BRM928 那須600② | OPEN THE DOOR

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ブルベのことなど、自転車のことを中心に。

①の続きです。

 

通過チェックの次は、久しぶりのPC。484Km地点の銚子まで。

この区間、73.9Kmのうちの67.5KmがただひたすらにR124を走るという、最高につまらない区間^^: 

走っても走っても景色が変わらず、しかも向かい風基調。

ガーミンがないから速度もわからないし、ケイデンスだけは保つようにしてひたすら無心で(おかげで全くこのへんの記憶がない)。

 

銚子大橋までついたら、ほんとうにほっとした!

 

千葉県ただいまー!!

 

PCでは、このあたりが地元の先輩ランドヌールの応援が^^

那須の山中でお別れして以来のお友達Tさんにもここで再会して、お互い生きててよかったねー、などと喜びあったり。

計画ではここで銚子の海鮮を・・などと考えていたけれど、この後も向かい風区間が続くので、マージンは多めにとっておこう、ということで今回はスルー(涙)。

 

PC5のあとは、ぐるっと犬吠崎をまわって

曇ってたけどやはり海は良い^^

 

そしてドーバーラインへ。

入口の坂、前はいい感じの九十九折れの登りだったのに、ものすごくまっすぐな新しい登り坂ができていました。

登りの前に、思わずためいき・・・

(この絶望感伝わってほしい)


ドーバーラインは何回か走ってるけど、やっぱりアップダウンが楽しいです。写真を撮るタイミングが難しくて、ついノンストップで走ってしまう。

 

そして、そのあとは九十九里ビーチライン。

またまっすぐ(ためいき)。

このあたり、すっかり気分がダレていて、すごくだらだらと走っていました。

道が楽しくないせいもあったけど、集中が切れてしまっていたと思う。休むなら休む、走るときはきちんと走る、とメリハリつけないとダメだなぁ・・と反省。

PC6についたときには、すっかり日が暮れていました。

ここまでで549Km。だらだら走ったせいで貯金はあまり増えず、45分くらい。

 

ラストの51Km、このまま何もなければ完走が見えてきたかも・・・と、気を引き締めてリスタート。

この最後の区間では、有料道路の区間が9Kmほど。30円を料金箱に入れます。

そこら中に「ここは高速道路ではありません」って看板がたっているほど、車はものすごいスピード^^; わりと路肩が広めだったのでそれほど怖くはなかったけど、街灯は少なめだし、あまり自転車が通る道でもなさそうなので(笑)リアライトは全開で。

事前の情報通りそこそこのアップダウンが連続する道。が、平坦な道にほとほと飽きていたので、とても楽しく走れました。

そしてこのへんで、「やっと600を完走できるかも・・・」と実感がわいてきて、少しうるっときたりして。

 

楽しい有料道路のあとは、たまがわや千葉のブルベではおなじみの道を通って、ゴールのいつものデイリーヤマザキまで。

最後の15Kmくらいを宇都宮から来たというお兄さんとご一緒していたのですが、ふと「もう少しがんばれば38時間台でゴールできるかも!」と思いつき、お兄さんと一緒にラストスプリント(当社比)。途中で、先行していたTさんまでスプリントに巻き込んで、デイリーヤマザキには3人で到着^^

「やっと終わったー!!」と一緒に喜びあえました。

3人ともこの600にSRがかかっていたので、喜びもひとしお。

やっと、ようやく、SRとれました。がんばったね、わたし・・・。

 

そしてゴール受付では、先にゴールしていたお友達や、お迎えにきてくれた友達が「おかえりー」と迎えてくれて。

いろんな人にたくさん応援してもらえて、完走おめでとう!といってもらってとても嬉しかったし、600Km完走できたことで、やっとランドヌーズの仲間入りができたような・・とてもほっとした気持ちになりました。

 

今回は、今までのDNF経験を総動員して走行計画をたてて、その通りにトラブルなく走れたことで無事完走につながったなぁと思ってます。タイムマネジメント、大事です。

疲れきってしまう前に仮眠できたのでそのあとが楽だったし、雨を避けられたのもラッキーだった。

とはいえ、時間に追われまくって走るのは本意ではないので、もっといろんなコースを楽しむために走力とダレない精神力と経験が必要だな、とあらためて思ったり。

 

600のメダル、いつ届くかな。

楽しみです^^