逃走中 虹ヶ咲学園編 Part28 | コジコジハルのクロノスゲーム

コジコジハルのクロノスゲーム

主に自作の逃走中を載せています。

 
 
 
現在スクールアイドル同好会の部室内には6人の部員が集まっている。
ミッションクリアのためにはあと7人の部員が集まらなければならない。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
樽美酒「・・・・やった~~~!!」
エマ、彼方、果林を引き連れた樽美酒研二がようやく部室に到着。
本田「樽美酒さん!」
樽美酒「よかった・・・結構来てる!」
本田「あと4人です。」
これでミッションクリアのために必要な部員の人数は4人となった。
樽美酒「えっと~~あといないのは?」
歩夢「・・・・侑ちゃんとせつ菜ちゃんと愛ちゃんと璃奈ちゃんだね。」
かすみ「そういえばせつ菜先輩のこと話していいんですかね?」
果林「いいんじゃないの。本人はとっくに正体を明かしてるんだし。」
樽美酒「え?どういうこと?」
しずく「せつ菜さんは今まで正体を隠していたんですけど最近正体を明かしたんです。その正体は生徒会長の中川菜々さんだったんです。」
本田「・・・・・え?生徒会長!」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
せつ菜「・・・・・あまり時間がないんですよね。」
そんなせつ菜は高橋と共に部室に向かっていた。
ミッション終了まであまり時間がないため急いで部室にたどり着きたいところ。
高橋「・・・・待った!!」
だが向かう先にハンターの姿を見て慌てて隠れる。
愛「・・・・おお~~あれが鬼役ってこと?」
璃奈「迫力が・・・すごい・・・」
せつ菜「思っていた鬼とは違いますね・・・・」
高橋「マジで足が速いから注意して。」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
布川「・・・・くそ~~~もうちょっとなのに。」
その頃、侑を引き連れた布川もハンターの接近で教室に身を隠していた。
侑「・・・・・・あの鬼って相当怖そうですね。」
布川「怖いってもんじゃないから。」
必死になって身を隠す2人。
ハンターは気づく様子もなく去っていった。
布川「よし、今のうちに。」
ハンターがいなくなったのを見て2人は隠れていた教室を後にする。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ミッション終了まで残り1分
 
 
 
 
 
 
 
 
樽美酒「ええ~~~大丈夫かな?」
ミッション終了まで1分を切った。
このままでは100体のハンターが放出される。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
高橋「・・・間に合った。」
とそこへせつ菜、愛、璃奈を引き連れた高橋が到着。
せつ菜「みなさんお待たせしました。」
愛「いや~~ちょっといろいろあってね。」
高橋「・・・まだ終わりじゃないですか?」
本田「あと1人です。」
これでクリアに必要な人数はあと1人となった。
歩夢「あとは侑ちゃんだけか~~。」
かすみ「侑先輩大丈夫ですかね~~~?」
高咲侑が到着しなければミッションはクリアとならない。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
布川「・・・・あっぶね~~~。」
とそこへ侑を引き連れた布川が到着。
侑「ごめんごめん。ちょっと遅くなっちゃった。」
これで電光掲示板の数字が0になった。
 
 
 
 
 
 
 
 
ミッションクリア
 
 
 
 
 
 
 
 
 
樽美酒「・・・これで大丈夫?」
見事スクールアイドル同好会の部員を全員集めることに成功。
これによりハンター100体の放出を阻止した。
本田「危なかったですね。」
布川「だめかと思った~~。」
高橋「皆さん本当にありがとうございました。」
逃走者たちは同好会の部員にお礼を言って去っていった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
一方部室に残った13人の部員はというと?
しずく「・・・行ってしまいましたね。」
ミア「いろいろ聞きたいことがあったんだけどな~~。」
果林「まあ、あの様子だと鬼ごっこは終わってないようだから仕方ないわよ。」
エマ「無事に逃げられるかな?」
愛「私鬼役の人見たけどすっごいやばかったよ。」
璃奈「うん、ものすごい迫力だった。」
嵐珠「へえ~~ちょっと参加してみたいかもね。」
彼方「ええ~~彼方ちゃんはちょっと無理かな~~~。」
せつ菜「・・・ところで今日は全員で今後のライブの話をするって言っていませんでした?」
かすみ「おっとそうでした。私たちの今後のライブに関するアイデアを出し合い会を設けようとしてたんでした。」
栞子「具体的にいつどこでどんなライブをされるのか決まっているのでしょうか?」
侑「・・・・そのことなんだけどさ。これを見てくれる。」
侑はそういうと1枚の紙を取り出す。
そこには侑が考えたライブに関するアイデアが書かれていた。
歩夢「・・・・すごいいいかも。」
せつ菜「盛り上がること間違いなしです。」
侑「さらにさ~~もう1個相談なんだけど。」
侑はさらにある計画を持ち掛ける。
しずく「・・・面白そうです。」
嵐珠「さっそく準備に取り掛からないとね。」
かすみ「忙しくなりますよ~~~。」
こうしてスクールアイドル同好会は新たなライブに向けて準備に取り掛かるのだった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ゲーム終了まで残り10分を切った。
残る逃走者は4人。
対するは4体のハンター。
 
 
 
 
 
 
 
 
澤部「残っているのは本田さん、高橋君、樽美酒さん、布川さんの4人。」
岡部「これ誰が逃げ切れるんだ?」
福田「全員逃げ切ってもおかしくないと思う。」
秋山「・・・ただ布川さんがいるのが信じられない。」
吉村「予想外すぎるでしょ。」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
布川「・・・・多くの人が思っていると思うけど俺がここまで逃げ切る何て思ってもみなかった。」
高橋「あとちょっとか~~これが結構長いと思うんだよな~~。」
樽美酒「もうこんなところで確保されたらマジで泣いちゃう。」
本田「絶対に逃げ切ります。」
逃げ切りを誓う逃走者たち。
捕まれば今までの苦労は水の泡だ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
樽美酒「・・・・外より中の方がいいかな?」
校舎内でハンター接近に備える樽美酒。
いざとなったら教室に隠れてやり過ごそうと考える。
樽美酒「・・・・階段とかどうかな?」
近くの階段からハンターが来ないか確かめに動く。
樽美酒「・・・・うぎゃ~~~!!」
しかしばったりとご対面。
樽美酒は自慢の身体能力で逃げ切りを狙う。
しかしハンターの方が上手だった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
残り6分10秒    樽美酒研二確保   残り3人
 
 
 
 
 
 
 
 
 
樽美酒「ああ~~~~マジで泣いちゃうよこんなの~~~。」
身体能力があっても少しの油断が確保につながってしまう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
布川「・・・・・・ええ~~~!!樽美酒さん確保!!」
高橋「うそでしょ。樽美酒さんめちゃくちゃ運動神経いいのに。」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
本田「・・・・樽美酒さんでもダメだなんて・・・・」
樽美酒の確保に動揺を見せる本田。
本田「・・・・・・やばい!!」
本田の逃げる先にハンターの姿があった。
本田は慌てて引き返す。
本田「・・・え!」
しかし逃げた先にも別のハンター。
本田は完全に挟まれた状態となった。
本田「・・・・・・・どうしよう。」
 
 
 
 
 
絶体絶命の本田。
果たしてどう乗り切るのか?