逃走中 東野町編 Part9 | コジコジハルのクロノスゲーム

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主に自作の逃走中を載せています。

 
 
 
藤森慎吾がハンターボックスを発見した。
クイズの答えがある美術館に杉谷拳士を向かわせる。
答えを見つけ出しハンターを封印することができるのか?
 
 
 


槙野「・・・・着いた❗️」
槙野智章と武知海青が新市街地に到着した。
武知「結構広い。」
槙野「手分けして見つけましょう。」
ミッションクリアのため別れてハンターボックスを探しに動く。


 
 
 
 
 
 
佐野「・・・・まだかな?」
美術館の入り口前には佐野勇斗が開館の時間を待っていた。
佐野「・・・・・あっ‼️」
だがここであることに気づく。
佐野「・・・クイズの問題わからない❗️」
ハンターボックスを封印するためのクイズが何かを知らないまま来てしまったことにようやく気づいた。
佐野「じゃあ入っても意味ないじゃん。」
このまま中に入ってもクイズの答えを見つけるのは困難だ。
佐野「ハンターボックス見つけたから来たらよかったな〜❗️」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
国本「・・・・あったーーー‼️」
その頃、国本梨紗がハンターボックスを発見。
興奮気味にボックスに近づく。
国本「・・・ハンター怖‼️」
怯えながらもクイズの問題を確認する。
 
 
 
 
 
 
 
問題:この絵に書かれている生き物は?
 
 
 
 
 
 
国本「・・・・なにこの絵?」
モニターに1枚の絵が映し出されている。
その絵は青空広がる草原の中に1人の少女が笑顔で立っておりその傍に何やら黒い影になっている部分がある。
この部分にはある生き物が描かれておりその生き物を答えればハンターを封印できる。
国本「なんだろこれ?影の大きさからして人が乗れそうな生き物かな?」
この絵は美術館に展示されている。
実物を見ればその生き物がすぐにわかる。
国本「・・・・びっくりした!!」
突如電話の着信音が鳴り驚く国本。
国本「もしもし?」
佐野「もしもし佐野です。」
電話の相手は佐野勇斗。
佐野「ミッションやってますか?」
国本「はい、ちょうどハンターボックスの前にいます。」
佐野「え!!僕今美術館にいるんですよ。」
国本「美術館・・・そうかメールに書いてありましたっけ。」
佐野「クイズの答えがここでわかるみたいなんです。」
国本「じゃあちょっと見てきてもらっていいですか?」
佐野「はい、何を見れば?」
国本「小さな女の子の絵なんですけど。その絵にかいてある生き物を見つけてほしいんですけど。」
佐野「生き物?どんな絵ですか?」
国本はできる限り絵の特徴を説明。
佐野「わかりました。探してみます。」
佐野はそういって電話を切った。
国本「そういうことだったんだ~。美術館に飾っている絵ってことなんだ。」
国本は佐野からの連絡を待つ。
 
 
 
 
 
 
 
 
佐野「開いた!!」
ちょうどその時美術館の開館時間となり一斉に客が中に入っていく。
?「館内は携帯電話の使用を禁止しております。ご利用の方は一度館外に出てからの使用をお願い致します。」
佐野「・・・使えないんだ携帯。」
美術館は携帯の使用ができないため答えを見つけたら一度退出しなければならない。
それでも佐野は答えを探すべく美術館に入っていった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
稲田「・・・・きたきた!!」
ケーブルカーが来るのを待っていた紅しょうが稲田。
お目当てのケーブルカーがようやく到着した。
だがその近くにハンター。
稲田「はやく~~!!」
稲田は気づいていない。
ハンターは稲田に気づいて接近。
稲田「・・・よっしゃ~~。」
扉が開き稲田はケーブルカーに乗り込む。
そしてハンターもケーブルカーに乗り込んだ。
稲田「・・・・ええ!!!」
狭い密室では逃げ場はない。
 
 
 
 
 
 
残り84分26秒   稲田美紀確保   残り16人
 
 
 
 
 
稲田「・・・・最悪・・・・ハンターと相乗りって・・・・かっこええからちょっとはええけど~~。」
ハンターと共に悪夢の乗車となった。
 
 
 
 
 
 
佐野「・・・・どれだ?」
美術館の中に入った佐野。
中にはさまざまな美術品が展示されている。
お目当ては少女とある生き物が描かれた絵だ。
佐野「・・・・この絵は生き物が描かれてないしこっちは部屋の中っぽいから違うな〜。」
手当たり次第展示されている絵を確認するがどれも該当しない。
佐野「わかんないな〜。」
絵の多さに頭を抱える。
?「・・・・何かお探しですか?」
とそこへ1人の初老の男性が声をかける。
佐野「あっ、あのー女の子と大きめの生き物の絵を探してるんですけどご存知ですか?」
?「女の子と生き物・・・もしかしたら私の描いた絵がそうかもしれません。」
佐野「え?画家さんなんですか?」
?「西沢と言います。今日は娘を描いた絵を出展したのですがもしかしたらその絵のことかも。」
佐野「それってどこにありますか?」
西沢「はい、こちらです。」
西沢という男性は佐野をある絵まで案内する。
そこには1人の少女が笑顔で立っている。
そしてその傍には・・・
佐野「ユニコーンだ❗️」
大きなユニコーンが描かれている。
西沢「これは娘が小さい頃に描いたものです。ユニコーンが大好きな娘のために描きました。その娘はこの絵ができてすぐ亡くなりましたが娘が寂しい思いをさせないように大勢の人に絵を見てもらおうと思いまして。」
佐野「そ、そうなんですね。」
西沢「よろしかったら他にも絵を飾ってますので見ていってください。」
西沢はそう言って去っていった。
佐野「・・・・のんびり鑑賞してる場合じゃない。」
佐野は美術館の外へ出る。
電話で国本にクイズの答えを教えるためだ。
佐野「国本さん。」
国本「答えわかりました?」
佐野「はい、ユニコーンでした。」
国本「ユニコーン❗️空想の生き物だったんだ。」
佐野「あとはお願いします。」
佐野は電話を切る。
あとのことは国本に託す。






国本「ユニコーン ・・・これでいける?」
国本は装置に答えを書き込む。
モニターにハンター封印の文字が出現。
国本「成功した❗️」
これでこのハンターボックスは封印された。





しかし、エリアにはまだ4体のハンターボックスが残されている。
全て封印できるのか?