太郎の希望はたった１つ
地元で働きたい
お給料にはこだわりがないから
給料＜＜大阪勤務を優先
私や夫が
転勤がない会社なんかないよとか
お金はあって困るもんではないよと言ったところで
全く聞く耳持たない。
仲が良い先輩がこう言った。
「インターンは別に行かなくても大丈夫。俺は一発で内定もらったよ。」
いやいや、その先輩がレアケースだから。
ここは花子の夫の花夫くんに
ガツンと言ってもらわなきゃ。
「僕はずっと部活をしていたのでインターンも説明会にもほとんど行かなかったです。2社受けて2社ともすぐに内定もらいました。参考になりませんよね、なんかすみません。」
うーん‥‥聞く人間違えたよ。
再び調子に乗る太郎。
遊びを優先する日々。
今年に入ってからひっきりなしに
たくさんの会社から電話やメールが来た。
さすが売り手市場だ。
益々調子に乗る太郎。
そんなこんなで
とても熱心だったある会社の人と会う約束をした。
太郎が贔屓にしているチームの親会社←バレバレ
是非一緒に働きましょうと熱烈アピールされた。
まずはwebテストを受けるように言われた。
一回このテストを受ければ
成績がそのまま関連会社に行くので
ついでに3社受ければ良いとアドバイスもらい
その通りにした。
ここでアホな太郎がしくじった。
B社とC社のエントリーシートを間違えて送信。
志望動機が全く変な感じになってしまう。
すぐに
間違ったので新たに送りますとメールするも
ほぼ同時に両社からお祈りメールが来た。
そりゃそうだ。馬鹿にしすぎだ。
でも
アホな太郎はこう思った。
全国転勤がある会社はいやだ、むしろお断りするつもりだったから好都合←アホ
残りは熱烈歓迎のD社。
こちらはスムーズに行き、
あとは数回の面接のみとなった。
面接日を選ぶためサイトに入った。
うーん、どの日も忙しい。
野球観戦に行く日だったり、大本命のA社の面接日だったり。
いいや、無視しちゃえ←おいっ‼️
翌日
何故面接日を選ばなかったのかと電話が来た。
どの日も忙しいと言うと
一旦電話を切り
ならこの日を特別に設けましたと連絡が来た。
仕方ないなと渋々了承する太郎←嫌なやつ
やがて超天狗状態の太郎に悲報が。
A社からのお祈りメールが来た。
ん？もしかしてやばいのか？
パニックになる太郎。
そして数日後
最後の砦D社からもお祈りメール。
こっちが選ぶ立場じゃないの？
こんなハズじゃ。
どうしようどうしようと焦る太郎。
全国転勤は嫌なんじゃないんかい💢
ここであることに気づいた。
すんなり内定もらった人の共通点
それは
大学時代ゴリゴリの運動部だったこと
サークルでチャラチャラしてる自分とは大違いだった。
いや、気づくの遅すぎ‼️
‥‥続きます