名作ホラー「死霊のはらわた」の火薬を使わない着弾。
これ正確には着弾じゃなく、
ゾンビが勝手に崩壊してるだけなんですが、
ちゃんと銃声まで入ってるので、
やってることは完全に着弾効果です。
やり方は・・・
皮下に仕込んだ肉片的な内容物を、糸で思い切り引っ張り出す、
という方法。
血肉たっぷりのジューシーな感じになってて、とても良いです。
拙作「地獄の血みどろマッスルビルダー」でも似たようなことをやりました。
ちなみに古くは、
「ゴッドファーザー」の銃撃で蜂の巣にされるシーンがこの方法。
傷口メイクに被せた皮膚片を糸で次々に引っぺがすと、そこに弾痕が現れます。
フィルム時代は糸を手間とお金のかかるオプチカル処理で消したものですが、
今は編集時にデジタルで簡単消去可能です。
(写真の「死霊のはらわた」では消してないので糸がモロ見えですね)
まあ、傷口自体、編集時にデジタルで描いちゃえば、
現場では何もしなくて良いんですけどね。
身も蓋も無いというか、味気ない話ですが。
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