地獄のゾンビ劇場 ~ZOMBIE THEATER~ -4ページ目

地獄のゾンビ劇場 ~ZOMBIE THEATER~

「地獄の血みどろマッスルビルダー」監督・深沢真一によるホラー映画雑学&雑談ブログ!

デジタル映像でも手作り感が楽しい、好き、というお話。

 

 

これ、ネットの海外サイトで拾った私の映画の一部切り抜き動画です。

作品は、当然ですが「地獄の血みどろマッスルビルダー」。

 

テレビの画面内に現れた霊が、ドロンっと溶け出すシーン。

 

もともとはクレイアニメでやる予定でしたが、

製作が長引き、特撮を後回しにするうち、デジタル編集時代が到来。 

 

じゃあ、せっかくだから、ということで、

デジタルで処理しました。

 

・・・と言ってもデジカムで白塗りメイクした顔を撮影し、

フォトショップで画像にマウスでお絵描きしただけ。

それをレイヤーでコピーし、少しづつ描き足して行く、

とまあ、ほぼ手描きアニメですね。

 

結果、ほぼ企画当初のイメージ通りの手作り感!

 

デジタル作業なのにアナログのクオリティなのが私の持ち味、

ということで。

 

 

 

 

 

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2024年、

今年もよろしくお願いいたします。

 

 

元旦から風邪で寝込み、

新年、出遅れました。

 

今年は、

仕事としてのホラー映画製作を目指す、

これに尽きますね。

 

〇 やりかけの小さな企画を全てベストな形で終わらせる。

〇 一つ大きな作品に取り組む。

 

変わらなければいけない年、

そう肝に銘じ取り組みます。

 

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今年、2023年の成果は?

 

 

正直、成果の少ない1年でした。

行動力不足、猛省すべき。

 

大きかったのは、

短編ゾンビ映画「新パンデミック」に、

山本淳一監督と一緒に出演させていただいたこと。

久しぶりに本格的な現場での合宿ロケ。
とても楽しい、貴重な経験でした。

お誘いくださった山本監督に感謝。

私のキャラ設定に合わせユニークなゾンビ役を用意してくれた高橋監督にも感謝。

血飛沫効果を手伝わせてくれた上、

惜しげも無く裏技を伝授してくれた、はきだめ造形土肥さんにも感謝。

 

 

もう一つ、

「バイオレーター」(2018年、山本淳一監督作品)

の舞台挨拶に登壇させていただいたこと。

大好きなホラー映画。

この映画の一部になれたことは私の誇りであり、

渋谷の劇場で観客の皆さんと一緒に鑑賞出来たことに心から感謝。

 

 

こうして見ると、

大きなこと両方とも山本監督のご厚意。

 

自分発信では何かないのか?

 

と考えると、

未公開の過去作品ダイジェスト集を製作し、

ネットで公開したことくらい。

 

昨年2022年発売の、

北米版ブルーレイに間に合わなかったこの過去作集。

公開してみたものの、

ほとんど反響無く、

ネット上にひっそり存在しています。

 

この行動力の無さは大問題だな。

マインドのデフォルトが、

平日会社員+週末仕事の労働者になっちゃってる。

 

隙間時間も活用して行動し、

マインドから変えて行かないと、人生の危機です。

 

来年はちゃんと映画を作らないと。

 

ちなみに前述の過去作ホラー・ダイジェスト集、

宜しければご覧いただけると幸いです。

では、皆さま、良いお年を。

 

 

 

 

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「フューリー」の全身破裂と「スキャナーズ」の頭部破裂、

どっちが凄いか比較。

でも、一番凄いのは・・・

 

 

「フューリー」のDVDを中古で入手。

クリスマスイブにブックオフで。

500円。

美品。

(「キャリー」も一緒に購入。500円)

 

デ・パルマ監督、1978年の作品。

後の同監督「スキャナーズ」同様、念力による暴力、

人体破壊が大きな見せ場だったこの映画。

 

大昔テレビ放映を録画、

最大の見せ場である全身大爆発シーンを毎日のように観てました。

 

今回も購入して帰宅後、即再生。

アナログ特撮による人体破壊は本当に迫力あって楽しい!

 

「フューリー」大迫力の全身破裂

 

1981年の「スキャナーズ」も、

頭部破裂描写が話題になった作品でした。

 

スキャナーズ」の有名な頭部破裂

 

テレビCMでは破裂の瞬間まで見せ、

映画雑誌では破裂の模様を分解写真で克明に解説。

 

当時私もこの場面を観て凄い!と感動しましたが、

首から上だけの「スキャナーズ」に対し、

「フューリー」は全身だからもっと凄いだろ、

なんて思ったりもしました。

 

かと思えば・・・

でも頭部が完全に粉砕した「スキャナーズ」に対し、

「フューリー」の破裂での頭部は丸ごと吹っ飛ぶだけ。

やっぱり「スキャナーズ」の方が凄いんじゃ?

なんて比較し直したり。

 

そんなことを考える中でふと気付いたこと。

 

「スキャナーズ」の頭部破裂には、明らかに既視感がありました。

ホラーファンなら言わずと知れた、

名作「ゾンビ」。

プエルト・リコ人アパートのショットガンによる頭部粉砕。

 

「ゾンビ」の頭部破裂。一瞬。

 

大きな見せ場として盛り上げた「スキャナーズ」に対し、

「ゾンビ」の破裂にはそんな演出なんて皆無。

ほんの一瞬、さらっと見せる。

見せたらどんどん次の地獄へ。

「ゾンビ」では無数の残酷描写の中の、ほんの一つに過ぎない。

 

勿体ぶって見せた「スキャナーズ」や「フューリー」よりも、

(それも凄い演出なんだけど)

当たり前のように見せちゃう「ゾンビ」が一番凄いのではないでしょうか!

 

と当時ホラー映画少年だった私は勝手に結論付けたのでした。

 

 

 

 

 

 

 

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ホラー映画のダミーヘッドを使った首切断は楽しい、

というお話。

作り物の首を切る描写って、ホラー映画の宝だと思います。

 

「死霊のはらわたⅡ」の、前作より大幅に品質向上した首切断特殊効果

 

「人形の首を切るやり方は好きではない。

 本物を使った方がリアルに決まっているから」

 

80年代以降、ゴア・メイクの第一人者となったトム・サヴィーニ師匠は、

インタビューでこう答えられております。

 

「はい。師匠!」

 

ホラー映画専門の自主製作者だった私は、

師匠の教え通り、

フレキシブル・プロップ(安全な凶器)を使用した残酷シーンを、

頻繁に作品に取り入れてました。

 

RIPPER首

拙作「RIPPER」からフレキシブルプロップ使用の断首

 

刃を首型にくり抜いたダミー凶器ですね。

 

実際トム・サヴィーニ師匠による首切りは、

このダミー凶器と流血の仕組みの組み合わせで、

当時様々な作品で、異様な効果を上げてましたよ。

 

でも実は私、

「人形の首を切るやり方」

の方も大好きなんですよね。

 

子供の頃テレビで観た古いホラー映画、

「ハウスⅡ」(ビデオタイトル「ギロチノイド」)でも、

マネキンのような簡単な人形の首を切る特撮で大喜びしてましたから。

切れる前から首に切り込み線入ってたけど全然OK!

 

「ザ・ハウスⅡ」(「ギロチノイド」)の断首用ダミー。「ここから切れます」線入り!

 

今や伝説のホラー映画となった「死霊のはらわた」。

この作品のスコップによる断首は特に大好きです。

 

当時テレビ番組でも取り上げられた、

役者本人と全然違う顔のダミーヘッド。

髪型まで全然違う!

 

何か・・・粘土っぽい。

切るために作られた人の形をしたモノ。

 

一瞬「アレ?」と思っちゃった「死霊のはらわた」伝説の断首!粘土感!

 

でも手作り感溢れるこのお人形の首を実際にチョン切って、

編集や効果音などの演出で凄そうに見せているのって、

何だか楽しいです!

 

そう言えばトム・サヴィーニ師匠も、

「13日の金曜日」ではダミーヘッドの首をナタでチョン切ってましたね。

 

あれも最高の見せ場でした。

 

「13日の金曜日」破綻したストーリーを吹き飛ばすド派手な断首に大満足

 

人の手で作った物って、良いですよね。

味わいがあります。

温もりがあります。

 

なんか大量生産じゃない手焼きのお煎餅は美味しい!

みたいな話になってきましたが。

 

映画の中で本物として見せるんだからリアリティが重要!

というご意見もあるでしょうが、

それでも私はダミーヘッドをチョン切る特撮が大好きなのです!

 

 

 

 

 

 

 

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名作ゾンビ映画「サンゲリア」(ルチオ・フルチ監督)から、

好きな残酷描写を一つ。

 

テレビCMで話題を呼んだ有名な眼球シーン

 

これでもか!

とグロとゴアを見せつけることに徹していた素晴らしいゲテモノ・ゾンビ映画、

「サンゲリア」。

 

その徹底した残酷描写の連打に、

当時まだガキだった私は度肝を抜かれ、

すっかり魅了されてしまいました。

 

「ゾンビ」で十分に耐性が出来ていたにもかかわらず、です。

 

「サンゲリア」の残酷描写と言えば、

当時のテレビスポットで話題となった「目ん玉串刺し」を筆頭に、

「首筋糸引き抉り」や、

ロメロゾンビからいただいた伝統の「内臓喰い」等、

お馴染みのシーンが多数ありますが・・・

 

私の意外な注目描写は、

十字架の墓標を使った頭部粉砕。

 

有名な「眼窩にミミズぶら下げオジサン」を、

主人公ピーター・ウエストが、

引っこ抜いた十字架で殴り倒し、

頭部を叩き割る残酷描写です。

 

古い死体の筈なのに、

ひしゃげる脳漿がやたらフレッシュで印象的。

 

この場面、

残酷描写軒並みカットだったあのテレビ放映版で、

なんと切られず生き残ってたんですよ。

かなり短く摘ままれてはいましたが、

「バシャッ!」と粉砕する瞬間はしっかりお茶の間へ届けられました。

なので、録画テープで何度もリピートしましたね。

 

①有名な、眼下にミミズぶら下げオジサン

 

②引っこ抜いた木製の十字架で殴り倒し

 

③思い切り振りかぶって

 

④粘土ボールみたいな簡単な禿げ頭を

 

⑤叩き潰す!

 

⑥中身がダラ~ン

 

それに、この残酷描写、

ド派手に見える割に、

自主映画でも結構簡単に再現出来そうだな、

って思ったんですよね。

 

この頭部、顔面は見えない禿げ頭だけだから、

紙粘土とゼラチンと血糊くらいで何とかなりそうじゃないですか。

 

当時ゾンビ映画の自主製作を目論んでいた映画少年の私に、

「高度な技術が無くても凄いシーンを作れそう!」

と希望を与えてくれた、

そんなワクワクな残酷描写のご紹介でした。

 

 

 

 

 

 

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名作「ゾンビ」の好きなシーンから、

ダリオ・アルジェント監修版と、

ロメロ監督版の演出の違いの一例を。

 

 

名作「ゾンビ」のプエルトリコ人アパート、死体置き場のシーン。

 

入り口を塞いだ板切れを突き破ると、

無数のゾンビの手がヌッと突き出て来る、

という公開当時小学生だった私がゾッとした演出。

 

先ずはアルジェント監修版。

板を突き破った後、

呻き声をイメージさせる効果音と共に、

中を覗き込むSWAT隊員たちの顔を次々に映し出し、

不気味な静けさを演出。

その後、一斉に手が突き出て来る、

という緩急を付けた、いかにもホラー映画らしい間の取り方。

 

日本公開版の元はイタリアのアルジェント・バージョン。

なので子供の頃私が観たのもこの演出。

思わずビクッ、となった怖いシーンでした。

 

その後ベータの輸入盤ビデオテープで入手した米国公開版、

つまりロメロ監督のバージョンでは、

板切れを突き破った途端、いきなり手が突き出て来ます。

中を覗き込む「溜め」の演出は無し。

アレ?と思いましたが、

考えてみれば、

覗き込んでいたらゾンビ達の姿が見えてしまう筈なので、
実際にはこちらの方がリアルなんですね。

 

「サスペリア」のアルジェント監督らしいホラー映画的演出と、

ロメロ監督らしいリアリティ重視のドキュメンタリックな演出。

この差です。

 

勿論どちらも正解。

どちらも神の仕事です。

 

①板で塞がれた死体置き場

 

②銃で突き破る(ここまでは一緒)

 

③覗き込む隊員(※ここからアルジェント監修版のみ)

 

覗き込む隊員(※アルジェント監修版のみ)

 

⑤覗き込む隊員(※アルジェント監修版のみ)

 

⑥覗き込む隊員(※アルジェント監修版のみ)

 

⑦突き出す無数の手(ここから一緒。ロメロ監督版は②からいきなりココ)

 

⑧溢れ出すゾンビの群れ(一緒)

 

どちらのバージョンが良いか?
とか、今更もう無いですね。

大きく2バージョン存在したことで、楽しみが長く長く持続しております。

 

 

 

 

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「地獄の血みどろマッスルビルダー」、今後の商品取り扱いについて。

 

血みどろマッスルチラシA

懐かしいDVD発売記念上映のチラシ。大量に持ち去られたそうで希少品。

 

日本国内では、

WHDジャパン・フォワードレーベル様から発売されていた、

拙作「地獄の血みどろマッスルビルダー」DVD。

 

今年、在庫分完売となりました。

ご購入いただいた皆様には厚く御礼申し上げます。

誠にありがとうございました。

 

2014年の発売から約9年での完売。

発売当時はTSUTAYAレンタル全店取り扱いだったので、
レンタルアップ後中古市場に出回った分も合わせれば、

けっこうな数が国内に行き渡ったのかな?

と思われます。

 

レンタルPOP付き

TSUTAYA推薦で付けていただいた宣伝コピー。

 

再プレスしないことになった為、

実質国内廃盤となりました。

Amazonには依然販売ページが存在しますが、

中古品のみの取り扱い。

 

そこで、今後拙作に興味をお持ちいただき、

ご購入を希望される方のために、

また自主製作版を復活させたいと考えています。

 

豪華版ブルーレイなどの積極的販売ではなく、

以前同様個人製作DVD‐R盤の予定です。 

 

既に商品をお持ちの方にまた同じ映画を勧めるのではなく、

あくまでも新たにご購入を希望される方のためなので。

 

画質的にもDVDで十分なマスターですし。

 

初期に販売していた「初回限定版」は、

本編をDVDの容量一杯に設定した最高ビットレート版でした。

でも実はそれではDVDフォーラムのDVDビデオ規格から外れるんですよね。

なので今回は規格内限界値で本編ディスクを作成します。

 

血みどろマッスルジャケット(表)

2012年発売、初回限定版ジャケット。

 

特典映像は「初回限定版」同様別ディスク収録の2枚組になる予定です。

特典の内容は只今検討中です。

予告編集と過去作品他、

既発、初出し含め、あるモノ何でも突っ込んじゃおうかな?と思ってます。。

 

配布方法は専用販売サイトの立ち上げを検討しております。

 

以上、

拙作「地獄の血みどろマッスルビルダー」、

国内版DVD完売と今後の配布に関するお知らせでした。

 

※追記

本当は新しい作品を出さなきゃですよね。

それも真剣に考えます。

 

 

 


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小さな映像作品も価値を持つ時代になりましたね。

 

 以前撮った短編ホラー映画「屍池の切り裂き男」

 

長編映画の製作はハードルが高いです。

予算、人員、時間等、諸々の点において。

 

劇場公開したり、

商品化可能なサイズの作品でなくても、

今はネットで公開し、

有料配信や広告収入等、色々と収益化の道が開かれています。

 

直接収益化しなくても、

フォロワー獲得のためのコンテンツとして有効です。

 

で、

短編ホラーのシナリオを書きました。

が、

作るからには短いなりに密度の濃い作品にしたいので、

見せ場をタップリ詰め込みました。

結果、

それなりに手間暇かかるボリュームに。

 

上映時間10分程。

出演者は一人、

+化け物一匹(ダミーで対応)。

 

シナリオは納得出来る仕上がりなので、

これはこれで作りたいですが、

先ずはその前にもっともっと短い、

1分程度の作品で有効性をテストしてみたいです。

 

 


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大事なことを言います。

 

あきらめない限り、

途中でやめない限り、必ず成功します。

そういうお話。

 

アメリカのホラー映画配信サービスで「5つドクロ」を獲得した拙作マッスルビルダー。

 

私の創作人生で最大の成功は、

監督主演作「地獄の血みどろマッスルビルダー」です。

今のところは。

 

手作りで自主リリースしたこの小さなフィルム。

その後全国流通。

TSUTAYA推薦やAmazon1位と予想以上に躍進し、

海外進出。

映画祭や劇場公開、配信と、

その成果は私の想像を遥かに超える域に達しました。

 

企画開始から完成までに15年。

(後で計算し直したら、実は16年超!)

 

トラブル続きの製作で、

途中、中止してもおかしくないような事態に何度も陥りました。

 

そのどこかで止めていたら、

失敗。

 

映画製作のゴールは、

完成させて世に出し、多くの観客に観て貰うこと。

 

なのでやめずに続行する限り、

いつかは必ず成功するのです。

それだけのこと。

そしてやめなかったので成功し、

この大きな成果につながりました。

 

やめなきゃ成功しかないのです。

 

成功します。

途中でやめず、最後までやり遂げれば。

ミッションを完遂すれば。

 

アメリカで製作された、私、深沢真一のフィギュア

 

一見最後までやり終えたようで、

実は違う、

「途中で切り上げた」

場合はこの限りではありません。

 

一応公開は出来ても、

先ず自分の心が納得しないでしょう。

ミッションを完遂出来ていないので。

 

良い例が、というか悪い例が・・・

拙作「屍池の切り裂き男」です。

 

 

会社に企画提出して取り組んだこのホラー映画。

完成後ネット公開しましたが、

たいして視聴されることも無く、

今もひっそりと存在しています。

 

私はこの映画、切り上げました。

完遂した、と言うことが出来ません。

 

上司の賛同を得られなかったこの企画。

製作は進まず、

最終的に会社から区切られた期限内に仕上げて納品。

納期は「作業時間10時間、期限1週間」。

その間、与えられた「勤務中10時間」以外に、

帰宅後のプライベートタイムは全て提供しましたが、

足りず、

重要な「血みどろ」要素をカット。

 

私がネットに、

「まだまだ血が足りない」

と書いたことを会社側が良く思わずお叱りを受けた、

という経緯もあり、そこを省略。

 

もともと、劇中の残酷描写の傷口を、

「特殊メイクを使わず、自社商品の傷口シールで代用」

という企画。

「血飛沫を合成したら商品が見え辛くなる」

と言い訳し、血の合成処理を中止。

 

結果、イメージした血飛沫ショーとは違う感じに仕上がりました。

 

そこが原因かどうかは判りませんが、

思う存分やった前作のような成果は全く得られませんでした。

 

途中でやめたり、切り上げたら失敗。

あきらめず、最後までやり遂げれば必ず成功。

 

間違いないと思ってます。

 

拙作「地獄の血みどろマッスルビルダー」ドイツ版DVD3種

 

 

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