プロローグその3…自己責任って | 山ガール増殖中

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 最近ディープな人気が高まってきているのが「山ガール」…。 美しい景色にふれたら「山に登ってみよう!森を探訪しよう」という心が動く。巷には「山スカート」などおしゃれウエアが多く並び、「何かを始めるには、まずはカタチから…」という女性もざくざく現れている…。


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小泉政権の時代に盛んにいわれたのが「規制緩和」という言葉。
「自民党をぶっつぶす」というスローガンもありました。
しかし耳ざわりがよいだけで、どれだけ実効があったか。
今にして思うと大いなる疑問といえるでしょう。
この規制緩和の裏側にあるのが
「自己責任」という妖怪です。

特にネットがらみで考えると、どういうことになるのか。
ネット社会では、今ではほとんど「何でもあり」の様相を呈しています。
つまりぐるぐる回っている情報の世界では、
「輪廻」というのが当たり前で、
すでに規制緩和以前のしろものだから、当然、その社会のルールは
「何でもあり」の無法状態にぴったり似合っているわけです。

ちょっと私たちの普通の生活を考えてみましょう。
この日常社会では、どれだけ規制緩和が進んでも
厳然としてリアルな世界のルールが貫徹しています。
主婦が買い物に行き、日本産と表示されたお肉を買います。
それが中国産だったら、供給した業者は罰せられます。
また欠陥商品を売ったメーカーはリコールして補償しなければなりません。
しかし通信販売でも「クーリングオフ」があるじゃないか、
という声が聞こえてきそうです。

しかし「情報」という商品は肉や野菜、衣服などの一般商品と違います。
この「情報」というものはいったん人がそれを知った時点で
いわゆる売買契約は成立してしまっています。
たとえば私が本を買ったとしましょう。
そして読み終えた後で、この本をクーリングオフして代金を返してもらえるでしょうか?
つまり情報という商品に「クーリングオフ」がどんな意味を持つか、
理解できると思います。

「情報商材」「情報教材」というものは殆どがノウハウものです。
お金儲けのノウハウ、勉強ができるようになるノウハウ、
むかし風に言えば「虎の巻」「五輪書」といった感じでしょうか。
ここにネット社会で情報商材が跋扈する温床があるのです。
前項で「人間には射幸心がある」と書きました。
たしかに運不運は人生につきもので、
大金持の子供に生まれるか貧乏人に生まれるか、それは選べないもの…、
しかし「賢く生きる」とか「努力して大成する」とかは
人の生き方を変える考え方です。

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