逃走中 虹ヶ咲学園編 Part27 | コジコジハルのクロノスゲーム

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主に自作の逃走中を載せています。

 
 
 
 
 
逃走者たちは続々とスクールアイドルを発見する。
彼女たちを無事に部室まで連れていくことができるのか?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
樽美酒「・・・・・あれ?」
果林とエマと共に部室を目指す樽美酒だったが途中で何かを発見する。
樽美酒「・・・あれって彼方ちゃん?」
その視線の先にいたのは1人で歩いている近江彼方の姿だった。
エマ「本当だ!」
果林「何やってるのかしら?」
3人は彼方のもとに駆け寄る。
彼方「・・・あれ~~?どうしたの~~?」
果林「こっちのセリフよ。」
エマ「私たちこれから部室に行くところだよ。」
彼方「そうなんだ~~彼方ちゃんはさっきまで寝ていたんだけど急に男の人の大声が聞こえて目が覚めたから歩いていたんだよ~~。」
樽美酒「のんびりとされてますね~。」
彼方「でもそれなら彼方ちゃんも部室に行かないとね~~。」
こうして彼方も一緒に部室を目指すことになる。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
布川「・・・・音楽室ってどっち?」
猪狩「・・・・・こっちのはずです。」
高咲侑がいると思われる音楽室を目指している布川と猪狩。
2人でハンターを警戒しながら慎重に進んでいた。
布川「あんまり時間ないから急がないとまずいはず。」
ミッション終了まであまり時間がない。
失敗すると100体のハンターが放出される。
猪狩「急ぎましょう。」
そんな2人の近くにハンター。
猪狩「・・・・・います!!」
猪狩が気づいてその場を急いで離れる。
しかし逃げた先に別のハンター。
布川「・・・・やばい!!」
見つかった。
慌ててUターンをする2人。
しかしもう1体のハンターにも見つかった。
布川「・・・・・こっちだ!!」
階段を見つけた2人は急いで降りる。
その間2体のハンターは2人を追い続ける。
猪狩「・・・・・別れましょう。」
2人は階段を降りて二手に分かれる。
標的となったのは?
猪狩「・・・・来てるじゃん!」
猪狩だ。
2体のハンターに追われる。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
残り12分54秒     猪狩蒼弥確保    残り4人
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
猪狩「ああ~~~やられた~~。」
終盤に来て2体に追われる悪夢に出くわす。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
布川「・・・・・ああ~~猪狩くんが・・・・頑張らないとダメだな。」
無事に生き残った布川は猪狩の分まで生き残ることを決意する。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
本田「・・・・着きました!!」
嵐珠、栞子、ミアを引き連れた本田真凛がようやく部室に到着。
歩夢「嵐珠ちゃんたちも来たんだ!」
嵐珠「ええ、この人に誘われたからね。」
栞子「それに皆さんとここで大事な話もありますし。」
ミア「・・・・それにしても僕たちが最後かと思ってたけどまだ全然揃ってないんだ。」
かすみ「みんなどこで何してるのだか・・・」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
高橋「・・・・生徒会室ってここ?」
愛「そうだよ。」
高橋文哉は愛と璃奈と共に生徒会室にやってきた。
2人から生徒会長である中川菜々はスクールアイドルの優木せつ菜だと聞かされ彼女に会いに来たのだ。
高橋「失礼します。」
高橋は恐る恐る中に入る。
中川「・・・・あなたはイベントの参加者の方・・・」
そこには生徒会長の中川菜々の姿があった。
高橋「・・・・本当にそう?」
目の前で彼女の姿を見た高橋だが信じられない様子だった。
璃奈「・・・間違いないよ。」
中川「・・・璃奈さん・・・愛さんまで・・・・どうされたのですか?」
愛「この人に正体教えちゃってさ~~どうしても協力が必要だからって。」
中川「・・・なるほど、生徒会長としてでなくもう1人の私としてですか・・・・」
そういうと彼女は眼鏡をはずし髪を結ぶ。
高橋「・・・・あっ!!」
せつ菜「・・・・・・見ての通り私はスクールアイドルの優木せつ菜でもあります。」
中川菜々だった彼女だったが今の姿は紛れもなく優木せつ菜の姿だった。
高橋「本当に生徒会長さんが・・・」
せつ菜「はい、訳があって正体を隠していましたが最近正体を明かしたばかりなんです。皆さん正体を知って驚いていた様子でした。」
高橋「そうなんですね・・・・・」
せつ菜「ところで私に協力してもらいたいことは?」
高橋「あ、ちょっと部室まで来てくれませんか?」
せつ菜「スクールアイドル同好会のですか?それでしたら喜んで。」
こうしてせつ菜も加わって急いでスクールアイドル同好会の部室に急ぐ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
布川「・・・・・ここか!」
音楽室の前までやってきた布川。
恐る恐る扉を開ける。
布川「・・・・・あ・・・あの子だ!!」
そこには写真で見た高咲侑が窓の外を眺めていた。
侑「・・・・・・ん?」
侑は布川に気づき振り返る。
布川「こ、こんにちは。」
侑「・・・・ああ~~~さっきから窓の外で逃げていた人たちの1人ですね!」
布川「見てたんだ!」
侑「はい、さっきから外で黒いスーツを着た人に追われている人がいてなんだろうなって思ってたんですけどもしかしたら学校で行われる鬼ごっこのイベントかなって思ったんです。」
布川「そうなの、今追われていて。」
侑「それでここに隠れに来たんですか?」
布川「今はそうじゃない。スクールアイドル同好会の高咲侑ちゃんだよね?」
侑「はい、スクールアイドルじゃないけど同好会の部員です。」
布川「これから一緒に部室まで来てくれる?どうしても必要なことだから。」
侑「私がですか・・・それでよければかまいません。」
侑から了承を得た布川は共に部室まで目指す。
 
 
 
 
 
 
 
現在部室内にいる同好会の部員は6人。
クリアに必要な人数はあと7人。
現在その7人は逃走者と共に部室を目指している。
果たして間に合うのか?