逃走中 東野町編 Part11 | コジコジハルのクロノスゲーム

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主に自作の逃走中を載せています。

 
 
 
ミッション終了まであと僅かとなった。
現在、2体のハンターボックスを封印したがまだ3体残されている。
 
 
 
 
 
 
 
 
前田「・・・どうなってるんだろ今?」
安斉「まだクリアできてない?」
このままでは3体のハンターが放出される。
海沿いの町にいる逃走者も気が気でない。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
槙野「・・・・やばい。」
武知「・・・・・・急がないと間に合わない。」
槙野智章と武知海青は美術館に向かっている。
その中にあるクイズの答えを探し出すためだ。
 
 
 
 
 
 
三山「・・・・やっば、ガチで間に合わないかも。」
三山凌輝は積極的に動くがまだハンターボックスを見つけ出せていない。
ハンターボックスはまだどの逃走者が見つけ出せていないものが1体残っている。
 
 
 
 
 
 
 
田中「・・・・槙野さん急いで。」
田中美久は槙野からの情報をハンターボックス前で待つ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
槙野「間に合ったか。」
槙野がようやく美術館に到着。
この中にエーリッヒ・V・○○という音楽家のバイオリンを探し出す。
槙野「楽器はこっちか。」
美術館には多くの著名な音楽家が生前使用していた楽器も展示されている。
そこにバイオリンが並べられているコーナーを発見。
槙野「エーリッヒ・・・エーリッヒ・・・・」
槙野はバイオリンに置かれている札を見て所有者の名前を確認。
槙野「・・・・これだ!!」
ようやくお目当てのバイオリンを発見。
そこには「エーリッヒ・V・ヴァンデンバーグ」と書かれた札と共にモニターに映っていたバイオリンが展示されている。
?「いかがですか?」
そんな槙野に一人の品のいい貴婦人が声をかける。
槙野「あ、なんか素敵なバイオリンですね。」
?「これは兄が生前使っていたものなんです。」
槙野「お兄さん?このバイオリンの持ち主ですか?」
?「ええ、私はエーリッヒの妹のビアンカといいます。今日は兄の思い出に浸ろうと見に来ました。」
槙野「へえ~素敵ですね。」
ビアンカ「ええ、とても。」
ビアンカは兄のバイオリンを感慨深げに鑑賞するのだった。
槙野「・・・やっば、こうしている場合じゃない。」
槙野はミッションのことを思い出す。
 
 
 
 
 
 
 
ミッション終了まで残り1分
 
 
 
 
 
 
 
槙野「・・・電話電話。」
槙野は田中に電話する。
田中「槙野さん!!」
槙野「わかりました。ヴァンデンバーグさんっていう名前です。」
田中「バンデンバーグ?」
槙野「最初のヴァはうに点のやつです。」
田中「わかりました。ヴァンデンバーグさんですね。」
田中は槙野の言ったことを正確に書き込む。
見事ハンターボックスを封印した。
田中「大丈夫でした。ありがとうございます。」
槙野「OK、これで大丈夫ですね。」
 
 
 
 
 
 
 
しかしハンターボックスはまだ2つある。
 
 
 
 
 
武知「・・・・・・無理だ。」
美術館を目指していた武知だったが時間的に間に合わないと読みあきらめる。
 
 
 
 
 
 
ミッション終了
 
 
 
 
 
 
それと同時に2体のハンターがエリアに放出された。
 
 
 
 
 
 
 
 
ミッションの結果が逃走者に伝えられた。
井口「・・・ミッション失敗!!」
江口「オリラジ藤森、国本梨紗、田中美久の活躍で3体のハンターが停止。」
岩永「しかし、2体のハンターが放出された。」
後藤「2体はやばいな~~。」
 
 
 
 
 
これでエリアにいるハンターは5体となり逃走者に不利な状況となった。
 
 
 
 
 
 
 
 
杉谷「・・・・いたし!!」
ハンターを目撃し身を隠す杉谷拳士。
杉谷「これはきっついな~~。」
ハンターが増えたことで遭遇率が上がる。
 
 
 
 
 
 
 
 
前田「この増えたハンターもこっちに来るんだ!!」
新たに放出されたハンターもリフトカーで海沿いの町を捜索する。
どちらのエリアも難易度が上がった。
 
 
 
 
 
 
 
 
藤森「ここでのミッション失敗は痛いな。このあとやばいミッションが来た時クリアできるか心配だしな。」
ここでのミッション失敗が今後のゲームに大きな影響を及ぼすことになるのか?
藤森「・・・・・なんだ?」
そんな中、藤森は大きな広場にやってきた。
そこでは何やらイベントが開催されている。
藤森「何のイベントだ?」
藤森は看板に目を向ける。
そこには「アイスアンドスノウ祭」と書かれている。
藤森「アイスアンドスノウ?なんだこれ?」
藤森は看板をじっと見つめる。
藤森「あとで重要になりそうだなこれも。」
気になるが今はハンターへの接近に備え体力を回復するようだ。
 
 
 
 
 
 
 
田中「・・・ちょっと疲れた。」
先ほどミッションに向かった田中美久。
疲労回復のため新市街地にある噴水広場にやってきた。
中央には大きな石像が鎮座しておりそこから水があふれている。
田中「これってどうやって作ったんだろう?すごい手の込んでいるみたいだけど。」
その近くにハンターが接近。
田中「・・・ハンター来てる!!」
田中は慌てて身を隠す。
 
 
 
 
 
果たしてやり過ごせるか?