ゼロックスカップ編、最後におまけの試合の方も簡単に振り返り。


昨年同様、席に着けたのは試合開始直前、既に選手入場が終わったあと。周りにもドタバタ席に着く人が多数いたあたり、Enjoyシートを購入したマスコット愛好家が周囲に多数いたと思われる。



昨年のリーグチャンピオン、サンフレッチェ広島サポーターの皆さま。



そして天皇杯王者、ガンバ大阪サポーターの皆さま。


この組み合わせで会場が横浜と言うのはかなり気の毒な気もするが、それでも遠路はるばる多数のサポーターが詰めかけた。


本日の国歌斉唱は、「T.M.Revolution」の西川貴教さん。



音楽方面での知識に乏しく、詳しくは存じ上げていないが、「消臭力のテーマ」ぐらいは自分でも知っている。


本日のスタメン。



肝心の試合だが、前半は互いの持ち味を消す展開が続き、なかなか両チームとも見せ場を作れない。



しっかし、何度見ても広島のユニフォームが群馬か福岡にしか見えない。


何回も「これは紫ではないなぁ~」と思った記憶ぐらいしかない前半戦であった。



試合が動いたのは後半6分。


右サイドの塩谷司からのクロスをニアサイドの佐藤寿人がワンタッチで巧みに合わせる。広島が先制。



決めた直後、自分の座っていた場所的に「こっちのコーナーフラッグに来る!シャッターチャンス!」と思ったら、途中で止めて引き返す。


「?」となっていたら直後に自ら交代指示。どうやら無理できなかった模様。軽傷であることを切に祈る。



そして、問題のシーン。


現地ではよく見えなかったが、なるほど顔であったのか…。



必死に顔であることをアピールするG大阪の丹羽。


しかし覆るはずもなく広島にPKのチャンス到来。







これを、今年から10番を背負う浅野拓磨が着実に決めて、広島がリードを2点に広げた。





ガンバの反撃は後半23分、阿部浩之のクロスを宇佐美貴史が頭で押し込み、1点差に詰め寄る。




ところがこの直後にピッチに送り込まれた広島の新戦力、ピーター・ウタカが躍動する。しなやかなボールタッチに半端ない推進力で観客を魅了。


そして後半28分、コーナーキックからのこぼれ球を強烈なボレーシュート。試合を決める3点目を奪取。


これでこの試合はほぼ勝負あり。広島サポは今日のウタカを見て、ドウグラスの件にようやく区切りをつけることができたのではないだろうか。



試合はこのまま終了。


エース、スーパーサブ、新戦力が揃って結果を残し、広島が2年ぶり4回目の優勝を飾った。



最終スコア。








終わってみれば、微妙な判定こそあったものの、それ以上に広島のチームとしての完成度の高さが際立った試合だった。ガンバ相手に全く危なげのない展開で、完勝と言ってもいいのではないか。


先週、吹田でガンバと名古屋の試合を見たときは「ガンバ相手にこれぐらいまでできるとは、なかなかやるじゃん」などと思っていたが、今日の広島を見ていると正直3月6日はボコボコニされる気しかしない…




グランパスへの不安はともかく、5年連続となるゼロックス杯参戦。天気だけは恨めしいが、1年に1回のお祭り的雰囲気を堪能することはできた。


来週からはいよいよJリーグの開幕。


間もなく始まる長い戦い、今年も楽しみにしたいと思う。

ゼロックスカップにおける、スタジアムグルメと並びもう一つのお楽しみ、マスコット大集合イベント。


とはいえ、今年は当イベントを開催して初めて、マスコットの天敵でもある雨天での開催。


当日は急遽予定や場所が変更になったりとドタバタする場面も多く、正直なところ満足度は5~60%ぐらい…。



まずは、「Enjoyシート」購入者限定特典である、全マスコットとのハイタッチ会。


全くの余談だが、自分がハイタッチしている姿が当日のサタデースポーツで放送されていた



ピッチレベルへと移動。


昨年はこの辺りにマスコットがズラッと並んでいたのだが、今年は影も形もない。


スカスカの客席だけがやたら目につく。




そのまま出口の方へと誘導されると…。



こんなところにいた…。


悪天候を考慮し、ハイタッチ会は屋根のある場所に変更となった模様。


このタイミングだけ奇跡的に雨は止んでいたのだが、あまり融通がきかない運営。



…で、あっという間に集合。


ハイタッチ会での個別の写真撮影は名目上禁止されているものの、昨年は陸上トラックの後方で他の方がハイタッチしている様子を写真に収めることができたのだが、今年は立ち止まることが一切許されず、あっけなく終了。


相変わらずハイタッチ会自体は楽しかったのだが、昨年を知っているだけに少し不満が…。



心配だったのはジュビロ君。


ハイタッチの途中、突然陰に隠れて引っ込んでしまったと思ったら、台車でどこかに運ばれていってしまった。突然の体調不良だろうか…。確かに顔色が真っ青だった…。


そのまま、なし崩し的にグリーティング開始。


当初は昨年同様、西ゲート広場で行う予定だったが、雨天のため2か所に分散して行う形に変更となった。


どう振り分けたのか分からないが、片方のグループは予定通り雨が降りしきるなか屋外でグリーティングを行っており、いったい誰得なのかと…。屋根があるここで全員やれば良かったような気がするが…。


まずは1年でのJ1復帰に燃えるガンズくんから。



屋根下の場合、どうしても光量が足らなくなってしまう。


すまん、ファジ丸。デジカメの設定変えるのを忘れていた…。



睨みをきかせてきたギランさん。


来年新スタジアムが完成したら、また北九州に遠征したいと思う。


Twitterでの真面目キャラで人気が出てきたのか、微妙に人に囲まれていたアルディ。


カメラを構えるとグイグイと近づいてきた。ミーヤ様がいないと攻撃的…


安定した人気を誇るディーオさん。


選挙中は意外な一面 が話題となったが、この日は普段通りのディーオさんであった。



羽生くんの力を借りて総選挙1位に返り咲いたベガッ太さん。


「生涯☆浅香唯」。本当にお前は年いくつなんだ…。



長崎の人気者は今日もあざとかった、ヴィヴィくん。


ただそこに立っているだけなのに可愛いのは何故だ…ちくしょう…。




オフシーズンの間にお風呂にでも入ったのか、ボディが鮮やかに輝き放っていたウィントスだウィン。


果たして「新しいお友達」 の正体は…、全ては来週明らかになる。


とうとう雨雲を呼び寄せてしまったニーt…ではなく雨おt…もといレディアさん。


安定の総選挙最下位はサポーターからの愛情の裏返し。今回の結果は、実質レディアの優勝と言っても過言ではないだろう。



サポーターから貰ったお菓子にご満悦なホーリーくん。


新ユニフォームを身に纏い、今年も水戸を盛り上げる。


今回の紅一点、コトノちゃん。


「新しいお洋服残念だったね~」と声をかけると、突っ伏して泣き出してしまった…。Twitterを見たところ、自分と同じことをやった人がかなり多くいた模様。今日一日でいったい何回傷口に塩を塗られたのだろうか…。



千葉県に潜む秋田犬、ジェフィ。


スタジアム外活動用(顔の作りが異なる)「内蔵」も普段と違うと、Twitterで話題になっていたのが印象的。


太陽王、レイくん。


昨年は「汚い」 などと不名誉なネタで話題となってしまったが、今日は綺麗なレイくん(綺麗なジャイアンを思いだした)であった。



すっかり地球での生活に慣れたアルビくん。

新ユニフォームだが、最大の特徴である「ハッピーターン」の文字がない…。



安心してください!


はいてますよ!


オフシーズンに目元をプチ整形した柑橘類、オ~レくん。


愛媛は毎年出馬するマスコットを変えているが、目立った成果はなく…。一平くんもインフルエンザで来ることができず、今年は愛媛勢の巻き返しにも期待したい。


ゲンゾーさんは、何故かベガッ太さんにベッタリ。


同じ犬鷲同士、何か通じるものがあるのか、それとも人気者に媚びているだけなのか…。


ノリノリなしかおさん。


奥さんが近くにいないこともあり、今日は随分はっちゃけていた印象。



FC岐阜に期限付き移籍中のミナモさん。


大量にいる「ミナモ軍団」 において、どの子が今日は来てくれたのだろうか。



続いて、屋外に移動して、久しぶりのJ1の舞台で気合の入るアビーくん。


槍を構える姿が非常に絵になる。



やたらとゴマをすって来たヴォルタさん。


こう見えて、Jリーグトップクラスのパフォーマンス力を誇る実力者。特に昭和ネタにやたらと強い。本当にお前はいくつなの…(以下自粛)。



永遠の小学5年生、マリノスケ。


尻尾…というかお尻の羽にまで雨具があった。こういったイベントには出てこない叔父さんの分まで、今日も健気に働くのであった。


久しぶりのJ2復帰なのだが、妙に挑戦的な目つきのイケメン・ゼルビー。


だが、初参戦となったマスコット総選挙では、いきなり7位と大健闘。この勢いでクラブと町田市を盛り上げる。



こちらは、本日国歌斉唱を務める「T.M.Revolution 西川 貴教」のマスコット、タボくん。


今回特別ゲストとして参戦。見ただけで「タボくんファン」と思われる人もチラホラ参戦しており、その人気のほどが伺える。



身長が伸び縮みするメタボコンドルは、今日は背が低い方であった。


浦和サポによる大量の逆組織票「来ないでJ2」さんに入った影響を、一番受けたのはこのお方だったのではないだろうか…。



J2に…来てしまった元祖人気者・パル。


マスコット界の重鎮としての貫禄は十分ながら、総選挙の順位は徐々に右肩下がり…。



赤黒の傘がよく似合う、ドーレくん。


前回2位の実力者は、今年は5位と悲願達成ならず。



アンテナの上に刺さっているのはたこ焼き?崎陽軒の焼売?団子?


フリーダムな宇宙人、フリ丸さん。


ゆとりグマ・サンチェとその飼育員・吉武さん。


最後にこの写真が撮れて良かった。吉武飼育員、ゆとりグマの調教お疲れ様でした 。



ハーフタイムには、恒例の総選挙最終結果発表。


雨が降りしきる中、満を持して登場する皆さん。



モーヴィはいつの間にかMr.ピッチと仲良しに。


なお、モーヴィはこの後Mr.ピッチが美味しく頂きました。



昨年までは、スタジアム場内には一切結果がアナウンスされず、マスコット好事家から大ひんしゅくを買っていたのだが、今年はヴィジョンに大きく映し出される。


一応、運営側にサポーターの声はきちんと届いているようで何より。



1位を全く意に介さず、サトミキちゃんのグラビアを見ていたあたり、流石のベガッ太さん。



そんなベガッ太さんの目標。

「サトミキとデート」は許さん。


今年は雨に加えグリーティング場所が分断されたこともあり、思うように周ることができず、会えなかったマスコットも多数…。

来年はとにかく晴れて欲しいと切に願う。頼むから…。



ゼロックスカップのお楽しみの一つ。


J1・J2全40クラブのスタジアムグルメやご当地品を販売するFUJI XEROX グルメパーク


今シーズンもがっつり楽しんできたので、その様子をレポートさせて頂きたい。


「ホームページに販売開始時刻の記載がない」と、昨年当ブログで苦言を呈したが、その声が届いたのか今年は「9:00販売開始(予定)」との記載がホームページにあった。


とはいえ、昨年同様少し早めに8時半頃到着してみたところ既に販売が始まっていたため、「(予定)」という言葉に嘘・偽りは全くない模様。


今年は雨予報で、各店舗とも販売数を減らすことが大いに考えられるため、到着早々さっそくグルメの旅へ…。



販売エリアは昨年同様、東広場付近に2か所で販売。


特にこのエリアは相変わらず場所が分かりにくい印象だが、売れ行きのほどは果たしてどうだったのであろうか…。



まずはこちら。


究極のメロンパン200円なり(県立カシマスタジアム)。


以前現地で食べたことがあるので、勝手知ったる安心のお味。これでもかと漂うメロンの香りと、カスタードクリームが中に練り込まれたしっとり系メロンパン。その様は、メロンパンというよりもケーキと呼ぶに相応しい…。




続いて、喜作のソーセージ盛り600円なり(フクダ電子アリーナ)。


タッパー片手に今年もソーセージ詣で。店主「J2だとなかなか皆さんに会う機会がないんで…」。それ、去年も聞いた…。


各店舗とも工夫を凝らして販売していたが、選定という意味では今年も疑問符が残る店舗がいくつか…。


松屋の牛丼は確かに旨いと思うが、このラインナップのなかで敢えて購入する人は、あまりいなかったのではなかろうか…。




反面、2つもお店を構え、気合のほどがビシバシと伝わって来たのはカマタマーレ讃岐のグルメ。



カマコロ250円なり(Pikaraスタジアム)。


こちらも現地で実食済みだが、何度でも食べたくなってしまう。肉汁たっぷりのひき肉と甘みを感じる玉ネギ、クリームのようなポテト…。ああ、絶品…。



牛すじ煮込みごはん700円なり(デンカビッグスワンスタジアム)。


濃厚に味付けされた牛すじがお口の中でホロホロと溶ける。愛知県民には馴染み深いどて煮よりも濃く、さらっとしている印象。白飯との相性は言わずもがな、箸が止まることを許してくれない。





おっきりこみうどん600円なり(正田醤油スタジアム群馬)。


幅広のもっちり麺にたっぷりの牛肉と野菜が煮込まれた、上州の郷土料理。結構なボリュームがあり、お腹も心も満たされる。



秘伝のからあげ(サルサソース)500円なり(キンチョウスタジアム)。


群雄割拠のスタジアムグルメ唐揚げ界において、確かな安定感を誇る西の巨頭。身がたっぷり、味付けも絶妙、カラッと揚げられていて食感も抜群。そして豊富なソースのバリエーション。欠点を探す方が難しい。






こちらについては、帰宅後に頂く。



炎のカリーパン(かき入り)310円なり(NDソフトスタジアム山形)。


山形まで行くお金も時間もない自分にとっては、ゼロックスカップこそが山形を感じることができる数少ない機会。


ということで、今年はまず広島にちなんだ牡蠣入りを購入。といっても、パンの中に入っていたのは牡蠣ではなく一粒のカキフライ。味については至って普通。そもそも牡蠣とカレーの相性が悪いわけないので、安心して頂くことができる。



炎のカリーパン(みたらし団子入り)260円なり(NDソフトスタジアム山形)。


続いて大阪にちなみ、みたらし団子をチョイス。カレーの辛さとタレの甘じょっぱさ、パン生地のサクふわ感と柔らかい餅のモチモチのコントラストが絶妙。自分くらいのスタ飯クラスタになると「カレーと和菓子は意外とあう!」という境地にも達することができる。






ペッカくんどら焼210円なり。


富貴豆にバターをたっぷり合わせ、どら焼きの皮でサンドイッチ。豆の甘さとバターの塩気が病み付きになる。もっとたくさん買って来れば良かったと帰宅後かなり後悔したほどのおいしさ。


ということで、今年も満喫したゼロックスカップグルメ。メニューのチョイスに若干不満があるのは毎年恒例のことだが、様々な事情もあるだろうし仕方がないことなのだろう。


それよりも、雨の中でもたくさんの人が列を作り賑わっていた光景を見て、サッカー観戦における「食」の重要さを改めて実感したのであった。回を重ねるごとに定着してきた感のあるゼロックスのスタグルイベント、来年以降もぜひ続けて行って欲しいと思う。


本日は、春の嵐になると伝える天気予報に耳を塞ぎ、始発に飛び乗って横浜に向かった話である。



目的はこちら。FUJI XEROX SUPER CUP 2016である。


自身5年連続5度目の参戦となったゼロックス杯だが、今年は現地観戦するようになって初めての雨予報「マスコットグリーティングが中止になるかもしれない」という恐怖と戦いながらの参戦である。



到着するなり、さっそくピンクのウサギにエンカウント。


「ゼロックスに行ったなら、まずはコイツに挨拶しに行くよね」的存在のペッカくん


このときは今年も無事再会できた喜びに浸っていたのだが、後ほどこのウサギに強烈な嫉妬心を抱くことになるとは、この時はまだ分からなかった。




ゼロックスカップ名物のユニフォーム展示は今年も健在。


昨年は開幕カードに合わせて展示されていたが、今年は北から順にJ1~J3の各クラブのユニフォームが並べられていた。



山形。クラブの象徴である「山」をイメージしたデザイン。シンプルだが、個人的にはこういうものの方が好み。



水戸のユニフォーム。何回もパンツをチェックしたのだが、アンコウマークがどこにも見当たらなかった。


今年もガルパンのコラボをすると聞いていたのだが…。これではただの怪しいおっさんではないか…。



浦和。クラブ史上初のボーダー柄を採用したが、腹巻だのさいたまっちだのTE〇GAだの、サポーターからはあまり評価が高くない模様…。



大宮。「ドコモ光」から感じる何とも言えない昭和感…。


FC東京。青赤のストライプに謎の集中線。胸スポンサー様をどきゅーんずきゅーん胸撃つ様でごきげんだぜっ!!



川崎。「ザ・川崎」と言わんばかりのストライプ柄。



湘南。クラブ史上初となるボーダーデザインのセンターラインには、ホームタウン10市町の名前が透かしで刻まれている。



胸スポンサーのインパクトで言えば決して大宮に負けていない。圧倒的な「ハッピーターン」


レオ・シルバのレオ・シルバによるレオ・シルバのためのユニフォームなんだろう、きっと。



藤枝。なんだかチカチカしてくる…。


ガンバ大阪。シンプルな青黒縦縞。そして浮かび上がる新スタジアムが最高に格好いい。



「強烈胸スポンサー系ユニフォーム」の元祖、ヴィッセル神戸。


12年ぶりに採用したという黒ストライプ柄が個人的には好み。「ロケット団」のマークがなければ普通に自分も欲しい。


岡山。グラデーションとFC刈谷っぽい赤襷がなんともオシャレ。個人的には今年の新ユニフォームの中でもかなりお気に入り。



「皇帝の紫」インペリアル・パープルを採用したというサンフレッチェ。


今日試合を見ていたときも思ったが、どう見ても紫と言うよりも紺色。遠目だとザスパアビスパの試合のように見えたのは内緒。


今シーズンよりJに参戦する鹿児島のユニフォームも堂々と飾られていた。果たしてどんな戦いを見せてくれるのか、楽しみにしたい。



こちらも今年からJ3に参戦する、FC東京U-23のユニ。

トップチームとデザインが異なるが、わざわざ作ったのだろうか…。



さて、ゼロックスカップと言えばマスコット集合イベント(自分基準)なのだが、今年は非公式キャラクターの皆さんも数多く参戦されていた。


「ツイートしろ」と自ら主張する何やら怪しい熊を発見…。野津田選手のお知り合い の方だろうか…。



自分も何度か遭遇し、当ブログでも紹介している「がくモン」さん。


なお、自分は決して本日仮装大会の会場に来た訳ではない。



そして、真打ち登場…。



一度会って見たいとかねてより切望していた「盟主」と初めて遭遇。


物好きな人たちから写真攻めにあっていたが、素生を知らない一般の方から通報されたりしないか、本気で心配になった。



鳥栖に続き、熊本とも新たに因縁が生まれた瞬間。



さて、そんなこんなで東ゲート広場付近をウロウロしていると、2代目Jリーグ女子マネージャーのサトミキちゃんを発見。



「俺、今サトミキちゃんが食べているカレーパンと同じものをさっき買ったんすよ」と、なんとなく周囲に自慢したくなる気分。



この後、ペッカくんとサトミキちゃんが急接近…。なんと羨ましい…。



おい、そこのピンクのウサギ。さっきカリーパン2個にどら焼きまで買ったんだから、その場所代われ…。



この後ストーk…もとい熱心なファンの如く、サトミキちゃんをしばらく追いかける。





やっぱり生で見ると可愛い…。


握手すらお願いできなかった勇気のない自分をひたすら責めるのみ…。


そんな感じで始まったゼロックスカップ2016。長くなったので次回へ続く…。




コク旨 鶏白湯ラーメン


800円 ホームゴール裏コンコース


「鶏坊」さんで購入。旨味たっぷりの濃厚鶏ガラスープはクセがなく、グイグイ飲める。なんこつ入りの鶏つくねは、コリコリした食感が実に心地よい。肉味噌を溶かして味の変化も楽しめる。総じて高いレベルにあり、おすすめ。





黒船ドッグ(ケチャップ&マスタード)


500円 バックスタンド側コンコース


「楽園」さんで購入。極太のボイルフランクは、食べごたえこそあるものの味は至って普通。パンはボソッとした明らかな安物。500円もとるならもう少し何とかせい!





ローストビーフ丼~オニオンペッパーソース~


800円 バックスタンド側コンコース


「楽園」さんで購入。岩塩とブラックペッパーで味付けされたローストビーフは、確かな肉の旨味を味わうことができ、なかなかのもの。ただ、それでもカシマのローストビーフを知るものとしては、これでも決して満足できないのだよ…。

関東地方に春一番が吹いたこの日、2月中旬にしては異例の最高気温20度を観測したエリアに日帰り遠征した話である。


ちょうど前日、東海地方を襲った春の嵐に恐れをなし、傘&カッパを持参したらびっくりするほどの快晴。



万博記念公園である。


ららぽーとEXPOCITYへ向かう人々とは背を向け、階段をえっちらおっちら登ったり、駐車場を大回りさせられたりと歩くこと20分。


何も考えず真冬装備で来てしまったため、息が切れること切れること…。



本日の目的地はこちら。市立吹田サッカースタジアムである。


剥き出しのセメントにパネルを組み合わせたような屋根、武骨でシンプルな外観が実に眩しい。


こちらは、西日本では最大級のサッカー専用スタジアム「建設費の約140億円を行政に頼ることなく寄付金を集めて作られた珍しいケース」としても大きな話題になったスタジアムである。今シーズンより、ガンバ大阪の本拠地として使用することとなっている。



そして、本日は開幕に先立ち、同スタジアムのこけら落としとなる、パナソニックカップ「ガンバ大阪VS名古屋グランパス」戦が開催される。


名古屋サポとして、何より遠征民として、新スタジアムのこけら落としに立ち会えるチャンス到来とあれば黙っているわけにはいかない。ここで引いたら「スタジアムマニア」の名折れである。誰にもそんな風に呼ばれていないが…


まぁそんなわけで、なんとかチケットを確保し、やって来た訳である。




入場口へと続く階段。


ここで本日の試合が再入場不可であることを初めて知る。なんでも隣接する商業施設に駐車する人を防ぐための措置だとかで、少なくとも今シーズンは続くとのこと。

ということで、万博競技場時代にはスタジアム外に設営していたフードコートも、新スタジアムでは全て場内に移動。




ところが、場内は凄まじいカオス状態…。


初めての試合と言うことで運営が慣れていないかも…、とある程度覚悟はしていたものの、それにしてもこの混み具合は異常だった。


売店の列に並ぶ人とコンコースを移動する人でごった返し、全く身動きが取れない。


新スタと言うことで、到着する前は「スタジアムの隅々まで探検するぞ!」とか「スタジアムグルメたくさん食べるぞ!」など希望に満ち溢れていたが、場内に入った途端一気にテンションダダ下がり…。




特にアウェイゴール裏は悲惨だったようで…。


ご覧のとおり、アウェイ側は完全隔離。アウェイサポーターは他のコンコースに移動できないという、いわゆる「鹿島スタジアム方式」。


これで再入場不可とあっては、ちょっとした軟禁と言っても過言ではないだろう。アウェイ側で観戦した知人の話によると、あっという間に売店の食べ物が完売し、大変だったとのこと。


運営上の問題がいろいろあるかと思うが、もう少し柔軟な対応はできないものだろうか…。




そんなわけで、当日Twitterでは飯を買えない名古屋サポーターが話題となっていたが、残念ながら飯にたどり着けなかったのはガンバサポも同じ。


どの売店も100人近く並んでおり、コンコースは人で溢れかえる。オペレーションも悪く、列がなかなか進まない。


この日は前座試合として、2015年シーズンをもって現役を引退した山口智と中山悟志の引退記念マッチが開催されたが、列に並んでいてほとんど見ることができなかった。


そんななか、唯一確認できたのは…。




サプライズゲストとして登場し、何故かキーパーをやっていた松平健であった。




それでもせっかく来たから…と、人ごみをかき分けてスタジアムを写真に納める。


こちらはガンバ側ゴール裏より。さすがにピッチが近い。


下層コンコースは非常に開放的な構造となっており、コンコースのどこからでもピッチが見渡せるように設計されていた。個人的な印象としては、南長野に近い構造かなぁと。



上層コンコースへは、外側に設置された建設現場の足場みたいな階段から上がる。


傾斜角度は十分。ピッチ全体を俯瞰することができ、視界は豊田スタジアムにも決して劣らない。



なお、スタンドは下層、中層、上層からなる3層構造。中層はホームゴール裏スタンドを除き、VIPフロアとなっている。


当初の計画では、ホームゴール裏も他のスタンドと同様にVIPフロアとなる予定だったが、サポーター側から出た「ゴール裏スタンドは一体感を出したい」という要望をガンバ大阪が受け入れ、 ホームゴール裏スタンドだけは中層にもスタンドが設けられたとのこと。



座席は全席背もたれ&ドリンクホルダー付き。そしてガンバカラーの青で全て統一。


個人的には、設備が少々劣っていようが、スタジアムがチームカラーで統一されていれば、それだけで十分素晴らしい雰囲気を作ることができると思っているので、この判断は非常に良いと思う。


日本のスタジアムは、どうも色をないがしろにしすぎている気がするのは自分だけだろうか…。



スタンド最前列からタッチラインまでは、国際Aマッチが開催可能なスタジアムでは最短の約7m。


そして高低差はわずか150cm。これは非常にピッチが近く感じることであろう。いつか最前列で試合を見てみたいものである。。


なお、この日スタンドを懸命に探したが、お馴染みの「勝て勝て勝て勝てホームやぞ!」の横断幕を見つけることができなかった。


ガンバの横断幕と言えばこれだと個人的に思っていたのだが、新スタでは出さないのだろうか…。






前述のとおり、140億円の募金で完成した当スタジアム、コスト削減のため、ところどころ配管むき出しの箇所も見受けられる。


ただ、限られた資金の中から優先順位を考えれば、これは仕方ないことだろう。デザインや見栄えよりも機能性、利便性、なにより観戦環境。お金を使うところと使わないところのメリハリに、いい意味で手づくり感すら感じた。


ここにいると、新国立競技場を3,000億円もの大金を使って建てることが、いかに馬鹿げたことかと言うことをつくづく実感するのである。



スタジアム内にはクラブハウスの他、オフィシャルショップ「Blu SPAZIO」とミュージアム「Blu STORIA」も常設されている。


一際目を引く、光輝く栄光の足跡…。




ガンバゴール裏。


大旗は一層目と三層目で振られていた。声が屋根に反響し、もの凄い迫力。


青色に染まった超満員のスタンドを見れば見るほど、今まで狭い万博のゴール裏にどうやって収まっていたのかという疑問がムクムクと湧き上がって仕方がない。


そんななか、今日はここから観戦。


カテゴリー4のチケットを購入したら、ガンパゴール裏の真横に飛ばされてしまった。座席番号まで選ばせてもらえるのがベストだが、せめてホーム寄りorアウェイ寄りで分けて販売しても良いのではなかろうか…。



この位置からはよく見える、アウェイ側に完全隔離された名古屋サポ。


見たところ横断幕は1つだけの模様。


「CHALLENGE FOR THE TOP」。



試合開始前の一コマ。


昨年南長野で見て感動した光景がここでも…。



選手入場直前には、ガンバサポのコレオ(この位置では分かりにくいが「HOME OF GAMBA」と書かれていた)に…。




吹田市出身のバイオリニスト、葉加瀬太郎氏による国歌演奏があったり、ビジョンに「新スタで歴史を創ろう!」的な映像が流れているうちにキックオフの時間となる。


試合を簡単に振り返り。


「監督・小倉」というネタなのか本気なのか分からない電撃就任を受け散々他サポに揶揄され、ふたを開けてみればここまで沖縄でのTMも二連敗。


特に直近の鳥栖戦は何もできなかったと聞いていたため、どれ程酷いのかとビビりながら見ていたのだが、まあ言うほどそこまで悪くはないのではという印象。


「はじめまして」の選手たち。


イ・スンヒ。対人プレーに自信を持っているのが伝わってくるプレーぶり。判断力・テクニックもあり、何より真面目そうなのが好印象。怪我で途中交代してしまったが、軽症であることを切に祈る。


古林将太。


失点に絡む判断ミスもあり、連携面もまだまだなのか若干孤立気味だった印象。


シモビッチ。前半は絶望したが、後半で希望が持てた。


この日はワンタッチ、ツータッチのプレーがほとんどで、本当にシンプル。こちらも連携面がまだまだなのか、あまり周囲と噛み合っていなかった印象。もう少しボールがおさまるようになると面白いのだが…。


安田理大。積極的な攻撃参加でチャンスを創出していた。左サイドバックは昨年の本多より良さそうな印象。



明神智和。流石の存在感。ガンバサポーターからも大きな拍手。



小倉新監督。




試合は前半26分、名古屋の失点は自軍セットプレーの被カウンターから。局面のこぼれ球争いで展開を許すと、ロングパスを引き受けたアデミウソンが飛び込んでしまった古林と入れ替わり、そのあとは一気にゴール前まで。


中央に走り込んだパトリックへのクロスを阻もうと、懸命に戻った竹内の伸ばした足は、なんとか辛うじてボールを捉えたものの、その先にはゴールマウス…。


ということで、吹田スタジアムで新たに始まった物語。1ページ目に記されたのは…、名古屋・竹内のオウンゴール。やったな竹内、歴史に名を残したぞ…。





さらに36分、G大阪はフリーキックから今野が頭であわせ追加点。


どたばたと前半のうちに2失点の名古屋。




反撃は後半2分。左サイドを上がった安田からゴール前中央へのボールをシモビッチが頭で落とすと、混戦の中を抜けた矢田が左足で押し込む。


後半開始早々の時間帯は、前半よりも受け手に動きが出てきた印象。名古屋の時間がしばらく続く。



しかし後半21分。またもセットプレーから失点してしまう。


G大阪・左からのコーナーキックに対し中央後方から走りこんだ丹羽のヘディングをマークできず、再び2点差とされるゴールを許してしまう。



試合はこのまま敗戦。


ただ、失点はカウンターとセットプレイということで、十分立て直しは効きそうな感じではある。


問題は攻撃。パスをつないで攻めていこうという意識は見えたが、つなげないとき、あるいはつなぐのを失敗したときが些か不安。


もともと新監督ということで時間がかかるのは承知の上。とにかくやると決めたのであるから、覚悟をもってやり通して欲しいと思う。



最後に帰り道。


予想はしていたものの、万博記念公園駅へと向かう道の混雑ぶりは場内のカオスっぷりに負けず劣らず、なかなかのものであった。今回は利用しなかったので分からないが、シャトルバスの方はどうであったのだろうか。


アクセス、導線、スタジアムグルメ、コンコース隔離の問題…。どんなに素晴らしい専用スタジアムができたとしても、それだけで全てが丸く収まるほど簡単ではないことを再認識させられる1日であった。


スタジアムは作ったら終わりではない。ハード面は文句ないだけに、運用面の今後の改善に期待したいところである。


そして、今後吹田に行かれる方は、ぜひ我々名古屋サポーターの尊い犠牲を無駄にすることなく、今後の観戦の参考にして頂ければと思う。ただ、個人的には、他サポでスタジアム見学を検討している方に対しては、落ち着くまではJ3の試合を選択することを強くお勧めしたい。



最後に、今日の一コマ。


ガンバ大阪のチアダンスチームの皆さま。昨年までは、試合中も万博競技場のトラックの上でチャントに合わせて踊っているシーンを見かけたが、新スタではこんな片隅でひっそりと…。


ここで躍らせるのか…。



そんなチアの皆さんだが、ガンバサポの間で「今年は今までにないくらいセクシーな衣装でビックリした」という声がチラホラ聞こえてきたので、気になって昨年自分が撮った写真と比較してみた。




2015年4月26日 、対新潟戦のときの写真。






今回の写真。


これも新スタジアム効果なのだろうか。こちらも今後の活躍に期待したい。


2月最初の花の金曜日。


世間的にはありふれた平日ながら、個人的には今日が誕生日であったりするそんな週末に、今シーズン最初の関東遠征を敢行した話である。


やって来たのは初訪問となるこちら、京成電鉄千葉寺駅である。



駅から寒空の下を歩くことおよそ20分、到着するころには日がすっかり暮れてしまった。


青葉の森公園の一角にある、芸術文化ホールである。木々が生い茂る、なかなか大きい公園のようであったが、なにぶん暗かったのでどんな公園なのかは全く分からない。



目的はこちら。


今年も参戦、「キャラクー&M☆Splash!! 2015 last revue」である。


今年で4回目の開催を迎えるM☆Splash!!メンバーの卒業公演、今回から有料になった代わりに、このようなたいそう立派なホールでの開催となった。


有料化については、昨年大雨が降りしきる寒空の下、一日中立ちっぱなしで公演を見た身としては一向に構わないのだが、平日開催だけは勘弁して欲しい…。上司への有休申請の理由説明に非常に難儀してしまった。


2016年問題の影響がM☆Splash!!にまで飛び火したのかどうかは定かではないが、せめて心置きなく来れるよう次回は休日開催として欲しいところ。日ハムファンだけど…。




こちらが館内。


ちょうどひと月ほど前に、大阪でチアのステージ を見たばかりであるが、専用の劇場だったオリックス劇場と比較すると、こちらは和風テイストの落ち着いた感じの印象。


まぁ施設名にも「芸術文化ホール」と書いてあるわけだし、たぶんそういうことなのであろう。そういえば、建物の入り口にもやたらと落語浪曲のチラシがペタペタと貼られていた。またここで卒業公演を開催しない限り、二度とここへ来ることはないと断言してもいいと思う。


なお、音・映像・照明等については、オリックス劇場と比較しても決してひけをとらない演出であったことは付言しておく。



客席はこんな感じ。


1階席と2階席に分かれており、写真撮影は1階後方の座席からのみ可能とのこと。


さて、例によって写真でステージの内容を振り返りたいところではあるが、室内ということで照明が落とされ、暗いなか激しくアクトを行うチアを綺麗に写真に収めるなど、自分の安いコンデジ&撮影者の腕的にほぼ不可能である。


ということで、写真のレベルには完全に目をつぶり、備忘代わりにセトリとともに簡単に振り返りたいと思う。




スタート早々、ビリケンさんを囲む謎の宗教的儀式が行われる。


ビリケンさんの足の裏は、なでると御利益があるらしいが…。



オープニングナンバー、「ごきげんだぜっ!~Nothing But Something~/DA PUMP」




しかも昨年京セラドームで行った「マー様バージョン」


左からたこ昌のたこ焼き(彩加ちゃん)、おおさかのおばちゃん(静花サブリーダー)、太陽の塔(有里子ちゃん)、食い倒れ人形(亜沙美ちゃん。


M☆Splash!!の扱いが色々酷い気もするが、これこそがマリンのステージの真骨頂。



オープニングというのか前説に当たるのか分からないが、マー様劇団のアクトが終わり、幻想的な照明に切り替わるといよいよ本編がスタート。








最初はもちろんこのナンバー、「M☆Splash!!Anthem/MMJP」




続いてのナンバーは「Ahead Of The Light/MIYAVI 」


キレのあるダンスで魅せてくれる。








そして次のナンバー、昨シーズン久しぶりに復活したマスコット別ダンスナンバーへと移る。


「コンピューターおばあちゃん/POLYSICS 」。今回マーくんに渡されたのはバズーカ―。




「ごきげんだぜっ!~Nothing But Something~/DA PUMP」


今度は本家本元COOLが登場。マーくんとは勢いが全く違う。途中、サングラスが取れるハプニングがあったものの、終わりよければ全てよし。






「心電心/王心凌」


ズーちゃんのナンバー。皆の振り付けがとにかく可愛くて困る。





訳あってYouTubeでは見れない「Darling/西野カナ 」


リーンちゃんの表現力はもちろん、M☆SPlash!!の振り付けもただただ可愛さを追求した感じとなっており、破壊力は反則級。正直今年もまた見たい。



マスコットのナンバーが一通り終わったあと、こなつお姉さん登場。


こなつお姉さん「金曜日のこのお時間で皆さんお仕事は大丈夫ですか???」


「仕事があるから…」と、すんなり聞き分ける諦めの良さは全く持ち合わせていない厄介な性分故、無問題である。




そのまま、昨年後半に行っていたキャラクターショーへと移る。


「にっぽん昔ばなし/花頭巾」



「仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌/坂本九、ロイヤルナイツ」の際の殺陣シーンにて。


こなっちゃんの隣には静花サブリーダー。最後のキャラクターショー、今日出演していたのは全員卒業メンバーという組み合わせだった。




江戸川コナンと毛利小五郎的なやつ。思いっきり目を開けて寝る鴎。


「見た目は鴎、頭脳も鴎」の名セリフも飛び出す。




「R.Y.U.S.E.I./三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE」より。



そして、「信じるか信じないかはあなた次第」の千葉県の都市伝説の話から、「信じたくはないけれど、2015年度をもって卒業するメンバーの紹介」という流れで、卒業メンバーの挨拶へと切り替わる。



リーンちゃんより、メンバーの一人一人に花束の贈呈。



最後の亜沙美ちゃんにだけ手渡されない、という小ボケも交えつつ…。



明日香ちゃん。 こらえきれず、涙…。



佳澄ちゃん。



知己ちゃん。


今日をもってパフォーマーとしても卒業されるそうで…。



静花ちゃん。


サブリーダーとして、いろいろ辛いこともいっぱいあって…と。




利香ちゃん。



有里子ちゃん。



彩加ちゃん。



マイクの音が出ない…。最後までいろいろもっていた亜沙美ちゃん。




気を取り直して…。


辛くて辞めたいと何度も思ったそうで…。自分が見ているM☆Splash!!の姿はほんの一部だけ。その裏では、いかほどの苦労があったことか。



そして、この日どうしても来られなかった美奈ちゃんからのメッセージも読み上げられる。


メンバーから、ファンへの感謝がしっかりと伝えられる。マリーンズのラストレビューは、そういう場所なのである。






卒業するメンバーのみで構成された「GOLDEN GIRL/いきものがかり」


ダンスの途中、感極まる場面もありつつも、最後はみんな笑顔で…。


これでもう現役としてはラストステージなんだと思うと…。








「ありがとう/FUNKY MONKEY BABYS」


最後まで全力のダンスパフォーマンスを、ステージから届けてくれた卒業メンバーのステージ。それほど多く彼女たちのステージを観られなかった自分も、グッと胸に迫ってくるものがあった。

そして、ステージはまだまだ続いていく。





「HANDS UP/Big Bang」





「Climax Jump/AAA DEN-O form」


全力パフォーマンスはまだまだ続く。




別れがあれば、新しい出会いもある。続いてステージに登場したのは、2016年のM☆Splash!!新メンバー。


マリーンズ球団歌「We Love Marines」を披露。



そして、新旧メンバーの最初で最後の共演。


マリーンズ勝利時に球場で流れる「Winning Anthem」






この辺の顔ぶれを見るとホッと安心したり。共に築き上げてきたものを繋いでいくのは継続メンバー。いろいろと大変かと思うが、今シーズンも期待したい。





「千葉、心つなげよう/Mmjp」



ここでもう1人、今回をもって「卒業」される方の紹介が。

M☆Splash!!のヘッドコーチを結成当初から12年にもわたって勤め上げてこられた長峰美紀さんが、ご卒業…という形になった。



その長峰ヘッドコーチによる最後の「作品」。


先月に大阪で行われたダンスフェスティバルでも披露された「VIVA la VIDA /Coldplay」


息をのむようなカッコよさが伝わってくる、そんなパフォーマンスであった。





ステージも終盤へ。「Winner」


ラストへ向けて、疾走していくステージ。目が離せない。











そして迎えたラストナンバー、2015年のステージにおいて最後を飾ってきた「終わりなき輪舞曲(ロンド)/C&K」



最後はマスコット、M☆Splash!!メンバー全員、M☆Splash!!2016新メンバーも登場。今と未来がひとつになる。


最後まで、全力で駆け抜けてくれた、ラストレビューであった。




その後会場が再度暗転。


スクリーンには、想い出の写真と共に、エンドロールが。


そこに流れるは、 「Starlight Destiny/Soul'd Out」「ファミリア/lecca」


分かる人には分かるこの選曲。本当に最後まで堪能させていただいた。





ステージ終了後は、ロビーにて卒業メンバー中心のグリーティングが行われる。


たくさんのファンの列でごった返す中、静花ちゃんと利香ちゃんに最後のご挨拶を…。


時間的制約があるのは仕方ないにしても、せめてもう少し広い場所でやって欲しかったというのが率直な感想…。



ということで、ステージから客席にたくさんの「ありがとう」が伝わってきた今回のステージ。素晴らしい時間と機会を与えてくれて、本当にこちらも感謝したい。

これで最後となってしまったが、皆がそこにいてくれたという事実はこれからもずっと変わらない。


どうか卒業される皆さまの未来が光り輝くものでありますように…。

前日深夜に行われたリオ五輪最終予選決勝


U23日本代表の劇的な逆転勝利宿敵韓国を破っての優勝による余韻寝不足が抜けない中、2016年観戦初めに出向いた話をさせていただく。



名鉄電車を降り、1月にしては穏やかな暖かさのなかをテクテク歩くこと20分、やって来たのはこちら。



ウェーブスタジアム刈谷である。


寝不足の中、わざわざ刈谷まで来た理由がこちら。




「ナイトランニング」ではない。


デカデカと看板に貼られた「市長杯」の文字。


今日ここで、「第56回 刈谷市長杯サッカー大会 準々決勝」なるイベントが開催され、FC刈谷が出場することを知ったのはちょうど1週間前。


回数的に結構な歴史ある大会と見受けられるが、いくら調べても事前情報が極めて少なく、どのような位置づけの大会なのかイマイチ分からなかったものの、なんせ暇を持て余しに余しているシーズンオフの日曜日、単に「スタジアムでやっているサッカーを見よう」という動機で来た次第。



個人的事情(寝坊)により、スタジアムに到着したのは試合開始10分前。


事前情報の乏しさからおよそ予想していたが、場内は閑散としておりかなり寂しい雰囲気。


しかし、それでもメインスタンド中央を中心に熱心なファンが固まってたのは、さすが「サッカーどころ」と呼ばれるだけのことはある。


唯一の誤算は、スタンドを覆う屋根のおかげでスッポリ日陰になってしまい、尋常じゃなく寒かったことくらいである。



熱心に応援していた刈谷サポーターの皆さま。


今日は鳴り物が使用できないのか、持参した太鼓は通路に置き、手拍子で声援を送る。


そんななか、中央に陣取っていた千葉ロッテマリンフェスタユニフォームを着た刈谷サポのおっちゃんに、個人的に強烈なシンパシーを感じた。



今日はここから観戦。


およそ2か月ぶりに見る青々とした芝生。Jリーグと関係ないスタジアムであることを考えると、1月下旬における天然芝の状態としては上々の部類だろう。



昨年より立派になった電光掲示板、今日はお休み。


試合運営のレベルを見ていると、今日の試合の位置づけと言うものがだいたい見えてくるというものである。



そうこうしているうちに選手入場。


…と、ここである違和感に気付く…。



FC刈谷のユニフォームから赤襷が消えた…。


どうやら今日の刈谷は普通の練習着で試合を行う模様。




そして本日の対戦相手、デンソー刈谷のイレブン。


事前にネットでググって見たものの全くヒットせず、その素状が全く分からなかったのだが、さらにいろいろ調べるうちにどうやら「西三河リーグ」に所属していることが判明。


刈谷の所属している東海リーグ1部からみて、さらに4つ下のカテゴリー。J1から数えると9つ目のカテゴリーにあたる。そんなリーグがあること自体もちろん初耳である。


カテゴリーが相当離れており、果たしてどんな展開になるのかと思っていたが、案の定一方的な展開になってしまった。










前半3分のゴール(コンビニのおにぎり食べていたら見逃した…)を皮切りに、攻めも攻めたり前半だけで刈谷はなんと6得点


序盤こそ致命的なパスミスをやらかすなど、点差の割には気が抜けない展開がしばし見られたが、点差が離れるにつれて一方的なペースに…。


基本FC刈谷目線とはいえ、さすがにこうなって来ると反感贔屓的精神も沸き起こってしまう。



なお、この試合、ボールボーイなる気の効いた人は存在しないので、選手が自分で取りに行く形になる。


とくにデンソーのゴールキーパーは、刈谷の波状攻撃にさらされたうえ、何度も外れたボールを取りに行く羽目になり、見ていて気の毒であった。







刈谷は決して手を抜くことなく、後半もゴールを積み重ねていく。



その間、刈谷の控え選手はひたすら体幹トレーニング

なんともシュールな光景であった。



結局試合は13-0という、サッカーとはとても思えないスコアで刈谷の圧勝。


間違いなく自分の今までの観戦のうち最大得点差の試合。恐らくこの記録は今後も破られないと思われる。



デンソー刈谷の選手が刈谷ベンチにご挨拶。


明らかな実力差があり、正直何一つ自分たちのサッカーができなかった印象だが、それでも最後まで戦い抜いてくれた。


刈谷サポーターからも大きな「デンソー刈谷」コールが沸き起こる。




あまりに一方的すぎる展開に「楽しかったか?」と問われると正直「………」だが、緑の芝生にサポーターの歌声、ボールを蹴る音など2か月ぶりのサッカー観戦の空気を思う存分感じることができた。


開幕にはまだ遠いが、来たるべきシーズンに思いを馳せながら、今年も刈谷の挑戦を見守りたいと思う。



最後に今日の一コマ。


デンソー刈谷のベンチにいたこちらの選手。どんなに点差がついてもベンチから大きな声を飛ばしピッチ上の仲間を鼓舞していたのが非常に印象的。


どこの誰かは存じないが、こういう姿は本当に清々しい。いつかまたスタジアムでお会いしたいものである。