皆さま、梅雨もあけてきているところもあり
暑さが身にこたえる季節になりました。
どうぞご自愛してお過ごしくださいね。
昨日ですが、7月24日に能登町にある
住民の皆さんの私設のボランティアセンターに
皆さまから送っていただいた支援金で購入した
支援物資を持って行ってきました。
今回は量的に無理があったので、連絡を取り合って
現地のライオンズクラブさんの倉庫に搬入しました。
この支援物資は、27日に
八尾ライオンズクラブさんの支援物資と一緒に
支援物資お渡しの会が開催され
たくさんの被災者の方に届けられます。
まだ奥の方の高齢者の方が多い地域には
水もきていない所があったので、現地ボランティアが
必要に応じて運んでくださっています。
たくさん運びたいですが、生活スペースがないので
定期的に運んでいるそうです。
正月の震災で、ブログをみて送ってくださった
全国の皆さんの善意と慈悲のお水を
金沢の先輩の寺院の倉庫に
ストックしていただいていたのですが、
後に150個ほどになったので源法院に移動していました。
2人で源法院から2トンに積み直し、
能登町のライオンズさんの倉庫へ運びました。
前回は七尾とライオンズさんへ、
今回は124箱運びました。
これで源法院の在庫はゼロになりました。
平均ひとつ12キロ。
ふたりともスクワットを繰り返す動作なので
持久力と全身に
筋肉がついたように思います。
今日はお水124箱、長靴、スニーカー、ネコご飯とチュール
新生児おむつ、蚊取り線香
汗だくでしたが、
雨のおかげで熱中症にもならずにすみました。
僕の線維筋痛症でもらってた薬の副作用と、
検査で分かった遺伝性拡張型心筋症で
4割弱しか動いてない心臓の方も
かなりの肉体労働でしたが
今のところ大丈夫です。
神仏の加護のおかげです。🙏✨
出発に際して、雨予報100%だったので
孔雀明王さんに拝んで、止雨をお願いしたら、
本当に荷物の積み下ろしの時だけ雨が止みました。
荷物も全く濡れてません。
南無孔雀明王🙏✨
南無大師遍照金剛 🙏✨
ありがたいことです。🙏💖✨
17日から両面通行になったとのことですが
穴水から通行止め。
結局下道で帰りましたが、トラックで走ってると、
まるで乗馬のようでした。
もう、暴れん坊将軍のテーマが流れてくるくらいの
所もありました。
流石に作業後の腰にきました。
雨よけのためにレンタカーを箱型にしたので、
60キロも出すと、センターラインに傾くので、
40キロが最高限界速度。
センターラインを割ったり、横転しないかとヒヤヒヤしました。
復興という文字はまだまだ遠いですね。
作業開始から帰宅まで12時間の工程でした。
これら工事の遅れは復興や修理解体など、
専門の建設業者や関係各所に国や県、自治体から支払いがなかったため、
業者も事業として仕事していますし、流石にボランティアにはできず、
やむなく撤退してしまったせいだと新聞やニュースで言われてます。
皆さんの国や県、自治体に入った支援金の行方ですが…
財務省サイトにある特定のボランティア組織に消えたんでしょうか?
こういう国が詐欺まがいのことをしでかすのが分かってきたので
皆さん地元で自助援助をはじめたのです。
僕らが作った「はすのたね」というボランティアグループも
同じ理由です。
ボランティアセンターも細かいとこまで届かなかったからです。
しかも、国や県は事業年度が変わると、
ほとんどのボラセンターは閉鎖撤退
ボランティアが来ても拠点がなくなり、
もう大丈夫だというニュースまで出てしまった。
なので「はすのたね」は奥能登に繋げられるような方を探し、
現地のライオンズクラブさんの倉庫を基地局にして、
寄せられた支援金で必要なものを購入して運び、繋いで物資の支援をしています。
僕らがわかったのは自助支援が大切だということ。
大きな団体だと海外にも消えていくからです。
日赤もユニセフも国にも、
能登へと支援金を送っても能登震災専用口座はありません。
管理組織もありません。
どれだけ入って使ったのか支援金の流れもわかりません。
世界中のどこに送ろうが、それは会に委ねられたお金だからです。
残念な話です。
まあ、総理も知事も残念だと県民も毎日再認識しています。
そして、残念だったのは、「はすのたね」に支援してくださっていた
ある会から聞いた話で、繋いでくださってた会も、代表者も
そして、「はすのたね」じたいも、
支援金を中抜きしている
という方が、「はすのたね」は活動してないじゃないか?
という残念な話も聞かなければなりませんでした。
僕の場合、心臓で入院検査して、絶対安静で、
ほぼ死にかけていましたから、動けないのもブログでお伝えしたのですが
それでも副住職が取り次ぎしてくれてたですが…
事務処理は遅れています。
ただ、そこの会からいただいたお金は、大部分が初動の段階で消えています。ありがたいことに、多くの方に食料品や紙コップや皿、使い捨ての容器やおむつなどに変わりました。
現在は源法院の総代さんや檀信徒さんからのもの、源法院への見舞金などで
賄っている状態です。
身体が落ち着いたらお水くださったかたの
リストなども掲載していきたいと思います。
支援金はその都度書いてきましたので割愛させていただきます。
中には匿名で、必要なところに届きますように…というかたもあれば、
中抜きと指摘してくる方もいて💦
ボランティア団体を信用せずに丸投げされて
文句をいう方もいるのだと思うと、
活動している「はすのたね」の会員は残念でなりません。
すでに、支援金は6月11日以降なく、残額はありません。
高野山真言宗本山からいただいた見舞金を全て投入して
支援しています。
このことから、こんなに一生懸命やってくれてる
スタッフに申し訳ないので
今後「はすのたね」は基本的な支援活動を
点字出版物や視覚障害者への支援他の事業に切り替えていき、
能登の支援に関しては托鉢や特別朱印帳などで
次は倒壊した寺院さまに
源法院として支援していこうと思っています。
宗教法人は公益法人です。
人があっての寺であり、宗教です。
だからやってこれたような気もします。
僕はお大師さまなら、どうするだろう?
そう考えて、今後行動していきたいと思っています。
お大師さまも、寺をたてたり、被災地の復興など
資金面での苦労は相当されたそうです。
その都度、官への癒着や陰口も多々周りに言われていたそうです。
能登への支援は、ゆっくり、細く、長く、やっていきたいと思います。
先日能登に視察に来た岸田総理は奥能登には今後20年は何もしないと
明言して帰ったそうです。
もう、東日本大震災も、能登震災も
他の地域の人は災害時から一年も経てば忘れ去られてしまいます。
ただ、該当地域の人、そしてまだ傷が癒えない被災者の方は
時が止まったままです。
そして亡くなられた方々も…
もうすぐお盆です。はやい地域では7月盆もはじまっています。
もしかしたら、次は自分たちかもしれない。
そう思って多くを学んで欲しいと思い
こうして発信しています。
暑い季節なので、体調を壊す方が増えておられると思います。
どうか、皆さまご自愛ください。
僕も心臓のこともありますが、初任者研修に合格しましたので
四万六千日と、お盆行事が終わりましたら、
金沢にある避難所で介護のボランティアに行こうと思います。
四万六千日のとうもろこし🌽お守りのご予約、
お盆の供養や、お施餓鬼に関して
ご相談なども、住職の携帯に直接ご連絡ください。
080-3741-8088
よろしくお願いいたします。
南無大師遍照金剛 合掌🙏
源法院 龍正(りゅうしょう)
追伸、
最近「ほん怖」というマンガを見たと言って心霊相談の電話がありますが
僕のことではありません。🤣
あれは他宗の僧侶さんのことなので、編集部におたずねください。🙏
あしからず💦