ほぼ菜食日記
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ほぼ菜食日記

菜食の進めは全然人気がなかったですね^^;
やはり、説教くさいと人はついてきません!

一番良いのは、僕は違いますけど、ベジタリアンの人を見て、こんな風になりたいって、感化できれば一番良いんですよね。
俺の背中を見ろ!的な。

でも、僕は全く、そういったことができてませんね、残念ながら(笑
それは、もともとの資質もでかい(笑

菜食になって、人間が変われば苦労しません。

でも、菜食になって、動物の気持ちが少しわかったり、本当の優しさについて考えれたり、
いいこともあると思いますね。

少なくとも、一度は立ち止まって、食べることを考えておくことは、すごく重要だと思います。
もう、テレビも雑誌もなんやかんやで、食え、食えって感じですけれど^^;

食われる方の気持ちも考えることは、重要だと感じますね。

菜食主義の進め

なんて、タイトルにして偉そうに言っていますが、別に良いことがあるのか、わかりません。
健康的になる部分もあるし、精神的に軽くなる感じもあれば、薄弱になる部分もあるかもしれない。
まあ、それは、自分の気質かもしれませんが・・・。

ただ、菜食になったから、空を飛べるわけでもなく、自分は自分だなって。
簡単に変わりませんよね。

最初になったころは、得意になっていたけれど、2年もたてば、特別のことではなく、
朝起きて、顔を洗うのと同じようなものになります。

僕の場合は、菜食と言っても、卵やチーズなどの乳製品を食べるし、外でうどんとか、食べるから、ほぼ菜食日記としています。

菜食になってからは、食べるのが面倒という気持ちがあって、とうふを食べて、栄養的にも、精神的にも、他の食事と変わらないなら、それが一番楽だと思うようになりました。

でも、僕は、菜食になる前は、焼き肉を1か月に1回食べたり、週末は寿司を食うみたいな、食べるのが大好きな家にいたから、本来は食いしん坊です。

ですから、矛盾するのですが、食事はほとんど自分で作りますが、それは、それは、苦労しながら、作っています。
ぎょうざや春巻き、麩のから揚げとか、うまいものを食べたくなるんです。
もちろん、すべて、野菜。
今は、しいたけだけで、だし汁を取っています。
慣れると、気にならないんです。

菜食になって良かったのは、食事の材料に気を使うようになったことや、とにかく工夫して作るようになったてことですね。

できることから始めよう

僕が菜食を始めて、2年くらいたちます。
慣れればどうってことはないです。

やってよかったのは、僕たちは何の意識もなく、動物の肉を食べ、魚の命を奪っていたってことに気づけたことですね。

こういうと、ほとんどの人が嫌だなと思うかもしれないです。
自分も以前は、肉や魚を食うのは人間の特権というか、当然のことで、食物連鎖で頂上にいるから、当たり前だって思っていました。

というか、食べることに関して、ただおいしければ良いみたいに思っていたかもしれませんね。

でも、食べることはすごく重要で、健康にも影響するけれど、精神にも影響するんですね。

よく、いけすで、魚を泳がせているのを見ますが、すごく嫌な気分になります。
魚は感情がないと思うかもしれないけれど、あると思います。
だから、水槽から出されて、仲間の魚が切り刻まれているのを見ている魚って、本当に恐怖のどん底にいるんですよ。精神がおかしくなっている。
目を見るとわかります。充血して、狭い水槽で、苦しんでいる。
自分がその立場になると、よくわかるんですよね。
だから、僕は、今は魚は基本的には食べないです。

202号室

少女が簡素なベットに寝ている。

4人部屋で、ベットの2つは老人が、残り一つはあいていた。

少女は窓の外に目をやり、あとは動かなかった。

部屋に看護婦が入ってくる。

おはよう」

看護婦は少女のベットの横の椅子にすわった。

「どう、調子は?」

少女は窓に目をやったままだ。

「朝ごはんだよ、食べないと、元気になれないよ」

おかゆを口元に運ぶが、少女は食べようとしない。

「じゃあ、置いておくから、おなかがすいたら食べるんだよ」

看護婦は部屋を出て行った。

あとはいつもと同じ、何かしらの電気のモーターの音と、静寂、息を吸って吐く音だけが続いた。

くもりの朝

とん とん とん

まな板を規則正しく包丁が叩いている。

みそ汁の香りが漂う中、晴子が言う。

「公子、朝だよ。起きなさい」

夫の忠彦は椅子に座って、頭をかきながら新聞を広げた。

テーブルにはごはんにだし巻きたまご、あじの開きがのっている。

晴子がみそ汁をもってくる。

忠彦はめもくれず新聞を広げている。

「あなた、新聞は後にすれば」

「ああ」

忠彦は気のない返事をする。

「今日の天気は晴れのち曇り、ところによって雨が降るでしょう」

テレビが天気予報を流している。

「こういうの、いちばん困るよ」

忠彦が言った。

「本当・・・そうだ、昨日・・・」

晴子は夢のことを思い出した。けれど、すぐに言うのをやめた。

「次のニュースです。連続殺人事件についてです」

忠彦が新聞を見るのをやめた。

「杜の宮区、東にある廃病院で、ばらばらの死体がみつかりました」

アナウンサーは乾いた声で淡々と言った。

「近くじゃない、いやねえ」

晴子も椅子に座った。

「戸締りしっかりしなきゃな」

忠彦がみそ汁をすする。

公子が目をこすりながら起きてくる。

「公子、早く食べないと遅れちゃうよ」

「うん」

公子はあくびをしながら言う。

「ねえ、母さん、今日、あんちゃん、学校にくるかな?」

「・・・あんちゃん?」

 

「そんなこいたっけ」晴子は首をかしげた。こどもの世界のあだなは時によくわからないものだ。

「そう、あんちゃん、今日くるといいな」

公子はごはんを口いっぱいにほうばった。