レイトン教授と花札 | 秘密の扉

秘密の扉

ひと時の逢瀬の後、パパとお母さんはそれぞれの家庭に帰る 子ども達には秘密にして

遅まきながら自分用のDSを買ってはまっている。「レイトン教授と不思議な街」をたかしに貰ってからというもの二人の会話はレイトン教授とルークになりきっている。


「ルーク 謎は解けたか」
「先生!70個解けました。でも
8-6=2
8+6=2
7+6=  これが分からない」
「なんかやったような気もするけど」
「自分で考えるんですか先生」
「英国紳士としては…もちろんです」
「しかし~、先生は一度されたのですから少しぐらいヒントを」
「やったことを忘れかけていて、たしかやったようなぁ…
謎は解けるから謎なのだ」
「先生のテストが激しく心配になってきた」
「わはは、笑って誤魔化そう。doorはきっと嵌ると思った」
「うん、もうこういうのダメ!!社会人失格になってしまう」


しかしやり終わっていないのに息子のソフトに花札を発見してしまい20年振りだかで私はこいこいに夢中だ。謎解きはいつでもゆっくりやればよい。レイトン先生は逃げない。
場札と手札を見比べながら「来い!」と勝負に出る。勝負事は性格が出るから面白いのであってソフトとやっても本当は面白くない。でもたかしの試験が迫っている。


「来週末は花札対戦だ!」とたかしは付き合ってくれる。
「楽しみにしてる、花札三昧」
「うん」
「ずーーーーーーーーっと花札」
「テトリス対戦とか、 いろいろ通信でできるのあるから」
「花札だけでいいけど、コタツが欲しいね」
「ぬくぬくしながら」
「みかん食べながら」
「ぎゃ~~~とか言いながら、喧嘩になったりしてね」
「あはは」
「花札で たかしから巻き上げて、なんかおいしいものを食べに行く」
「それは逆だな、doorのメソメソする顔が」
「猪鹿蝶(いのちょう)のdoorに勝てると思うなよっ!」
だから今日は朝からロボの設定を「凄い」にして特訓してる。