにそんな奴がいるって情報を聞いたな。もしやダークかもしれん。」
冴原は大勢の部下を連れてその場を後にする。
数人の警察官を残しあたりは人が少なくなる。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
大助「・・・・よし。」
その間に大助は美術館にこっそり侵入し誰にも気づかれないうちに時の秒針を持ち出すのだった。
 
 
 
 
 
 
 
藤森「・・・・あれ?動いてる!!」
それのより止まっていたタイマーが動き出す。
国本「これで元に戻ったんだ!」
ゲーム終了までのカウントダウンが切られる。
 
 
 
 
 
 
槙野「・・・やってくれたみたい。」
三山「よかった~~。」
大助の協力で最大のピンチを乗り切った。
 
 
 
 
 
 
 
 
その頃、大助は時の秒針を持って美術館を後にしていた。
大助「ふう~~危なかったな~~。」
梨紅「何やってるの?」
梨紗「丹羽君?」
そこへ原田梨紅と原田理沙の姉妹が駆け付ける。
大助「え?どうして!」
梨紅「あまりにも遅いから何かあったんじゃないかって心配したんだよ。もしかして危ないことしてたの?」
大助「ええ、それは~~~・・・」
梨紗「もう丹羽君ったらあんまり心配かけすぎちゃだめだよ。梨紅が丹羽君のお嫁さんになる前に何かあったらどうするの?」
大助「ええ!!」
梨紅「ちょっと梨紗~~!!」
梨紗「だってそのつもりでしょ。」
大助「・・・梨紅さん。」
梨紅「ごめんねいきなり言われて迷惑でしょ。」
大助「そんなことないよ。すごくうれしい。」
梨紅「・・・本当!!」
大助「うん、じゃあさっきの続きに行こうか。」
梨紅「そうだね。」
大助と梨紅は手をつなぎその場を後にする。
梨紗「・・・相変わらず仲良しね。」
梨紗はそれを微笑ましく見つめるのだった。
 
 
 
 
 
 
 
 
そんな様子を近くで見ていた男がいた。
?「・・・一人前になったようだな。これで安心して未来に戻れる。じゃあな元相棒。」
彼はそういってその場から消えるのだった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ゲーム終了まで残り10分を切った。
残る逃走者は4人。
逃げ切れば72万円獲得できる。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
槙野「あとは逃げ切るだけだ。」
逃げ切りを誓う逃走者たち。
藤森「しまった!!さっきのミッションのハンター!!」
タイマーが動き出したことでミッションの影響で増えた20体のハンターが起動。
エリアには合計25体のハンターが捜索する。
 
 
 
 
 
 
 
三山「・・・・あとちょっと。」
初参戦で逃走成功を誓う三山凌輝。
三山「ここまで来て捕まったら嫌だな。」
確保されたら賞金は0。
これまでの苦労は水の泡となる。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
国本「・・・・・いる!!」
しかし、エリアにはハンターだらけ。
少し歩いただけでもハンターに出会ってしまう。
 
 
 
 
 
 
 
そんな中、逃走者の近くにハンター。
三山「・・・・・・来た!!」
見つかったのは三山凌輝。
三山「・・・・・・・」
曲がり角で視界から逃れようとする。
しかし、前からもハンター。
三山「うわまじか!!」
 
 
 
 
 
 
残り6分26秒   三山凌輝確保   残り3人
 
 
 
 
 
 
三山「こんなところまで来て・・・・ハンター多い・・・・」
これが大量ハンターの恐ろしさ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
森「・・・・三山君確保!!」
牢獄一同「ああ~~~!!」
江口「BE:FIRSTでもダメか!」
稲田「ハンター多いから~~。」
 
 
 
 
 
 
 
藤森「残るは俺と槙野さんと国本梨紗ちゃんか!」
残るは3人。
ゲーム終了まで残り5分となった。
藤森「3人に対して25体のハンターだもんな~~これはそうと・・・やば!!」
藤森の近くにハンター。
 
 
 
 
果たして逃れられるか?