これで良かったのかな…悲しいし悔しい② | 空想大好き娘ちゃんとの日々

空想大好き娘ちゃんとの日々

令和元年に娘ちゃんは自閉症スペクトラム障害と診断されました。現在普通学級在籍、通級指導教室を利用する娘ちゃんとの日々を記録したいと思います。

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とても嬉しく思っています照れ

 

読んでいただき、ありがとうございますお願い

 

このブログは、

自閉症スペクトラム障害と診断された

小学校4年生の娘ちゃんとの日々を

母であるドラ子が書いております。
 

普通学級在籍、通級指導教室に通い

たくさんのことを学んでいます。



↑この続きです。

  

 

 

 

先生との電話が終わると

 

何事もなかったかのように

 

ゲームを始めた娘ちゃん。

 

こっちが、拍子抜けしてしまいました。

 

 

 

 

ゲームを中断してもらい

 

娘ちゃんと話し合いをしました。

 

 

 


娘ちゃんは

 

 

うーん『ビックリしたよね。

 

でも、○○さん反省してるって言うし

 

謝ってくれるから大丈夫だよ。

 

先生がさ、○○さんは

 

ボロボロ泣いてたって言ってたから

 

もう涙も枯れちゃったんじゃないかな。

 

私より○○さんが心配だよ、大丈夫かな。

 

ママ、ゲームをしてもいいはてなマーク

 

 

・・・こんな感じなのです。

 

 

 

 

 

 

一方でドラ子は、悲しいし悔しいし

 

謝ってくれるなら大丈夫だなんて

 

そう簡単に思えず。。。

 

もちろん、娘ちゃんには

 

人は誰でも失敗したり

 

過ちをおかしてしまう事がある。

 

だから、相手が反省し謝ってくれたのなら

 

許してあげて欲しいし、

 

自分が過ちをおかした事に気が付いたのなら

 

傷つけてしまった人に

 

誠心誠意、謝る事が必要と

 

事あるごとに教えてきました。

 

娘ちゃんは忠実にその教えを守り

 

親としては喜ばしい事なのに・・・

 

今回の書かれた言葉の威力と

 

娘ちゃんの今後を考えると不安で


(娘ちゃんとは真逆に)

 

こんな簡単に○○さんを

 

許してしまっていいのかと

 

思わずにはいられないのでした。

 

 

 

 

 

 

 

すると、また学校から電話がありました。

 

担任の先生からで

 

相手の保護者の方に説明したところ

 

○○さんだけでなく

 

保護者の方も

 

ドラ子と娘ちゃんに謝罪をしたいと言うので

 

電話をしても良いかの確認でした。

 

 

 

 

 

 

・・・お断りしました。

 

 

 

 

 

相手の子は、時間はかかったけれど

 

自分から名乗り出てくれました。

 

娘ちゃんに悪い事をしてしまったと

 

大泣きしながら先生に


話をしてくれたそうです。

 

その子の保護者も

 

謝罪したいとおっしゃったという事は

 

事の重さをわかってくれたはずです。

 

きっと、自分のお子さんの行動を叱責し

 

自分のお子さんの行動に

 

怒り涙しただろうし

 

この先、何かあるごとに

 

この子は酷い言葉も書けてしまうんだと

 

そういう目で見てしまう


かもしれない。


十分すぎる程、辛くて苦しいよね。

 

 

 


 

それに、電話で謝罪を聞いてしまったのなら

 

相手に気遣わなきゃいけない。

 

感情任せに怒る事が出来たら

 

一時的にでも気分が晴れるかもしれない・・・

 

けど、絶対にドラ子は出来ない。

 

 

 


こんなに辛いのに

 

人としてどう振舞うべきかを考え

 

  



 

”ドウカ、ムスメサンヲ

 

アマリ オコラナイデクダサイ。”

 

 


 

”コチラハ、アヤマッテクレテ

 

ニドトシナイト

 

ヤクソクシテクダサルノナラ

 

ダイジョウブデスカラ”

 

 


 

そんな、

 

(今は)思ってもいない事を言い

 

後でまた悔しさに涙すると思う。

 

 

 

 

 

 

直接謝罪を出来ない方が

 

人は色々考え悩む

 

せめてもの抵抗で

 

今は謝罪を受けたくない。


 

 

 

 

 

 

 

こういう時に気が付くのです。

 

自分は娘ちゃんみたいに出来た人間じゃない。


 

 

 


 

 

一呼吸おいて、先生に

 

 

ショボーン『娘は、○○さんが謝ったのなら

 

許してあげると言っていましたので、

 

保護者の方からの

 

私と娘に対する謝罪は望みません。

 

そのかわり、

 

二度と同じ事が起こらない様に

 

休み明けに○○さんへのご指導の方を

 

お願いします。

 

娘には、○○さんが悪口を書いた事は

 

誰にも言わないようにと言いますので、

 

その旨を○○さんに

 

伝えて下さればと思います。』

 

 

 

そう言い電話を切ったのでした。

 

すると

 

 

 

ニコ『ママは、優しいね。』

 

 


そう…言うので余計に苦しくなり

 


 

ショボーン『娘ちゃんが、○○さんを許さないって

 

言うのなら

 

保護者の方にも謝罪して貰ってたよ。

 

優しいのは娘ちゃん。

 

○○さんの事を心配していたでしょうはてなマーク

 

さっきも言ったけど

 

自分のした行いは、自分に返ってくる。

 

もし今度、娘ちゃんが困った時は

 

○○さんが手を差し伸べてくれる

 

そういう関係になってるかも知れないよね。』

 

 

 

 

ニコ『うん。ママ、ありがとう。

 

ゲームしてもいいはてなマーク

 

 

 

 

 

 

そして、夜中(寝ながら)

 

”こんなの酷いよ” って叫ぶ娘ちゃん。

 

やっぱり、寝ぼけが出て

 

ドラ子は、胸が苦しくなりました。

 

幸い、連休だから

 

学校に行かなくて良い分

 

ゆっくり朝は寝させてあげれたし

 

(ドラ子は仕事なので、

ドラ子母宅に娘ちゃんを送っていった)

 

今後の腹痛対策として

 

便秘の薬も増量して飲ませたから


多分、便秘は防げそう。

 

今朝、娘ちゃんの指の爪に入り込んだ

 

血を見て気が付いたけど


学校で耳の中を掻きむしって耐えたんだね…

 

薬を塗ったから


これ以上いじらないでね。

 

(辛い時に娘ちゃんは、血が出るまで耳の中を引っ掻き

気を紛らわすのです。)

 





 

…全然、大丈夫って 言えないよ。



 

 

 

 

これで(この対応で)

 

良かったのかな。

 

 

 


 

自閉症スペクトラム障害が無ければ

 

こんな事は起きないのかな。

 

 

 


 

確かに娘ちゃんは障害があって

 

人との関わりは上手じゃない。


ちょっと変わってると思われてるはず。

 

だけど、誰かを故意に傷つけたりしないし


どんなに嫌な気持ちにさせられても


ドラ子なら許せないと思う事でも


謝罪されたなら

 

その人を許してあげれる広い心もある。






 

それなのにね…

 




 

 

考えてもどうしようもない事を

 

考えてしまうそんな自分に、


今も◯◯さんの過ちを許せていない自分に

 

悲しくもなり悔しくもなるのでした。