ホームビデオ普及に伴うレンタルビデオ全盛の頃、
ホラービデオブームが到来し、
ゾンビ映画の人気が高まりました。
疑惑のゾンビ映画3作品。
でいろんな作品がリリースされたんですが、
ソフトが足りないから、コレもゾンビ映画ってことにして出しちまえ!
的な作品もありました。
3作品ご紹介します。
「地獄墓地 死霊のうめき」
透明ゾンビが女を襲う!
という触れ込みでしたが、
そもそも透明なんでゾンビかどうかよく分かりませんし、
粉をかけられて現した姿がこれですよ。
↓
このお猿、劇中の設定もゾンビではなく改造人間。
ゴリラの着ぐるみ
透明ゴリラ。
よくこれを「ゾンビ」と言い切ったもんです。
せめてこのカットだけでも撮り直して差し替えちゃえば良かったのに。
詳細解説ページ↓
「地獄墓地 死霊のうめき」偽ゾンビ・ホラー~ホラーシアター~
「悪夢の死霊軍団 バージン・ゾンビ」
森の奥の古い屋敷を相続したヒロインが、、
幻覚と悪夢に悩まされ、狂気に陥ってゆく話。
ヒロインが見る夢。後撮りで別人が演じたので、顔はよく見せません。
ゾンビなんて登場しない作品でしたが、
別の監督に、
「ヒロインがゾンビに襲われる夢を見るシーン」を追加で撮らせ、
めでたくゾンビものとしてリリース。
詳細解説ページ↓
「悪夢の死霊軍団 バージン・ゾンビ」フランス製幻想ホラー~ホラーシアター~
「タートゥ 死霊の呪い」
謎と神秘に包まれたインディアンゾンビ映画!
という触れ込みでしたが、
ゾンビっぽいのは祈祷師タートゥが蘇生するほんの一瞬だけ。
すぐに血色の良い中年のオジサンになります。
墓地から蘇ったゾンビ祈祷師タートゥ。健康そう。
詳細解説ページ↓
「タートゥ 死霊の呪い」昔の低予算ゾンビ映画~ホラーシアター~
最近のゾンビ映画と比べて観るとどれも笑えます。
と言うか、まあ、ゾンビ映画じゃないですからね。
作り手の意図とは関係なくゾンビ映画に仕立て上げられて売られたという、
考えてみれば、笑えないお話でした。
「地獄の血みどろマッスルビルダー」Tシャツ発売中!