絶好の行楽日和に恵まれている、秋の大型連休シルバーウィーク。
軒並み鉄道の混雑がニュースで伝えられるなか、人の流れに逆らい関東方面へ向かう電車に乗り込み、2年半ぶりに梨林を訪問した話である。
自分が東京出向時には良く見かけた馴染み深い「東武野田線」という路線は、どうやら知らぬうちに廃線となったようで、全く同じところを走っている「東武アーバンパークライン」とかいう全く耳慣れぬカタカナ名前の電車に乗って、鎌ヶ谷へ。
熊の形をした植木とひまわりがお出迎え。
大型ビジョン設置、プール開場、外野スタンドの畑など、様々なボールパーク化戦略で話題を振りまいている「鎌ヶ谷スタジアム」である。
前回来たとき はこんなに緑色ではなかった。
久しぶりの鎌ヶ谷、今日はいろいろと見物したいと思う。
まず到着して驚かされたのが、試合開始の3時間以上前なのに、長蛇の列を形成しているとんでもない数のお客さん。
この日、鎌ヶ谷スタジアムでは「鎌スタ☆北海道まつり2015」なるイベントが開催されていた。
関東では普段なかなか味わえない北海道のグルメが楽しめるお店や、各種イベントブースが出店しており、それぞれに長蛇の列を成している状況。
あまり人混みは好きではないが、せっかくなので一つ一つ見て回る。
この日のスタジアム外周は、北海道の地名を使った4つのエリアに分けられ、「北海道をまるごと味わうことができる!」という趣旨の模様。
ということで、球場正面の函館エリアからまずは探索。
毎年行われているジャガイモのつかみ取りコーナー。
明らかに野球観戦という雰囲気ではない、近所のおばちゃんらしき人が参加していたのが印象的だった。
大漁旗と漁船。何となく北海道…というか漁港っぽい雰囲気は出ている。
試合前にはここで、よさこいの演舞も行われていた。
グッズショップにて。
思わず連れて帰りそうになった…。
続いて次のエリアに。
外周を歩いていると、コボスタ宮城でよく見かけるSLトレインが登場。
無料で乗れるらしいが、流石に一人で乗る勇気はない…。
続いて、三塁側選手寮手前の駐車場付近に設けられた札幌エリアである。
ここには北海道らしく羊。
かわいそうなくらいに専有面積が少ないなか、2匹も檻に入れられていた…。
両ポール際に設けられたスタンド内の畑。
「北海道の一部を切り取った」という点では、ある意味ここが一番北海道っぽさが出ていたのかもしれない。
続いて、バックスクリーン裏に設けられた旭川エリア。
こちらは動物園&水族館がコンセプトの模様。
雲丹や亀、ヒトデなどと直接触れ合えるコーナーや…。
カワウソ…。
そしてウサギ。ここまで来ると、北海道らしさは全く感じない。
もっとも、キタキツネやエゾシカ、ヒグマなどの北の動物たちを連れて来られたら、それはそれで怖いが…。
気の毒なくらい、子供たちにベタベタ触られていたひよこ達。
正直、自分がひよこだったらこの役はやりたくない…。
最後に1塁側スタンド後方の帯広エリア。こちらには…。
牛。
ここまで乗って来たと思われる、隣に止まっていたトラックが神奈川ナンバーだったのが印象的であった。
こんな建物は以前来たときはなかった。
入口には「関係者以外立ち入り禁止」の文字があり、球団事務所か何かかと思いながら眺めていたら…。
そして本日は、各エリアをまわるスタンプラリーを行っていた。
先着で素敵な賞品も用意されているとのこと。
過度な期待は禁物ながら、それでもワクワクしてしまうのがスタンプラリーというもの。
その後スルメをカバンの中にしまっていたら、すっかり生臭くなってしまったのが本日のハイライト。
ということで、いつものように試合には一切触れぬまま結構な分量となってしまったので、試合編は後日。
ということで、続く…。