逃走者たちの協力で20体のハンターの放出を阻止することができた。
しかし、いまだに30体のハンターが放出される可能性が残っている。
三山「お願いします藤森さん。」
三山凌輝は美術館の前にいた。
残り30体のハンターを消滅させるにはアイスアンドスノウの登場人物の名前と物語の結末を当てなければならない。
だがその手掛かりはエリアにあるアイスアンドスノウのイベントに行かないとわからないため藤森に跡を託す。
槙野「・・・・というわけなので見つけてきてもらっても？」
その隣で槙野は電話でお願いをしていた。
槙野「・・・・国本さんも行ってくれるみたいです。」
電話の相手は国本梨紗。
三山「待つしかないですね。」
答えがわかるまで2人は待機する。
ミッション終了まで残り2分
国本「どっちだっけイベント会場って？」
槙野からの頼みを受けた国本はアイスアンドスノウのイベント会場を目指す。
藤森「・・・あった！！」
その会場に藤森が到着。
看板にあるQRコードであらすじを読もうとする。
しかし、そのサービスは終了していた。
藤森「マジか！読めなくなってるじゃん。」
すでにあらすじを読んでいる佐野は確保されたためあらすじを知ることができなくなってしまっている。
藤森「・・・待てよ。この中に答えあるんじゃ？」
会場にヒントがあると読み中に入る。
藤森「・・・・・ん！！」
すると藤森の目の前にアイスアンドスノウのヒロインの絵が飾っていた。
そこには「フリーデルト」という名が書いてある。
藤森「なるほど、フリーデルトっていうのかこの子。」
藤森は三山に連絡する。
三山「・・・藤森さん？」
藤森「まずヒロインの女の子の名前はわかったよ。フリーデルトって名前だった。」
三山「フリーデルトさんですね。」
三山は美術館の中にある時の秒針の前に向かう。
そこで村娘のフリーデルトの名前を書き込む。
これでさらに10体のハンターが消滅。
ミッション終了まで残り1分
藤森「・・・・男の方の名前なんだ？」
さらに答えを見つけようとする藤森。
だが時間がない。
国本「・・・・ハンターだ！」
会場に向かう国本だがハンターが邪魔で進めない。
国本「邪魔なんだけど～～。」
槙野「もう時間ないじゃん！」
間もなく残り10分になろうとしている。
このままでは20体のハンターが起動してしまう。
残り30秒
藤森「・・・・あった！これか！」
藤森は物語に登場する領主の息子の絵を発見。
藤森「名前はエリオットね。」
名前が判明し再び電話をかけようとする。
だが残り時間が10分となった。
これで20体のハンターが起動・・・するはずだったが。
槙野「・・・あれ？時間が止まってる！」
三山「本当だ！」
ゲーム時間が残り10分になったところでタイマーが停止した。
逃走者たちにメールだ。
国本「・・・ミッションの結果20体のハンターが放出となった。」
藤森「クソ、せめてもう10体減らせたら。」
安斉「え？ただし時の秒針の能力により残り10分で時間が停止したため20体のハンターは起動していない。」
槙野「時の秒針が美術館にあるうちはタイマーは動かない。」
ミッションによりハンター20体の放出が確定したが時の秒針が美術館にあるうちはこのハンターは動かない。
藤森「忘れてたな～～こういうことだったんだ時間が停止って。」
国本「ハンターは動いていないってこと？」
現在エリアにはすでに起動しているハンター5体が捜索している。
槙野「でも時間が停止ってことはゲームは？」
このまま時間が停止し続けると永遠にゲームは終わらない。
三山「じゃああれを外に出さないといけないんじゃ。」
時の秒針を外に出さない限りこの状態は続く。
ただし、美術品を館内に持ち出すことは容易ではない。
安斉「どうすればいいの？」
新市街地にきたばかりで状況を把握していない安斉星来。
安斉「美術館で何かすればいいってこと？」
ひとまず美術館に向かう。
安斉「・・・・・きゃあ！！」
だがハンターに見つかった。
残り10分00秒 安斉星来確保 残り4人
安斉「ハンターいたし～～。」
時間が止まってもハンターはエリアを捜索する。
これで残る逃走者は4人。
果たして時間を動かすことができるのか？