映画を手元に所有するのが夢のようなことだった時代のお話。
テレビ放送のホラー映画を収録したベータのテープ4本。
大昔、
テレビ東京で午後4時から、
90分枠で連続放映されたレアなホラー4本。
「狂ったメス」 (1968年)
「4Dマン」 (1959年)
「妖女ゴーゴン」 (1964年)
「恐怖の密室」(1968年)
これらを録画するビデオテープを購入するため、
当時八王子にあったテープの専門店へ。
ベータの90分テープ、
富士フィルムのハイグレード、2本で2500円!
という当時としては破格の目玉商品に遭遇。
2セット計4本を5000円で即購入し、4作品を連日録画。
タイトルラベルはインレタで作成。
完成したテープ4本をガラス戸付きの本棚に並べ、
日々眺めてはニヤニヤしてました。
ビデオソフトも発売されていないレアなホラー映画が、
この4本のカセットの中に収まっている!
それだけで幸せでした。
今とは全く価値観が違う時代。
配信でいつでもどこでも何でも観られる、って、
有難いけど、幸せなことなんですかねえ?
ところで、
インレタ=インスタントレタリングって、知ってる?
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