個別の教育支援計画と発達外来と 〜小5〜 ③距離が近いことへの親からアドバイス | 空想大好き娘ちゃんとの日々

空想大好き娘ちゃんとの日々

令和元年に娘ちゃんは自閉症スペクトラム障害と診断されました。現在普通学級在籍、通級指導教室を利用する娘ちゃんとの日々を記録したいと思います。

いいね!ありがとうございますニコニコ

 

とても嬉しく思っています照れ

 

読んでいただき、ありがとうございますお願い

 

このブログは、

自閉症スペクトラム障害と診断された

小学校5年生の娘ちゃんとの日々を

母であるドラ子が書いております。
 

普通学級在籍、通級指導教室に通い

たくさんのことを学んでいます。

 

ここ何日間か、

 

寝言がおさまっている娘ちゃん。

 

すると何故か

 

パパさんのイビキが盛大になりました。

 

パパさんが出張となり

 

久々に安眠できると思ったら

 

今度は明け方にかけ

 

歯ぎしりの様な音が聞こえるのです。

 

娘ちゃん・・・ではありませんでした。

 

一人、ビビりながら

 

音のする方へ行ってみると

 

 

 

・・・

 

 

 

カブトムシの飼育ケースから

 

ギギギーとかギシギシとか

 

鳴ってるではありませんか物申す

 

 

 

 

どうやら、蛹になるようです飛び出すハート

 

 

 

 

とっても嬉しい事なのですが、

 

今日もドラ子は寝不足です真顔ガーン

 

 

 

 

 

もうすぐ、あなた達の子は

成虫になりますクラッカー

 

 

 

 

 

 

今年も5月になり、

 

通級指導教室の主任先生と担任の先生

 

そして保護者(ドラ子)の3人で、

 

小学校生活での長期目標や合理的配慮を話し合い

 

教育支援計画を作成しました。

 

まず問題となったのは

 

”人との距離の近さ” でした。

 

 

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↑前回のお話です。

 

 

 

 

 

 

仕事で車に乗っていた時

 

ラジオを聞いていたんです。

 

 

 

 

たまたま、娘ちゃんと同じ

 

距離の近い女の子を育てる

 

お母さんからの相談が

 

流れてきたのでした。

 

 

 

 

(確か6歳位の女の子で

父娘の仲が良い事もあるのか、

父親のお友達の男性が遊び気に来た時に

その男性にも抱きついたので心配だという相談)

 

 

 

やはり、

 

犯罪に巻き込まれないか

 

相手が驚いてしまうんじゃないか

 

父親の友達だとしても異性・・・

 

色々と心配していました。

 

 

 

 

一人のパーソナリティーの方が

 

◯年生でも抱きついたら問題だけど…

 

(4年生か5年生と言っていました)

 

と話していて

 

タイムリーすぎて苦しくなったんです。

 

すると、他のパーソナティーの方が

 

『相手が驚いてしまうのが心配なら

 

一言声をかけて同意を得た時に

 

ハグするのはどうか。』

 

そのような事をおっしゃったのでした。

 

 

 

 

 

 

ニコニコ『娘ちゃん、

通級指導教室でパーソナルスペースについて

勉強してきたよね。』

 

 

 

ぼけー『うん。』

 

 

 

ニコニコ『最近、担任の先生にも

人との距離について教わっているよね。』

 

 

 

ぼけー『うん。先生にハグしちゃいけないって

言われたよ。

あとね、ハグが嫌いな子もいるから

しちゃいけないって。

 

私さ、今まで嬉しくなると

ギューってお友達にしていて

Aちゃんとかに嫌われたかも・・・。』

 

 

 

ショボーン『・・・心配だったよね。

K病院の部長先生はこう言ってたの。


ハグする事は悪くないよって。

アメリカでは挨拶や仲直りする時にも

ハグをしているから

アメリカだったら問題にならないのにって。


ここは日本だからね。』

 

 

 

ぼけー『どうして、日本じゃダメなのかな。』

 

 

 

キョロキョロ『不思議だよね。


ところで、娘ちゃん。

ハグの意味って知ってるはてなマーク

 

 

 

うーん『ギューって抱きつくことはてなマーク

 

 

 

ニコニコ『そう、抱きしめる事。

他にも意味があるんだよ。

これを見てくれるかなはてなマーク

 

 

 

娘ちゃんとハグについて調べました。

 

 

 

「hug」とは、英語で抱きしめるという意味である。親しい人や友人恋人などとの間で行われる愛情安心感を示す行為である。また、慰め励ましの意味含まれることがある

 

↑weblio辞書より引用させていただきました。

 

 

 

 

キョロキョロ『これを読んでどう思うはてなマーク

決して、悪い行為ではないよね。

 

ママね、どうして日本だと

問題になるかをうまく説明できないから

調べてみたの。

 

そしたらね、歴史や文化に

深く関係してるんだって。 

ハグってね、体が触れ合う挨拶で 

相手に対する親愛やフレンドリーさを表すの。』

 

 

 

ほっこり『私ね、ハグするとね

仲良しなんだよなーとか

愛されてるんだなーて安心するの。

 

だからハグしたいし 

して欲しくなるんだよ。』

 

 

 

ニコニコ『そうだよね。ママも同じだよ。』

 

 

 

ぼけー『・・・でも、

友達にしちゃダメなんでしょうはてなマーク

 

 

 

ショボーン『友達は友達でも

 親密な友達なら状況によって

 ハグしていいとママは思う。

 

さっき話したけど文化が関係してくるの。

 

・・・日本人は昔から

相手との距離感を重んじる傾向があって

体の接触を避けることで

相手への敬意を示すと考えてたんだって。

一番身近な家族でさえ距離をとっていたの。


(理解しやすい様に “鬼滅の刃” の

煉獄さんの家族や、親方様の家族を例にしました)

 

だから、年齢を重ねるにつれて

ハグをしない方がいい

相手とは距離を取った方が良いって

教わる場合が多いの。』

 

 

 

うーん『・・・敬意ってなにはてなマーク

 

 

ここでまた一緒に敬意を調べました。

 

 

敬意(けいい)とは、他人に対して尊敬尊重気持ちを示す行為態度を指す言葉である。敬意は、人間関係円滑に進めるための基本的なマナーとして認識されている。敬意を示す方法多岐にわたり、言葉遣い態度行動などに現れる例えば、敬語を使うことや、相手尊重する態度を持つこと、礼儀正しく行動することなどが挙げられるまた、特定の文化社会では、特有の敬意の表現方法存在することもある。

 

↑weblio辞書より引用させていただきました。

 

 

アセアセ『私、先生に酷い事してたんだ…。』

 

 

照れ『ここで思い出して欲しいの。

 

ハグって、体が触れ合う挨拶で

相手に対する親愛やフレンドリーさを表すって

教えたよね。

 

娘ちゃんのハグは、

親愛をこめてのハグでしょうはてなマーク

 

 

 

ショック『そうだけど・・・ 

日本の文化では体が触れないことで 

敬意を示したんだよね・・・。』

 

 

 

キョロキョロ『そう、文化の違いなの。

 

ここは日本。

 

ハグする文化がない日本では

ハグされた相手がどう思うのかを

大切にする必要があると思うの。

 

相手が、ハグされて嬉しいと思うか 

止めて欲しいと思うか。』

 

 

 

ぐすん『私には、わからないよ。』

 

 

 

ニコニコ『だからね、ハグしたくなった時に

相手に聞いてみたらどうかな。

 

どうしてハグしたいかの理由を添えて。

 

例えば娘ちゃんが失敗をして落ち込んでいる時。

Aちゃんが慰めてくれて嬉しかったとする。

Aちゃんとは昔からハグしていたけど

考え方が変わったかもしれない。

 

だから

”ありがとう、嬉しくて…ハグしていいはてなマーク

って聞いてみたらどうかな。

 

もしね、”嫌だよ” とか言われたなら

”そうだよね~” って答えて

ハイタッチや握手をするなんてどうかなはてなマーク
 

 

 

キラキラ『ママ、ナイスアイディア乙女のトキメキ

 

でもさ・・・どうして私

日本で育ったのにハグしちゃったり

距離が近いって注意されるんだろう。』

 

 

 

 

ストレートな質問に一瞬、悩みましたが

 

 

 

お願い『それは、パパとママの娘だからだよ。

 

娘ちゃんとハグすると

とっても幸せな気持ちになるから

愛情表現の一つとして今まで沢山ハグしてきたの。

 ハグで挨拶したり仲直りするのが

我が家の風習になってるよね。

 

 

・・・ママはさ、小学1年生になった時

おばあちゃんに

”もう小学生なんだから、

お母さんは一緒に寝ません。

抱きつくのも恥ずかしいからやめて。

大好きなんて、言わなくてもわかるでしょう。”

そう言われてとっても悲しくて

愛されていないって思ったの。

 

 

だから、自分に子供が出来たら

おばあちゃんと違う育て方をするって決めたの。

 

沢山ハグするし、

一人で眠るのが怖いなら

一人で眠りたいって言うまでは

一緒の部屋で寝ようって。

沢山、大好きだよって

自分の気持ちを隠さず伝えようって。

 

 

だからね、

娘ちゃんのパーソナルスペースが近いのは

ママの育て方が少しは関係したんだと思う。

 


 

家族は気にならない距離でも

他人には近すぎると不快だったり、

自分は気がつかなかったけど、実は距離が近くて

好きでもない人に好意があると

誤解させちゃう事もある。



だから “相手基準の距離” って大切になる。

これからは、日本の文化も考えて

適切な人との距離を意識していこうね。』

 

 

 

 

 

ぼけー『良かった~。

私ってダメなんだな~って思っちゃってた…。』

 

 

 

 

ショボーン『娘ちゃん、本当にゴメンね。


先生達はさ、娘ちゃんが大人になった時に

困らないようにと助言してくれたの。

 

特に担任の先生は、娘ちゃんが大好きだから

気にかけてくれたんだよ。』

 

 

 

 

キラキラ『それなら良かった。

あのね、私からもママに話したい事があるの。』

 

 

 

 

 

ニコニコ『なにかなはてなマーク

 

 

 

 

 

キラキラ『あのね、猫の髭はね神経と繋がっててね

そこで空間認識能力を受け取るんだよ。

それでね・・・』

 

 


 

いつものように頭に浮かんでいる

 

今までと脈絡のない話を

 

始めたかと思ったのですが

 

 

 

 

ほっこり『それでね、この髭でね

周囲との物体の距離を測るんだよ。

もしかしたら私

見た目は人間だけど本当は猫で、

ちゃんとした髭があったんだけど 

人間に進化する過程で抜けちゃって…

それで距離がわからなくて

人との距離が近くなっちゃったのかも…。

 

 

あとね、髭には5種類あって…。』

 

 

 

 

 

今回のことで

 

自分は人との距離が近いと

 

娘ちゃん自身が

 

しっかりと認識てくれました。

 

 

(友達の顔が、自分の顔の真ん前にあっても

娘ちゃんは不快にならないと以前話していました。)

 

 

だからもう大丈夫・・・とはならず

 

この先も年齢や状況に合わせて

 

どう振舞うべきか

 

相手はどう思い

 

周囲はそれを見てどう思うかを

 

その都度学んでいかなければなりません。

 

悔しい思いや悲しい思いを

 

させてしまうかもしれません。

 

そんな時、

 

自分はダメなんだって思わずにすむよう

 

各方面と連携をとってサポートしたい

 

そう思うのでした。

 

 

 

 

 

 

    

 

 

 

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