BRM928 那須600① | OPEN THE DOOR

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ブルベのことなど、自転車のことを中心に。

またしても、今さらながらの振り返り。
先日、AJたまがわさんの那須600を走ってきました。
船橋から那須の恋人の聖地、下って白河からいわきまで、そのあとは海岸線沿いに下って船橋へ戻るコース。
結果は、無事完走。 初めての600完走です。(挑戦5回目)
うれしいやらほっとするやら。記憶に残るブルベになりました。
 
スタートは船橋親水公園。

ここでは、6:30から近所の方たちが集まってラジオ体操をやっています。

スタート時間を待ちながら、準備体操がわりに一緒にラジオ体操を。何年ぶりだろw

時間になってスタートするときに、「気をつけていってらっしゃい!」と声をかけてくれました。

いってきまーす。

 

スタートから30Kmくらいは渋滞地獄。わかってはいたけれど、しんどかったー。
最近は、信号待ちのとき(特に路肩のない狭い道のときとか信号峠な道とか)、車の横をすりぬけて前に行かずに、そのまま車の後ろにつくようにしているのです。どうせ後から抜いた車にに抜かれるし、何度も同じ車を抜いたり抜かれたりするのが嫌なので。
でも、ブルベのスタート時にこれをやると、後ろに列ができてしまう・・・嫌になって「お先にどうぞ」ってするんだけど、どうするのがスマートなんだろう。
 
つくばあたりまで来れば、一安心。この日も筑波山がきれいー。
筑波山はこちらからのアングルがいちばん好き。
今回の目標は、ホテルで休憩3時間。そのために、前半はとにかく真面目に走る。
 
筑波山の西側を北上して、笠間を通って、栃木ー!
このあたりのアップダウンは、いつもながら楽しかった。(脚が元気なとき限定)
 
PC2に到着する少し前から、他の参加者(男子)にずっと後ろに張りつかれて。
PCでうまい具合に分かれたな、と思っていたら、茂木あたりで前方にその人を発見(案の定、他の参加者にぴったり張りついていた)。
少しペースがゆっくりだったのでパスしたら、いつのまにかまた私の後ろに・・・。
登りで離れては下りで追いつかれ、平坦では後ろにぴったりと。
向かい風だろうがなんだろうが、後ろを走られるのは全く気にしないんだけど、知らない人にあまりにぴったり着かれるのは正直キモチワルイです。生理的に無理。少し間空けてほしい。
楽しいアップダウンを若干イライラしながら走っていたら、少し長い登りを越えたあとにいつのまにかいなくなってました。ざまあwwと思ったのはナイショ。

 

道の駅もてぎのジェラートに後ろ髪をひかれながら、PC3の那須をめざす。
アップダウンのあとは、ひたすら1~2%のゆるーい登り。がんばりすぎると脚を削られるので、軽めのギアでくるくる回すように。
 
ひたすらまっすぐ。(ためいき)
 
PC3の少し手前の、千本松牧場。
まじめに走ったおかげで自分計画よりも貯金は1時間プラスだし、もてぎのジェラートは我慢したし・・・ちょっとくらい寄り道してもいいよね?
期間限定、おいしかったです。チョコミントのソフトクリームってめずらしい。案の定、身体が冷えて寒くなった^^; 
 
PC3(191.8Km)には16:30到着。貯金2時間50分で上出来^^
雨雲レーダーをみると、天気予報通りに那須山中で雨に降られそう。気温も少し下がってきたので、とりあえずジレをはおってリスタート。
 
リスタート後、那須の本格的な登りの前に一つめのサプライズ。
道の反対側、すれ違った人からいきなり声をかけられたと思ったら、お友達の姿が! 
那須に走りにきてたみたいです。びっくりしたなー。この時間にここにいるなら順調だね!とお褒めの言葉をいただいたくなど。
 
この橋、那須側から走ってくるととても素敵なんだけど・・・反対側からだと残念。
 
反対からだとこんな橋。下りだし、気持ちよいのです。
 
広谷地の交差点から、フォトチェックの展望台までが今回いちばんの登り。
登りの途中で日が暮れる。那須らしいすてきな店がたくさんある通りだけど、坂はきつい。そして、日が暮れるととても暗い。なぜ那須には街灯がないのか。あんなに車が走ってるのに・・
さらに、なぜかいきなりガーミンの電源が落ちた^^; 少しの間いじってみたけど全く反応無し。
サイコンは1つしかないので若干焦りつつ、次のPCまではなんとなく道がわかるからまぁいいか、ととりあえず先を急ぐ。(距離計測のために、いちおうスマホでSTRAVA起動)
 
なんとか、フォトチェックの展望台、「恋人の聖地」までたどりつきました。
巡回に来ていたスタッフさんに撮影してもらう。おいしい塩パンも差し入れしてもらった^^
 
ここでサプライズ2つめ。
栃木在住のお知り合いが、応援に来てくれてた!! 小雨の降る中、かなり長い時間待っていてくれたみたい。もうほんとにびっくり。ガーミンが動かなくなってちょっと動揺してたけど、きっとなんとかなる!と思えた。
そして、真っ暗な展望台にたくさんのランドヌールが集まってる様子が、リアルに「変人の聖地」になっていて、なんだかとてもおもしろかった。
しばし談笑したあと、居合わせたお知り合いたちと一緒にリスタート。
このあとも、3回くらい、登りと下りが続く。
 
そして、福島きたー!
ここが最高地点、と聞いていたのに、このあとまだ登った。なぜ・・?
このあたりは小雨が降ったりやんだり。路面はしっかり濡れていたので、タイミングが良かったのかもしれない。道がけっこう荒れてて走りにくかったし、気温もぐっと下がった。やっぱり標高が1000mを越えると、気温が全然ちがう。
R289に合流したあとは、PCまで10Km下り。8月のハートでも走った道。
 
PC4到着は、貯金を保って自分計画よりも1時間プラス。PCクローズ時間に対しても貯金2時間!
すぐ近くの新白河駅前のホテルにピットインしたのが21:45。
この次のPCは240Km先なので、少し借金してもOK。目標通りに3時間の休憩時間を確保できました。
ブルベ中に、お風呂に入ってベッドで寝られるってすばらしい!
 
ホテルで落ち着いてガーミンをいじってみたけど、やっぱり反応無し。
これ以上考えてもしかたないので、キューシートとSTRAVAの距離計測で乗り切ることを決めて、ぐっすり寝ましたw 
後半は走ったことのある道が多いし、そんなに難しいルートではないからなんとかなるかな、と・・・
 
リスタートは1:00。
路面がしっかりウェットで、天気予報通りかなりの雨が降った様子。
ホテル滞在で雨天走行をできるだけ避けたい、と思っていたとおりになりました。
 
夜は暗いからどこ走ってるのかもよくわからないし、借金してるので周りに他の参加者の姿もなく。
道はゆるい登りのあとは、ひたすらゆるい下り。ずーっと山の中。途中、また8月のハートで走った道を通ったり。
これ、仮眠してなかったら絶対眠くなる道だわ・・・と思いながら、飽きてきたころにいわき着。
 
ほどなく通過チェック(326Km)到着。ようやく半分!!
参考通過時間よりも30分くらい借金してたけど、まだまだ通過チェックが続くので問題無し。
この区間では全く他の参加者を見かけなかったので、久しぶりに人に会うとほっとしたりして。みんなどこで寝てたんだろう・・・
 
勿来の浜あたりで、ようやく夜明け。ちょっと雲が多めだけど。
あーたーらしーいーあーさがきた♪
ブルベ中に夜明けを迎えると、いつも心の中で歌ってしまう。前日、ラジオ体操もやったし。

 

これ、どこだっけ? 道の脇にあった展望台みたいなとこ。きれいだったなー。
このあとは、基本海沿いをずっと走って銚子まで。
ずっと平坦かと思いきや、日立あたりは意外にアップダウンあり。思ってたよりきつくてつらかった・・
ちゃんと寝てなかったら、かなりしんどかったかもしれない。
 
ひたち海浜公園の横かな? 並木と青空がきれいでした。陽がのぼってきて、日向は暑い。
 
たしか、鉾田の通過チェックのコンビニにて。
2日目は午後遅くから雨、という予報だったはずなんだけど・・・この青空。雨の気配がない。
とてもありがたいけど、レインウェアを600Km運ぶトレーニングになりつつある・・・
ここの手前、大洗のあたりで道がちょっとわかりにくいところがあって、ルートはあってるのかな?とどきしながら走ってたはず(記憶が薄れかけてる)。
 
ここまでで、410Km。ここで借金は返済して、貯金は15分に復活w
ここから先が、ある意味いちばんつらい区間・・・。
 
長くなったので、いったん区切ります。

 

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以下、覚書。
 
天気: 1日目 曇~那須の山は小雨、2日目 曇時々晴
気温: ガーミン死亡のため不明  天気予報では15~27・28℃くらいだったかと。
ウェア: 
Raphaクラシックジャージ半袖、メッシュアンダー(2日目はウールアンダー)、
アームカバー、reric七分タイツ、指切りグローブ
山と夜間でジレとウィンブレを重ね着
ダウンヒル時、指切りグローブでも特に辛くなかった
クラシックジャージを2日間来たけど、臭くならなかった(たぶん)。ウール強い。
 
雨対策: モンベルシューズカバー、レインウェア上下、ゴム手袋、インナーグローブ 
 ※どれも使用せず
防寒対策:モンベル腹巻、アームウォーマー、レッグウォーマー、 防風グローブ(パールイズミ15℃対応)
 ※どれも使わず・・・
装備: VOLT800×2本(1本はハブ)、ION1200 
 ※ホテルで充電できたので、持っていったVOLTの換えバッテリーは使わず・・・
その他: 化粧品一式、着替え
 
寒さと雨の対策をしていったけど、結局使わずにすんだのはラッキーだった・・と思おう。
自転車が重かった。やっぱり600って大変。