ゾンビ・ハネムーン 大カマのえじき | 地獄のゾンビ劇場 ~ZOMBIE THEATER~

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「地獄の血みどろマッスルビルダー」監督・深沢真一によるホラー映画雑学&雑談ブログ!

「ゾンビ・ハネムーン 大カマのえじき」

(THE NEWLY DEADS)

(1987年 アメリカ 77分)

 

「大カマ」の意味を知りガッカリ?

 

 

タイトルのみ知っていたものの、

なかなかビデオが入手出来なかった作品。

 

大カマのえじき、という副題から、

巨大なカマを振るい人の首を刎ねる死神の様なゾンビ!

そんなイメージを勝手に抱いておりましたが・・・

 

郊外のロッジ。

宿の主人の中年オヤジが、

客の女にちょっかいを出そうとしたところ、

女ではなくオカマさんだったことを知り、

ガッカリしたあまり、アイスピックで刺し殺します。

 

※「大カマのえじき」、

大カマ・・・

まあ、そういうことです

 

15年後、

オカマさんを殺したエロオヤジは、

ロッジの庭で若い女性と結婚式を挙げます。

 

すると湖の底に捨てられていたオカマさんが、

グチャグチャなゾンビ顔で復活。

ロッジに泊まっていた若いカップルら、

無関係な人々をブチ殺します。

(全員殺される理由無し)

 

エロオヤジも、オカマゾンビに幻覚を見せられて錯乱し、

新妻を刺し殺してしまいます。

更にセクシー水着美女に化けたオカマゾンビに惑わされ、

死の世界へ連れ去られそうになるエロオヤジでしたが、

通りがかりの霊能力者の中年女性に助けられます。

 

以降は、霊能力者のオバサンが、

エロオヤジを守るため、オカマゾンビと対決する、

という展開。

 

内容的には、

殺された幽霊が復讐のため、無関係な人々を殺す、

という昔の怪談みたいな古臭いお話で、

ゾンビ映画的な面白さはありません。

 

そして、ハゲで中年太りで人殺しのオヤジが不自然にモテ過ぎ。

 

殺して湖に捨てたおカマさんから惚れられ続け、

若くて可愛い娘と結婚、

霊能力者のオバサンも命がけで守ってくれます。

 

となるとお楽しみは、

残酷描写などの映像的見せ場になりますが、

そちらも特殊メイクがお手軽なのでイマイチです。

 

ゾンビメイクは、

グチャグチャに捏ね上げたようなゴムマスクを着用。

表情固定でお面のような仕上がり。

 

残酷描写も、棒やナイフなど、

何かが刺さるだけ、というパターンばかり続きます。

 

アナログビデオ撮影の軽めな映像といい、

陳腐な展開といい、

まあ、いかにもレンタル用「ホラービデオ」といった趣の作品ですね。

 

この映画「ゾンビ・ハネムーン 大カマのえじき」のより詳細な解説は下記サイトにて。

「ゾンビ・ハネムーン 大カマのえじき」心霊ゾンビ・ホラー~ホラーシアター~

 

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