シルバーウィークの連休中、鎌ヶ谷でヤングファイターズを堪能した翌日、引き続き千葉県内で野球を満喫した話である。



やって来たのは、新たな伝説作りに気勢が上がるこちら。


今年は関東に対してことごとく縁がない日程であったが、なんとか今年4回目のQVCマリン訪問である。



久しぶりのQVCマリン、到着するなりさっそく洗礼を受ける。


本日無料配布が予定されていたはまぐりが、台風20号の影響により漁に出られず中止になったとのこと。


まぁ、自分は少食なので…。



本日の個人的ミッション。


清田選手がヒットを放った瞬間から発売開始となる、「清田モ~打賞丼」


前回訪問時 は清田選手がノーヒットに終わってしまい、食べることができなかった。


今日は試合はもちろん、清田選手の活躍を強く期待したい。



本日のファーストピッチセレモニー。


日本テレビ「NEWS ZERO」でキャスターを務める鈴木崇司アナウンサー。


同日に行われていた東京ドームの試合を蹴って、こちらに駆け付けたとのことだが…。



まさかの死球式に…。


後ほどニュースZEROを観たところ、死球シーンはCM間に差し込んだだけ…。


日テレから来た使者は、荻野にボールをぶつけに来ただけだった…。



試合開始前のメンバー表交換シーン。


大久保監督の姿を見ることができるのもあと少し…。


報道されているような現場介入が果たして本当に行われていたのか知る由もないが、願わくばそういったゴタゴタなしに、純粋に大久保監督が思うまま指揮していたら、今年の楽天がどういう未来を描いたのか見てみたかったところ。


本日のスタメン。


楽天は7月の仙台 の時と比べると、実に7人がスタメンから入れ替わっている。

というか、あのときの楽天は西田選手、藤田選手、銀次選手、嶋選手、岡島選手が同時に一軍にいなかったわけであり、本当に今年の楽天は怪我人が多かった。


来季は全員健やかにシーズンを送ってほしいところである。



本日も素晴らしい晴天。


青い空と緑のグランドのコントラストが非常に美しい。



そして、QVCマリンにおける日常的光景。


今シーズンもお疲れさまである。



本日の先発。千葉ロッテは石川投手。


楽天は、トミー・ジョン手術からの復活を目指す釜田投手である。



懸念事項だった清田案件については、初回にあっさり達成。


第一打席にレフト前ヒットを放ち、無事「清田モ~打賞丼」販売決定。


もうこれだけで、本日QVCマリンに来た目的が達成されたようなものである。



そしてランナー1・3塁となると、井口がバックスクリーンへと運ぶ先制スリーランホームラン。



今年も多くの名選手がユニフォームを脱ぐ決断をする中、バックスクリーンまでボールを飛ばす大ベテランの姿が眩しい。

まだまだ長く活躍して欲しいところである。


3回裏、千葉ロッテが追加点。


清田選手がレフトへ2点タイムリーを放つ…が、怪我でもしたのか次のイニングから交代となってしまった。


ちなみに先ほどの「清田モ~打賞丼」、清田選手がヒットを重ねるごとにボリュームアップしてゆくという特典があるのだが、既にお腹いっぱいだったので買いに走ることはなし。


清田選手には頑張って頂き、機会があれば今度は「2安打バージョン」のものも購入し、比較してみたいと思う。



石川投手はヒットこそ打たれるものの、要所を抑えてノラリクラリと抑えていく。


…というか、楽天打線の繋がりが恐ろしく悪い。これじゃ勝てない訳だ…。




7回裏、鈴木大地のライトへのツーランホームランに…。



デスパイネにもタイムリーが飛び出し、これでほぼ勝負あり。



試合の行方がほぼ決まったところで、楽天の助っ人写真を適当にパシャパシャと。


初めてお会いしたムリーロ選手。



フェルナンド選手。


果たして来年も球場で会えるだろうか…。



ふとスコアボードを見て気づいたが、楽天は野手4人に外国人枠を使用していることに気付く。


得点力不足解消のため苦肉の策と言ったところだろうか…。



しかし、そんな努力も甲斐もなく、石川→大谷→香月と繰り出す千葉ロッテの継投策に対し、10安打を放つも奪った得点は2点のみ。


今年の低迷っぷりをある意味いかんなく発揮し、なすすべなく敗れる。



一方の千葉ロッテは楽天に対して連勝。


3位の西武とピタリ1ゲーム差につけ、クライマックスシリーズ進出権を虎視眈々と狙っていく。


5年に1度のゴールデンイヤー。果たしてどのような結末を迎えるのか…。



最終スコア。




ということで、日差しが厳しいなかでもトンボがやたらと飛んでおり、確実に秋が近づいていることを実感させられるQVCマリンから撤退。


恐らく最後の最後までもつれることになるであろう、レギュラーシーズンの最終盤戦。最後まで目が離せない試合が続く。



最後に今日の一コマ。


試合終了後の正面ステージにてヒーローの石川投手へのインタビュー中。


こなつおねーさん「今日から登場曲変わりましたよね??」


石川投手「いや、変えてないですよw」


変えたのは田村選手でした…。まぁ、こういうこともあります…。


スタジアム場内にも小熊のトラップが…。


ということで、前回の続きである。




ここ最近、比較的涼しい日が続いていたので完全に油断していたが、本日はまるで夏が戻ってきたかのような強烈な日差し。


日差しを遮るものが一切ない屋外球場、殺人的太陽を避けるように、ちょこまかと場内を探検してみる。








前回来たときは外野席観戦だったため、この球場の内野に侵入するのは3年前の北海道まつり 以来、およそ3年ぶり。


記憶のなかのコンコースと比較すると、売店が綺麗にリニューアルされており、パッと見た感じだとここが二軍本拠地球場とは思えないほどの充実ぶり。



この日はイベント開催の甲斐もあり、観衆は4千人超。


千葉ロッテのおひざ元という厳しい条件のなか、毎年アップデートを重ね続け、完全に独立国家を築いている鎌ヶ谷ファイターズ。


球団の営業努力と地域密着の着実な成功っぷりにはいつも感心させられる。




本日の両チームのスタメン。


ヤクルト側がやたら豪華なのが非常に気になる。


二軍球場あるある。「お前ここにいちゃダメだろ!」というヤジ。



試合開始前に行われた、よさこい演舞。



メンバー表の交換を行う両監督。


東京ドーム時代からのファンとしては、「田中」といえば何と言っても幸雄だ。



本日は始球式に、女性アイドルグループSNH48兼AKB48メンバーの鈴木まりやさんが来場。


ごめん、あなたのこと全く知らない



日本ハムの先発ピッチャーは、今シーズン期待されながらも結果を残せず、後半戦は二軍暮らしが続く上沢。


ヤクルトの先発は新垣という組み合わせ。




この試合の日本ハムの目玉、かどうかは分からないが、観客のテンションアップに多少貢献したと思われるのが、この選手の出場。


9月に入り打撃不調に陥り、リフレッシュも兼ねて二軍で調整中の西川選手である。


本日のスタメンメンバーの中において、実績という点では群を抜いている。



そして初回の最初の打席、いきなり格の違いを見せつけてくれた。


レフトスタンドへの見事なホームラン。


この日の西川は3安打2打点1ホームランと、この分なら1軍復帰も近いことであろう。



そして知名度ではこの男も負けていない。


今シーズン途中、巨人より移籍してきた矢野選手。


本日が誕生日ということで、最初の打席時に応援団よりハッピーバースデー大合唱。


これで気をよくしたのか、直後に鋭いレフト前ヒットを放つ。


ヤクルトの反撃は2回表。



デニングが打った瞬間それと分かる、ライトへのソロホームランを放ち、ヤクルトが同点に追いつく。



ここで少し席を外し、球場外へと移動。


こちらは「FAN'S LOUNGE」という、冷暖房完備でモニターで試合中継も楽しめる有料のラウンジスペースである。


今年の春先にオープンし、前から気になっていたので、さっそく300円払って中へ…。



入口には、ファイターズ、ヤクルト、大リーグなどで活躍された木田優夫GM補佐の特設展示コーナーが。






壁には鎌スタ18年のヒストリー展示や…。



こんな懐かしいものまで…。







有料ではあるものの、冷房が効いた涼しい室内で試合が見れるとあり、外の屋台で買った食べ物を持ったお客さんが入れ代わり立ち代わり訪れていた。



しばらくテレビで見ていたが、何やら新垣が炎上している模様だったので、4回まで見届けた後スタンドに戻ることに…。


5回裏、矢野謙次が今日2本目のヒットで出塁すると、代走の石川が大嶋のライト前ヒットの間に果敢にもホームを狙う…が、タッチアウト。


鎌ヶ谷的日常。


5回裏終了後のラジオ体操。


先発の上沢。3回以降は無失点に抑えるも、コントロールが安定せず、どうにも見ていて落ち着かない。


そして6回表、四球で出したランナーを1塁においた場面で、ミレッジにホームランを打たれてしまう。



この日の上沢は6回を投げ、被安打5、与えた四死球3、4失点という内容。


数字以上に印象が悪く、このままだと一軍復帰は来年だなぁと。



一方、この日は打線が好調。


7回裏、大嶋のレフトへの2点タイムリーツーベースで、日本ハムが勝ち越しに成功。



場内アナウンス「バッター、ミレッジに代わりまして星野、あっ西田」


なんていう、ちょっとしたハプニングもあった試合の行方は…。



上沢の後を継いだ、森内、大塚、乾の3人が、無駄にランナーを出しつつも無失点で抑え、ファイターズが逃げ切る。




最終スコア。



本日のヒーローは、逆転タイムリーを放った大嶋。


キッズインタビュアーの「大嶋選手はいつから野球はじめたんですか?」という質問に、笑顔で「四年前です!」と答え、爆笑してる人とポカーンとしてる人が半々。


大嶋の経歴を知らない世代のファンがいるのか…。本当に時の流れを感じる。



ということで、いろいろと盛りだくさんであった久しぶりの鎌ヶ谷スタジアム野球観戦。

普段ビジター観戦が多い自分にとっては、2軍と言えどもホームの雰囲気をしっかりと味わうことができた。また、本日初めて見る若手選手も多く、大いなる満足感を得て満員のバスに乗り込み、梨林地帯を脱出したのであった。


最後にマスコットの写真を。


Ribbonブランドのキャラクター、リボンちゃん。


この日はファイターズのユニフォームで登場。




この小熊と会うのも、これが今年最後。


では、また来年…。


絶好の行楽日和に恵まれている、秋の大型連休シルバーウィーク


軒並み鉄道の混雑がニュースで伝えられるなか、人の流れに逆らい関東方面へ向かう電車に乗り込み、2年半ぶりに梨林を訪問した話である。


自分が東京出向時には良く見かけた馴染み深い「東武野田線」という路線は、どうやら知らぬうちに廃線となったようで、全く同じところを走っている「東武アーバンパークライン」とかいう全く耳慣れぬカタカナ名前の電車に乗って、鎌ヶ谷へ。



熊の形をした植木とひまわりがお出迎え。



大型ビジョン設置プール開場外野スタンドの畑など、様々なボールパーク化戦略で話題を振りまいている「鎌ヶ谷スタジアム」である。


前回来たとき はこんなに緑色ではなかった。


久しぶりの鎌ヶ谷、今日はいろいろと見物したいと思う。



まず到着して驚かされたのが、試合開始の3時間以上前なのに、長蛇の列を形成しているとんでもない数のお客さん



この日、鎌ヶ谷スタジアムでは「鎌スタ☆北海道まつり2015」なるイベントが開催されていた。


関東では普段なかなか味わえない北海道のグルメが楽しめるお店や、各種イベントブースが出店しており、それぞれに長蛇の列を成している状況。


あまり人混みは好きではないが、せっかくなので一つ一つ見て回る。



この日のスタジアム外周は、北海道の地名を使った4つのエリアに分けられ、「北海道をまるごと味わうことができる!」という趣旨の模様。


ということで、球場正面の函館エリアからまずは探索。



毎年行われているジャガイモのつかみ取りコーナー。


明らかに野球観戦という雰囲気ではない、近所のおばちゃんらしき人が参加していたのが印象的だった。



大漁旗と漁船。何となく北海道…というか漁港っぽい雰囲気は出ている。


試合前にはここで、よさこいの演舞も行われていた。



グッズショップにて。


思わず連れて帰りそうになった…。



続いて次のエリアに。


外周を歩いていると、コボスタ宮城でよく見かけるSLトレインが登場。


無料で乗れるらしいが、流石に一人で乗る勇気はない…。



続いて、三塁側選手寮手前の駐車場付近に設けられた札幌エリアである。



ここには北海道らしく羊。


かわいそうなくらいに専有面積が少ないなか、2匹も檻に入れられていた…。




両ポール際に設けられたスタンド内の畑。


「北海道の一部を切り取った」という点では、ある意味ここが一番北海道っぽさが出ていたのかもしれない。



続いて、バックスクリーン裏に設けられた旭川エリア。



こちらは動物園&水族館がコンセプトの模様。



雲丹や亀、ヒトデなどと直接触れ合えるコーナーや…。



カワウソ…。



そしてウサギ。ここまで来ると、北海道らしさは全く感じない


もっとも、キタキツネやエゾシカ、ヒグマなどの北の動物たちを連れて来られたら、それはそれで怖いが…。



気の毒なくらい、子供たちにベタベタ触られていたひよこ達。


正直、自分がひよこだったらこの役はやりたくない…。



最後に1塁側スタンド後方の帯広エリア。こちらには…。



牛。


ここまで乗って来たと思われる、隣に止まっていたトラックが神奈川ナンバーだったのが印象的であった。



こんな建物は以前来たときはなかった。


入口には「関係者以外立ち入り禁止」の文字があり、球団事務所か何かかと思いながら眺めていたら…。




ゆるキャラが出てきた…。


道内のゆるキャラたちも本日は鎌ヶ谷に遠征してきたとのこと。


そして本日は、各エリアをまわるスタンプラリーを行っていた。


先着で素敵な賞品も用意されているとのこと。


過度な期待は禁物ながら、それでもワクワクしてしまうのがスタンプラリーというもの。


一体何が貰えるのかと思ったら…。



まさかのスルメ…。


その後スルメをカバンの中にしまっていたら、すっかり生臭くなってしまったのが本日のハイライト。


ということで、いつものように試合には一切触れぬまま結構な分量となってしまったので、試合編は後日。


ということで、続く…。


シルバーウィーク突入。残暑が今年は大したことなく、秋らしい過ごしやすい日々なのはいいが、例年この時期は個人的に超修羅場モード(プロ野球が佳境に入り観戦試合がかさむ為…)


さて、連休で全国の行楽地の混雑が伝えられるなか、本日は先週に続き、東海エリアで行われた大一番を見に行った話である。



やって来たのは長良川競技場。


対戦カードはこちら。


ラモス体制になって初の3連勝、この時期にようやくエンジンが入り出した現在20位のFC岐阜と、22位と最下位に低迷する大分トリニータとの一戦。


ご存じのとおり、J2は最下位がJ3へ自動降格となり、21位はJ3との入れ替え戦にまわることとなる。


現在岐阜と大分との勝ち点差は6。一刻も早く降格圏を抜け出したい岐阜と、J2残留のためには何が何でも岐阜を引きずり込まなければならない大分。


今シーズンのJ2降格争いの行方を大きく左右することとなる、重要な一戦となる。



さっそく場内へ。


J1ライセンス取得のための座席設置工事が始まり、いつも座っているバックスタンドが閉鎖となってしまったため、本日はアウェイゴール裏より観戦。





大一番を前に、気合の入るFC岐阜サポーターの皆さま。


ゴール裏を緑色に染め上げる。



メインスタンド側もご覧のとおり。


順位は低迷していても、数年前に比べて格段に客が入るようになった。


実力不足と言えばそれまでだが、暗黒期を経てようやくここまで岐阜県民に認知されてきたFC岐阜。


個人的には、ここで降格することでせっかく傾いてきたいい流れを止めて欲しくないし、何より自宅の近場でJ2の試合を見られなくなるのは困るので、何とか残留して欲しいところ(磐田がJ2残留してくれればまた話は別だが…)



一方、大一番に挑む選手を鼓舞するため、遠くから多数集まった大分サポーターの皆さま。


J1所属経験あり(しかもタイトルホルダー)で初のJ3降格という屈辱だけは避けなければならない。


大一番を前に試されるチームの結束力。


試合開始前、1960年代に日本代表を指導して「日本サッカーの父」と称され、17日に90歳で死去したデットマール・クラマー氏へ黙とうがささげられる。


そしていよいよ決戦のとき…。




試合はいきなり動き出す。


前半6分、中盤でボールを奪われると、最後は兵働にフリーでミドルを撃たれ、これを決められてしまう。







その後も岐阜はボールへの寄せがない状態が続き、大分に好機を創出される。


すると、29分には松本昌也に追加点を決められ、2点のビハインドとなってしまう。



岐阜はボールを持つことはできるが、なかなかシュートまでいけない展開が続く。


もどかしいまま前半は0-2で折り返す。


ハーフタイムの一コマ。


トリニータっぽい衣装を身に纏った県岐阜商業高校のブラスバンド部による演奏。


後半、岐阜は選手交代で修正を図ったが、守備の変化は見られず。


球際やボールに対する執着心で、完全に大分に負けていた印象。



ファールでしか大分の選手を止められない岐阜ディフェンス陣。


拍手なのかブーイングなのかはっきりしない岐阜ゴール裏、歌っているよりもブーイングしている時間の方が長い大分サポーター。


間違いなく降格争い真っただ中にありがちなゴール裏の光景である。



後半19分であった。







たまたまデジカメを構えていたら、綺麗にゴールの瞬間が連続して撮れた。


驚異的なスピードとドリブルで、この日再三に渡って岐阜ディフェンスをズタボロにしていた為田大貴、カウンターから今度はスピードを落としてのドリブル→カットインしてシュート。


岐阜のディフェンス陣はなす術がなく、これで大分3点目。




シルバーウィークということで、今シーズン最多の観衆が詰めかけた本日の一戦は…。



「負けたらよりシャレにならない大分のほうが、より危機感持ってやった結果、こうなりました」と言った感じで、ある意味順当な結果だったのかなという印象。





最終結果。










今日の結果を受け、20位の岐阜から22位の大分までの勝ち点差は3に縮まった。


一時期は絶望的かと思われた大分の残留も、あながち夢ではないところまで縮まってきた印象。


ますます混戦となったJ2降格争い、果たしてどのような結末を迎えるのか…。



一方、完敗と言ってもいいくらいの内容であったが、意外なことに岐阜サポからはブーイングはなし。


「天王山を落とした」ではなく、ただの1敗として捉えているのであればいいと思うが、イエローカードを7枚も貰うような試合をした選手に、個人的には拍手はできない。


そして、温かい岐阜サポを見て、改めていかに名古屋サポーターが打たれ弱いかということを実感するのであった。



岐阜グランドホテルのカレーで今日の観戦は締め。


来年もJ2の舞台でカレーが食べたい。



シルバーウィーク突入前夜、世のサラリーマンや学生が最も至福の時を迎えているであろうこのタイミングで、仕事後に向かったのはこちら、ナゴヤドームである。


マイシートはこちら。客席の方々の服装で分かる通り、今日は今季初のカープ戦観戦である。


そもそも、本日は観戦予定ではなかったのだが、カープファンの知人から当日お誘いを受けたため急遽参戦。


ゆえに、デジカメを持っておらず、手元のスマフォでいくつか写真撮影を試みたが…。


これが限界だった…。


ということで、今日は写真もスタジアムグルメもマスコットもチアも一切なし。


純粋に知人との試合観戦を楽しむ。


結果はこちら。


・ 日本復帰後の黒田を初現地観戦

・ 球場到着直後、中日が守備妨害を取られる。

・ 白井主審が場内マイクで判定の説明時、途中絶句しはにかむ

・ 人生で初めて、ナゴヤドームでまともなスタジアムグルメに出会う(なお写真は撮り忘れる)。

・ 和田、小笠原の見納め(たぶん)

・ カープ、24試合連続2桁安打なし


とまぁ、それなりに見どころはあったこの試合。


ただ、何よりも気の合う観戦仲間とあれこれ喋りながら内野でのんびり観戦するのもやはりいい。普段マスコットだのチアだのスタグルだのと、ドタバタしながら球場を右往左往している身としては久しぶりにのんびり見れて良かった。


なにより、本当に今年は打てないいつもこんな試合ばっか今年の緒方の采配は~(以下略)ナゴヤドームには魔物が~(以下略)と、今シーズンの現状を生々しくカープファンの視点から聞くことができたのが一番の収穫か…。


基本パ・リーグファンの身としては、なかなかリアルな声を聞く機会が少ない立場であるので、いろいろと新鮮であった。


稀に見る大混戦となっている今年のセ・リーグ、果たしてどのような結末が待っているのか…。






生クリームカスタードチョコクレープ


400円 スタジアム正面


「クレープハウスきゃんぱす」で購入。普通のクレープだが、選んだ具は生クリーム、カスタードクリーム、チョコソースのみのもの。うん、甘い。


今日はどこへ行こうか散々迷った日曜日、結局やって来たのは今シーズン2度目の訪問となる刈谷である。


今年の東海リーグも気がつけば終盤戦に突入、一戦一戦非常に重要な試合が続いていく。



そして今日ここで行われる試合は、まさに今シーズンの行方を大きく左右する運命の首位攻防戦。


刈谷と鈴鹿の直接対決である。


この試合の勝者が、一気に今シーズンの東海王者に王手をかけることは間違いない。


まさに注目の一戦。




刈谷ゴール裏の様子。


本日は刈谷にとって、今年のホーム最終戦でもある。


メインスタンドはいつにも増してたくさんの人で溢れ、今日は1,000人を超える観客がつめかけた。



今日は夏が帰ってきたかのような厳しい日差し。


屋根がないゴール裏。数少ない日陰で休む鈴鹿サポーターの皆さま。





改めてアウェイチームの鈴鹿サポーターの皆さま。


昨シーズンの東海リーグ王者は、今年こそ地決突破・JFL昇格を目指す。


首位攻防戦を制し、運命と未来は自分たちの手で必ずや手繰り寄せる。




スタメン発表時、元刈谷戦士にはスタンドから大きな拍手。



ということで、本日のスタメン。






個人的には、地元ということで刈谷目線での観戦。


2009年のJFL降格からはや6年、もう一度この地でJFLの試合が見たいところ。









赤白襷のプライドか。青と緑の王者のプライドか。この地に王者は1つのみ。


いざ、勝負の時。



何と言っても今日は天王山。


恐らくロースコアの展開になるのでは…と予想していたが、試合はいきなり動く。



立ち上がりの刈谷、縦パスを起点とした鈴鹿の攻撃に手を焼く。


そして前半15分、ファウルから与えたフリーキックを、鈴鹿の藤田が打点の高い頭で合わせ、鈴鹿が先制。



刈谷はサイドを使うカウンターで活路を見出すが、前線でボールが収まらず、なかなかシュートまで行けない。恐らく鈴鹿は相当対策してきたと思われる。


何度かあったフリーキックも精度が低く、得点の匂いは皆無。


結局、刈谷の前半のシュートは僅か1本。鈴鹿リードで前半を折り返す。



ボールの出しどころが全くない…。



前半40分過ぎ、刈谷・安藤がペナルティエリア内で倒れるも、わざと倒れたと判断されカレー。


なお、この直後線審がスローインでオフサイドを取り、会場が一時騒然となる。




後半戦開始前。


今日も刈谷の選手の登場が遅く、鈴鹿の選手は待ちぼうけ。




後半、徐々に刈谷が前線でプレーする時間が増えてきた。


お互い何度かチャンスを迎えるがそれを決めきれず、1-0のまま時間が過ぎていく。


鈴鹿は交代で時間をつぶしながら、逃げ切りに掛かるが…









後半35分、刈谷は中央突破のパス交換から抜け出た中野がワンタッチゴール。


鈴鹿はオフサイドを主張するも全く相手にされず保崎が異議でもらうオマケ付き。


刈谷が同点に追いつく。



追いつかれた鈴鹿、前掛かりになり勝ち越しを狙うが、逆にカウンターを喰らう場面が目立つように。


そして試合終了間際、鈴鹿ディフェンダーがペナルティエリア内で抜け出した刈谷の選手を倒してPKの判定。



これを中野が一度目を決めるが、刈谷の選手が蹴る前にエリアに入ったって判定でやり直し。


個人的には、スタンドの観客が息をのんで戦況を見守り、選手が集中しているなか、直前で投入されたランポーレの選手交代アナウンスを繰り返す運営の方が非常に気になった。












やり直しのPK。中野は同じ方向に決めて刈谷勝ち越し。


これが決定打になり、刈谷が大逆転で勝点3をゲット。



試合終了のホイッスルが鳴った瞬間。








刈谷側はまるで優勝が決まったかのような大騒ぎ。



最終スコア。


刈谷が逆転勝利で、優勝に大きな一歩となる勝ち点3。



大事な首位攻防戦を落としてしまった鈴鹿ランポーレ。


試合後の帰り道、落ち込んでいた鈴鹿サポの姿も見かけたが、それでも試合終了直後、真っ先にアウェイゴール裏から「FC刈谷」コールが起きていた。


負けて悔しいハズなのに、相手の健闘を称える姿勢は本当に素晴らしい。






ホーム最終戦ということで、試合後監督と飯塚キャプテンからご挨拶。



試合後の選手によるお見送り。みんな笑顔・笑顔。


刈谷は諦めること無く攻めた姿勢が功を奏しての逆転勝ち。


残り試合の相手は最強公務員軍団「藤枝市役所」、天皇杯でザスパを破った「FC岐阜セカンド」、ホームでドローと苦戦した「CUFC」と骨のあるとこばかり。


まだまだ油断はできないが、それでも最大の山場は超えた。


東海リーグは残り3試合。なんとかこのまま決めて欲しいところ。



来年はこの光景を、もう一つ上のカテゴリーで…。




勝ちたい焼き(カスタード)


300円 1塁側内野コンコース


ネーミングを凄く頑張ったのは伝わってくるが、正体はここ数年巷で良く見かける普通のクロワッサンたい焼き。焼き上げられた独特の生地は「カスタードクリーム入りクロワッサン」と言った方がしっくりくる。もちろん普通においしい。





ナンカレータンドリーチキンセット


650円 内野コンコース7番ゲート付近


「POT CURRY」さんで購入。 大きめのナンはふわふわ。しっかりとした味が付いているので、これだけで食べても十分美味しい。辛さ控えめながら挽き肉たっぷりのカレーも旨い。ボリュームはないが、この味なら十分満足できる。





沖縄スパムおにぎり


350円 内野コンコース10番ゲート付近


「RICE BALL」さんで購入。厚切りスパムに玉子焼き。そこにマヨネーズのしょっぱさがご飯と絶妙に絡みなかなか美味い。ボリュームも満点で、腹もちもなかなか。