いいね!ありがとうございます
とても嬉しく思っています
読んでいただき、ありがとうございます
このブログは、
自閉症スペクトラム障害と診断された
小学校5年生の娘ちゃんとの日々を
母であるドラ子が書いております。
普通学級在籍、通級指導教室に通い
たくさんのことを学んでいます。
先日の事です。
娘ちゃん、鼻風邪をひきました。
よりによって
学校での耳鼻科検診がある
その日の朝から
大量の鼻水が出始めました・・・。
『ママ、せっかくだから
耳鼻科のお医者さんに
鼻水止める薬を貰ってこようか』
そういうシステムがあるなら
是非ともお願いしたいと
心から思ったのでした。
(小児科に行き風邪薬を処方して貰いました)
今年も5月になり、
通級指導教室の主任先生と担任の先生
そして保護者(ドラ子)の3人で、
小学校生活での長期目標や合理的配慮を話し合い
教育支援計画を作成しました。
↑前回のお話です。
主な登場人物
通級指導教室の主任先生
(昨年も主任先生が立ちあっています。
実はドラ子が苦手とする先生です。)
担任の先生(優しくて若い女の先生)
ドラ子(娘ちゃんのママ)
『宿泊学習の事なんですが・・・。』
5年生の一大イベントである宿泊学習について
先生方と話をしたのでした。
実は遡る事1週間ほど前。
今まで絶対に宿泊学習には行かないと
断言していた娘ちゃんが
『宿泊学習に行こうと思うの。』
そう言ったんです。
理由を聞くと
『宿泊学習で重要な係になったの。』
だそうですサテハテヲアゲタナー
寝る時に必要なクッションと布団と
ジンベエザメのぬいぐるみ(神君:ジンクン)と
神君の口(胃)の中に収納している
娘ちゃんが2歳頃着ていた
はらぺこあおむしさんのパジャマは
どうするのか聞いたところ
(これに触らないと眠れないアイテムです。
娘ちゃんの不安解消アイテムで
保育園以外には常に持ち歩いていた為
ボロボロになってしまい、
これ以上壊れないようにと現在は
神君の口の中に入れています。
辛い時や苦しい時には神君の口の中に手を入れ
あおむしさんを触り不安を解消するのです)
『あおむしさんだけ持って行く。』
そう答えたのでした。
絶対に宿泊学習には行かないと思っていたので
娘ちゃんの発言に喜ぶよりも
焦りと不安が押し寄せたのでした。
『お願いがあるのですが・・・。』
『何でもおっしゃって下さい。』
『現在の娘を見て、
先生が思う宿泊学習で躓きそうな点を
教えて頂きたいのです。
現在、家庭では
洗髪やドライヤー、洗顔を
一人で出来るよう練習しています。』
『そうですね、
二段ベッドで寝るのですが
帰る日に布団を畳んで
敷布団の上に掛け布団を重ねるのですが、
四隅がピシっと重なっていないと
やり直しになるのです。
施設側のジャッジになるので・・・
娘さんには難しいと思います。
家でハンカチを畳んで重ねるなど
そういう練習をしておくといいですね。』
『教えて頂き、ありがとうございます。
早速家で取り組んでみます。
二段ベットとのことですが、
下段にしていただくことは可能ですか』
『構いませんが、
上段の方が良いという子の方が
多いですけど・・・
(事前アンケート用紙を見ながら)
寝ぼけがあるのですね。
起き上がろうとするのですか』
『ストレスがかかった時には
立ち歩きもあります。
現在は就寝前の薬の効果なのか
寝ぼけはほとんど見られません。
ですが、宿泊学習前に
寝ぼけが悪化する事があれば
宿泊学習はお休みさせます。』
『大丈夫ですよ、お母さん。
ムニャムニャって
寝言を喋ってしまう子はいますし
一瞬起き上がる子もいますよ。』
『・・・立ち歩こうとしたり
泣き叫ぶ事もありました。
寝言は、聞いてて苦しくなります。
起きているかのように
ごめんなさいって謝ったり
不安や学校での出来事を口にするので。
簡単に起せれば良いのでしょうが
寝ぼけているので
起こすつもりが
夢か現実かわからなくなり暴れて
親ですら安全の為に距離を保つことしか
できませんでした。
ですので、寝ぼけの兆候が見られたのなら
宿泊学習は欠席します。』
『…以前はお薬を飲んでなかったですよね。
寝ぼけが悪化したのでしょうか』
『Fちゃんの事があってから
寝ぼけの他に、眠れなくなってしまって。
その時処方されたメラトベルが
娘の場合は寝ぼけの防止にも
なっているようです。』
『・・・そうだったんですね。
必ず下段に寝るようにします。
もしも、宿泊学習に参加して
不安になる事があった時には
保健室の先生と一緒の部屋で
寝る事も可能ですので安心して下さい。』
『ありがとうございます。
それと、本人の不安が強く出た場合は
迎えに行きますので帰宅させてください。
翌朝の行事には間に合うように
送っていきますので。』
『わかりました。
でも、娘さんに不安な時は迎えに行くと
絶対に言わないでください。
それを聞いたら、最初から
泊まらなくてもいいんだと思ってしまいます。
何かあれば、すぐ帰れるって思うのは
よくありませんから。』
・・・
通級の主任先生がおっしゃったことに
その場で反論はしませんでした。
娘ちゃんを(も)そういう風に見ているんだと
悲しくはなったけれど。
以前、主治医に宿泊学習を行かないと
娘が言っている事を相談した時
『楽しいイベントもあるでしょうから
宿泊しないで参加するのはどう
お母さんはちょっと大変かもしれないけど
消灯時間に迎えに行って、
翌朝また送っていってあげたらどうかしら。
泊まるのが無理でも
キャンプファイヤーや星空を見ながらの散歩は
経験させてあげたいよね。
不安になりながら参加するより
宿泊しなくても楽しい行事には参加できると
わかっていた方が断然楽しめるわよ』
そうおっしゃってくれた主治医。
ドラ子もそのつもりでした。
ドラ子は帰宅してすぐ娘ちゃんに
今後Fちゃんとペアにならないようにすると
先生が約束してくれた事と、
宿泊学習は2段ベットの下段を使用する事、
(逆鱗にふれましたが後日説得することに成功)
寝るのが不安になれば保健室の先生の部屋で
寝ることができるし
どうしても帰宅したくなった時には
先生に言えば迎えに行くとよと・・・。
ただ、もう少し頑張ろうとか
みんなと一緒に寝ようとか
迎えに来る人が大変だよと
先生方は説得してくる可能性はあるけど
自分の気持ちを曲げる必要は
ないことも伝えたのでした。
こうして、宿泊学習にむけ動き出した我が家。
娘ちゃんが躓きそうなポイントも聞けたので
早速施設に連絡をして
見学させていただいたのでした
次回宿泊学習の下見を書きたいなと思います。
何もなければですが・・・ドウカナー
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